新シリーズ「FREE」で、レザーマンは別次元に進化した | 刃物・マルチツール 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2019.08.20

    新シリーズ「FREE」で、レザーマンは別次元に進化した

    レザーマンから「FREE」という名の新シリーズが登場した。外見でまず目を引くのは細かいエンボスがほどこされたハンドルだろう。これだけでずいぶん軽快な感じがする。じつは軽快なのは見た目だけではない。操作感もきわめて軽快である。ハンドルの開閉がマグネット式になったので、そのぶん開閉の摩擦抵抗が少なくなって力が不要になった。

    もうすこし詳しく説明すると、従来のレザーマンのプライヤー型ツールは、ハンドルを開くのがかたくて、両手で両側のハンドルを持ってグッと力を入れて開かなければいけなかった。この新しいマグネット式だと、片手で片側のハンドルを持ってチャッとスナップを利かせて振ればハンドルが開く。

    もうひとつ軽快になった点がある。これまで各ツールを開くときは爪で根元を引っかけて起こしていたが、根元を指で押して起こす仕様に変更になった。もうこれで爪を傷める心配をしなくていい。

    もうひとつ変更点を付け加えておくと、各ツールの位置である。これまではハンドルの内側に付いていて、プライヤーを開いてから各ツールを開いていたが、これはハンドルの外側に付いていて、プライヤーを開かなくても各ツールを使うことができる。

    レザーマンのプライヤー型ツールはもうほとんど完成された道具だと思っていたが、まだこれほど改良の余地があったとは! もうこれからはレザーマンの中でも「FREE」シリーズが主流になっていくのでは……と思えてくる。

    「FREE」シリーズのプライヤー型ツールは、いまのところ「P4」と「P2」(写真)の2種が発売されている。「P4」は21機能、「P2」はノコギリと波刃ナイフがマイナスされて19機能(「P2」は直刃に波刃がセットになったコンボナイフが付いている)。ノコギリが不要ならば「P2」がおすすめだ。

    「P2」のたたんだ状態とケース。ハンドルの裏側にはクリップが付いている。

    色が濃くなっている部分がマグネット。

    根元を親指の腹で押すと、ツールが開く。

     

    「FREE」シリーズには、プライヤーなしの軽量モデルも登場している。12機能の「T4」と8機能の「T2」(写真)である。「T4」には、「T2」に付いていないハサミ、木工/金属用ヤスリ、ピンセット、マイナスドライバー(S)が付いているが、重さが122gと重くなる(「T2」は96g)。とりいそぎ「FREE」シリーズを体感してみたい人は、価格も安い「T2」から入手してみてはいかがだろうか。

    8機能の「T2」。ナイフは片手で開けるように親指を引っかけるサムホールが付いている。

    「T2」にはクリップは付属せず、シンプルな形状。

     

    FREE P2 20,000円+税

    FERR T2 5,900円+税

     

    ※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。

    FREE P2
    https://www.pal-shop.jp/item/A55909005.html

    FERR T2
    https://www.pal-shop.jp/item/A55909006.html

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