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    2025.12.18

    【SOTO速報】2026年展示会で「激アツ新作」を多数発見!あの名作がより軽量に

    【SOTO速報】2026年展示会で「激アツ新作」を多数発見!あの名作がより軽量に
    1978年の創業以来、革新的なガスストーブ、バーナーを開発し続けてきた新富士バーナー株式会社。同社が展開するアウトドア向けブランドSOTO(ソト)は、キャンパーから山好きまで、多くのアウトドアフリークたちを長年にわたって支えてきました。

    そんなSOTOの「2026年新作展示会」に潜入。多くのキャンパーに愛されるあの名作ストーブのオプションアイテムなど、気になる情報を速報でお届け! 注目アイテム満載なので、ぜひ最後までお見逃しなく!

    【朗報】ST-310、ST-340をアップグレードさせる「カコムシリーズ」登場!

    今回も数多くの新作が発表された「SOTO 2026年新作展示会」。注目作が多く「なにからご紹介しようか……」と迷うところなのですが、ここは勿体ぶらずに、個人的に「一番アツい!」と感じた注目作からご紹介していこうと思います。

    それがこちらの新作「カコムシリーズ」。もともとソロキャンプや登山用に開発されたソロストーブ「ST-310」もしくは、その改良版「ST-340」の機能を拡張させるオプションアイテムです。

    「レギュレーターストーブ ST-310」と言えばSOTOの代名詞的アイテムのひとつ。なんとこれまでに累計100万台以上も販売しているとのことで、「長年、愛用してます!」というキャンパーさんも多いことでしょう。かくいう筆者も愛用者のひとりです。

    「カコムシリーズ」の核となる「カコム ベーススタンド」は、そんな不朽の名作「ST-310」、「ST-340」のゴトクとして使うことができるアイテム。

    本体素材には高強度ステンレスを使用しているため、大型のダッチオーブンなどを乗せてもこの通り問題ナシ。これまで「ST-310」に適合しなかった大きな鍋も使えるようになり、調理の幅がグッと広がりそうですね。

    そして、ここからが本作「カコムシリーズ」の真骨頂。先述した「ベーススタンド」にピッタリはまるオプションプレートが豊富に用意されているんです。

    本格的な焼肉が楽しめる「グリルプレート」のほか、「たこ焼きプレート」、「ジンギスカン鍋」、「おでん鍋」といったオプションを組み合わせることでさらに機能が拡張。ソロキャンプだけでなく、ファミリーや仲間とのキャンプにも対応する万能器具となります。

    「カコムシリーズ」があれば様々な料理に対応できるので、アウトドアのみならずおうちでのパーティーなどでも活躍しそうですね。

    なおこちらの「カコムシリーズ」は、来年以降さらにラインナップを拡充させていくとのこと! 今後、眼が離せないシリーズになりそうです。

    登山でも炊飯したい!でも失敗したくない!を叶える新・水蒸気クッカー

    続いては、登山などのアクティブなシーンで、誰でも簡単にちょうど一人前のご飯が炊けるというクッカーをご紹介。

    世の中には、お湯を注ぐだけですぐ食べられる「アルファ米」という代物もありますが、まとまった数を買おうとするなかなかのお値段がしますし、「山で炊き立てのご飯が食べたい!」と思う方は少なくないはず。

    かといってアルミ製などの軽量クッカーを使うと、底が真っ黒にコゲつくなどの失敗をしてしまうことも……。

    その点、こちらの「スチームライスクッカー ITADAKI」は、その名の通り蒸気で加熱するのでコゲる心配はゼロ。細かい火力調整も不要で、吹きこぼれることもなく、安定した調理が可能とのことなんです。

    調理方法はいたってシンプル。まずお米を1時間以上浸水させ、次に0.5合を炊く場合はマグに米0.5合と100cの水を入れ加熱します。沸騰後10分加熱を続けたのち、さらに10分間余熱で蒸らせばふっくらご飯の完成です。

    また、水蒸気調理の特徴をいかして「温野菜」などをつくることも可能。さらに、調理後にクッカーに残ったお湯を活用すれば、炊飯をしたすぐ後にすぐ汁物を作ることだってできちゃいます。

    機能派のチタン製カトラリー3種

    お次はこちら! 意外にもこれまでSOTOでは単体での販売がなかったカトラリーがいよいよ登場します。「UKU(ウク)」と名付けられたこのシリーズではスプーン、フォーク、スポークの3種類がラインナップ。

    UKU(ウク)というシリーズ名の秘密は、本体中央部の凸部分にあり。この形状のおかげで置いたときに先端部分が“浮く”ためテーブルに接触せず、つねに衛生的に食事が楽しめるというワケ。

    さらにこの凸部分は、クッカーの端にひっかけておくこともできるという機能的な側面も。こんなに小さなカトラリーにも細かいギミックを持たせているあたりが、さすがSOTOと言ったところですね!

