アウトドア情報誌『BE-PAL』(2023年1月~2025年2月号まで)に掲載された記事から、焚き火や薪ストーブ、温泉といった設備ほか、雪遊びや絶景が楽しめるなど、冬に行きたいキャンプ場を紹介する。テントサイトからコテージまで、スタイルはさまざま。家族連れで行きやすいキャンプ場もチェックしよう。
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冬キャンプの魅力
冬キャンプには、夏キャンプにはない魅力がいくつもある。寒い時季のキャンプの楽しみ方や、キャンプ場を選ぶポイントもチェックしよう。
焚き火や雪遊びも楽しめる
冬は焚き火の暖かさを満喫できるベストなシーズン。雪が降る地域なら、雪だるまやかまくら作りなどの雪遊びができるのも冬キャンプならではの楽しみだ。加えて、近くに温泉があると冬キャンプを満喫できるだろう。
また、冬はキャンプのオフシーズンのため、夏に比べてキャンプをする人が少ない傾向にある。そのため、キャンプ場の予約が取りやすく、場内も広々と使えるのも魅力。電源設備付きのサイトや、コテージに泊まるのもいい。お湯が出るかどうかも確認しておこう。
▼参考記事
【千葉県】冬におすすめのキャンプ場
薪が無料で使えるキャンプ場や、源泉かけ流し露天風呂のあるキャンプ場も! 家族連れにもうれしい施設だ。
(BE-PAL 2023年1月号、2023年3月号より)
大原上布施オートキャンプ場

営業:通年
予約:随時(HPより予約)
テントサイト:70
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:4,500円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
千葉県の外房エリアにあるキャンプ場で、小高い丘の斜面に立地。グリーンが美しい芝生のオートサイトは上段、下段に分かれていて、上段は区画サイト、下段はフリーサイトになっている。各エリアに炊事棟とトイレが整備されていて、使い勝手も良い。
こちらでは、オーナーが間伐材や剪定後の枝など、地元から調達してきた薪を無料で提供している。斧なども用意されているので、薪割りも楽しめる。宿泊料はオープン当時から変わってないそうで、低価格でキャンプができるのがありがたい。冬は薪ストーブ愛好者のオアシスに。



▼参考記事
キャンプマナビス

太平洋と小高い山へ続く森という2つの自然を満喫できるユニークな立地が魅力。運営は「河合塾マナビス」の子会社。企業理念である「すべてはお子様たちの健やかな成長のために」をテーマに子供が五感をフルに使う体験を用意。体験型イベントも展開予定だ。家族で利用することを考え設備を充実させているので、初めての人も安心。

施設内に源泉かけ流し露天風呂がある。
▼参考記事
【埼玉県】冬におすすめのキャンプ場
都心からアクセスが良く、気軽に利用できる埼玉県のキャンプ場。焚き火も満喫できる。
(BE-PAL 2023年1月号より)
さいたま桃月園キャンプ場

営業:通年
予約:利用日の2か月前より
テントサイト:13
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:6,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
「焚き火をしながらゆったりできる場所が近場にあったらいいのに……」。そんな都会の住人の夢をかなえるべく誕生。大宮中心部から車で20分、JR埼京線指扇駅から徒歩17分とアクセスが良いうえに、周辺には民家がない理想的な立地だ。
2,000円で薪が使い放題なので、存分に焚き火を楽しめる。テントサイトは車の乗り入れ不可だが、駐車場はサイトのそばなので問題はない。設備は炊事場、温水洗浄便座付きトイレ、無料のシャワーなど。併設のカフェでは週末限定でモーニングも提供(要予約)。

薪は焚き火台1台につき2,000円で使い放題(2台目からは1,500円)。

カフェも併設。
▼参考記事
【群馬県】冬におすすめのキャンプ場
薪ストーブや焚き火はもちろん、雪遊びが楽しめるキャンプ場もある。サイトのバリエーションもさまざまだ。
(BE-PAL 2023年2月号、2024年11月号、2025年2月号より)
北軽井沢スウィートグラス

営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:約100
その他の宿泊施設:約50棟
モデル料金:5,500円〜
ファミリーから犬連れ、ソロまで、テントサイトのバリエーション多彩な人気キャンプ場。宿泊棟もさまざまなタイプがそろっていて、全棟に薪ストーブが設置されている。
こちらでは山の保全活動にも力を入れていて、森を更新するために切り出された小径木や太い枝を短時間で自然乾燥するように短くカットし、「コロ薪」として無料で提供している。薪を割ったり運んだりする道具があるのも嬉しい。コロ薪は焚き火台でも薪ストーブでも利用OK。安全に楽しく火と戯れよう。

常設タープの下に焚き火炉&薪ストーブが設置された狼煙サイト。

宿泊棟全棟に薪ストーブが設置されている。

コロ薪ステーション。使い放題だが、余った薪は返却のこと。
▼参考記事
グリーンパークふきわれ

営業:通年
テントサイト:約70
その他の宿泊施設:9棟
モデル料金:5,800円~(大人2名+子供2名+クルマ1台で1泊利用した場合)
細やかなサービスで人気。例年、3月上旬ごろまでは積雪がある。初心者向けの冬季対応手ぶらキャンププランのほか、トレーラーハウスやキャビンに泊まるプランもあり、小さな子連れのファミリーも安心だ。
数は多くないが、ソリやおもちゃの雪玉製造機の貸し出しもある。冬季限定で薪使い放題プランを提供(1,500円)。