    あの名作がリニューアルでさらに魅力的に!

    ここからは、より軽量になったリニューアル品や、特別仕様の限定品などを紹介していきます!

    名作「ウィンドマスター」がリニューアル。4本ゴトクが待望の標準装備へ

    登山などのシーンを想定して開発された名作「ウインドマスター」。これまで本作には3本ゴトクが付属していたのですが、なんと購入者の約7割が別売の4本ゴトク「フォーフレックス」を追加で購入しているというデータがあったそうなんです。

    そんなカスタマーの要望に応え、今回その4本ゴトクが標準装備として付属することに。こうした声に柔軟に対応する姿勢こそ、SOTOが人気を獲得し続けている理由のひとつなのでしょう。

    しかも、標準装備になるということでゴトクの素材を見直し、マイナス5gの軽量化を実現。重量約22gの“新生ゴトク”として生まれ変わりました。

    そしてなんと今回リニューアル記念ということで、3本ゴトクと4本ゴトクが両方付属するスペシャルなセットも数量限定で販売することが決定。

    この限定セットでは、収納ポーチもリップストップシルナイロンを採用した特別仕様に。にもかかわらずお値段は据え置き価格の9,350円(税込)とのこと!

    2026年4月17日より販売開始とのことなので、気になる方はいまからスケジュール帳にチェックを入れておきましょう。

    「フィールドホッパー」は-105gの軽量化

    SOTOの発明品ともいえる名作「フィールドホッパー」も大幅に軽量化を果たしてリニューアル。

    ワンアクションで4本のスタンドが飛び出す基本構造やサイズ感はそのままに、素材を見直すことで約105gの軽量化を果たしました。

    まず言及したいのが天板の厚さ(薄さ)。従来品に比べさらに-0.1mm薄い素材に切り替えたとのこと。

    左が従来品で右がリニューアル後の板金パーツ。赤枠部分が肉抜きされている

    そしてその天板を裏で支える板金の厚さは-0.2mm薄くすることに成功。さらに、上の写真の赤枠部分を肉抜きするという徹底した軽量化が施されています。

    さらに、脚パーツは内部が空洞のパイプ材へと変更。もともと395gと十分軽量だったものを、約105gも軽量するという企業努力には感服せずにはいられません。

    しかも、耐荷重は従来品とほとんど変わらぬ2.5kg。これはもう、買うしかありませんね。発売は2026年4月17日予定とのこと!

    スライドガストーチもリニューアル

    みなさんお馴染み「スライドガストーチ」もリニューアル。基本的な機能は変わっていませんが、ボディ素材をスケルトンブラックに変更。内部構造が見えるスケルトンならではのギア感が所有欲をくすぐりますね。

    こちら定価は決まっておらず「オープン価格」での販売とのことですが、より安価にできるよう構造を見直したとのことで、従来品よりも若干お安い価格になる可能性が高いとのこと。販売開始時期は、2026年1月下旬頃だそうです。

    2026年もSOTOから目が離せない!

    このほかにも、まだまだ新作は沢山! とくに注目なのは、SOTOの広報担当が「今年とくに人気だったんで、ラインナップ増やしちゃいました」と話すこちらの蓄光シリーズ。

    「スライドガストーチ」「マイクロトーチ アクティブ」「ガス抜きツール」などお馴染みのアイテムが蓄光ボディをまとい、限定企画品として登場するそうです。

    このほかの新作、限定企画商品はすでにSOTOのホームページにも掲載されていますので、気になる方はそちらをチェックしてみてください。現場からは以上です!

    SOTOの2026年新製品特設ページはこちら

    加茂 光さん

    アウトドアライター・編集者

    キャンプ系webメディア編集部を経てフリーに。アウトドア派ではない妻も快適に過ごせるキャンプを目指し、日々、お小遣いを節約しながらコツコツとキャンプ道具を収集中。座右の銘は、「ルール破っても、マナーは守るぜ」。

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