▼参考記事
HOTAKANE BASE

営業:通年
予約:1か月前より
テントサイト:14
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:6,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
2016年3月、統廃合によって閉校となった武尊根小学校を利活用するために、NPOが運営を開始し、同年10月にキャンプ場をオープンした。テントサイトのバリエーションも多く、初心者向きのウッドデッキサイト、地面がふかふかの天然芝生エリア、平日限定のソロキャンプエリアなど、さまざまな層に対応。
温水の使える炊事場、温水洗浄便座付きトイレなど、設備も十分だ。アウトドア会社が運営しているので、夏はカヌーや川下り、冬はスノートレッキングなどのアウトドア・ツアーも提供している。


▼参考記事
【栃木県】冬におすすめのキャンプ場
温泉や冬ならではの景色などが味わえるキャンプ場をセレクト。便利な電源付きサイトも必見だ。
(BE-PAL 2023年4月号、2024年1月号、2024年3月号、2024年5月号、2025年1月号、2025年2月号より)
塩原グリーンビレッジ

営業:通年
予約:前々月の1日より
モデル料金:コテージ 12,000円~、テント 3,240円~
テントサイト:105
その他の宿泊施設:43棟
塩原温泉郷の一角、2万5,000坪の広大な敷地内にキャンプ場やコテージ、レストラン、釣り堀などが整備されている。敷地内に2か所源泉があり、無料で利用できる宿泊者専用の露天風呂「野天のゆ」と日帰り温泉施設「森のいで湯 福のゆ」(大人750円、子供430円)が宿泊者は無料となる。
オートサイトは90区画あり、80㎡、100㎡、180㎡の3タイプ。76区画で電源の利用が可能だ。コテージやバンガローも充実しているので、宿泊棟+温泉というのもいい。炊事棟では温水も利用できる。積雪は少なめ。

「森のいで湯 福のゆ」の露天風呂。売店や食事処も併設されている。
写真協力:岸川真由美
▼参考記事
川治温泉薬師の湯キャンプ場

営業:通年
テントサイト:約16
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:4,500円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
2019年にオープンしたキャンプ場。男鹿川や山並みを眺めながら温泉を楽しめる、源泉かけ流しの共同浴場『薬師の湯』に隣接している。もともとは野球のグラウンドだったそうで、開放的な空間になっている。
サイトは中央部が車の入れないフリーサイトに、鬼怒川に沿ったエリアが区画のオートサイトになっている。リーズナブルに利用できるソロキャンプ料金も設定されているのもうれしい(1,950円)。全サイト、犬連れOKなので愛犬といっしょに過ごすのもいい。
設備はトイレと洗い場とシンプルだが、温泉もあるし、管理も行き届いている。最寄りの野岩鉄道会津鬼怒川線・川治湯元駅から徒歩約10分。敷地内には鉄橋が通っていて、ゆっくりと走る列車を見物できる。

隣接する『川治温泉薬師の湯』。泉質は単純温泉。

炊事場には洗剤も常備。12月~3月は水道が止まる。
▼参考記事
矢板市 城の湯キャンプ場

東北自動車道・矢板ICから約7分の「城の湯やすらぎの里」内のキャンプ場。大浴場&露天風呂がある温泉センターと隣接していて、受付で利用日を申告して料金(1人300円)を支払えば、指定日は温泉に入り放題となる。
テントサイトは1区画10m×10mと広々。クルマの乗り入れはできないが、フラットで開放的だ。温水は出ないが屋内炊事場は暖房付きなので冬も暖かい。場内にはマウンテンバイクのコースもあり、ファットバイクや電動バイクのレンタルもOK。車中泊向けのRVパークも整備(2,000円)。

隣接する温泉センターは露天風呂、大浴場が備わっている。食堂や売店もある。

暖房付きの屋内炊事場。
▼参考記事
道の駅きつれがわキャンプ場

営業:通年(週末のみ)
予約:2か月前の1日より
テントサイト:10
その他の宿泊施設:
モデル料金:4,800円〜
野菜の直売所やパン工房、ラーメン店や餃子店などが人気の「道の駅 きつれがわ」に併設。目の前に川が流れる広々としたテントサイトはフリーサイトで、1区画は8m×8mほど。車は横付けできないが、荷物の搬入出時に限り乗り入れができる。
設備はトイレ&水場とシンプルだが、徒歩1分の道の駅内には美肌の湯として知られる喜連川温泉がある。内湯、露天風呂、サウナ、水風呂と充実の内容。寒い時季もポカポカだ。
サイト隣の水辺公園には子供が楽しめる遊具も設置されているので、ファミリーでの利用にもオススメ。

▼参考記事
鷲の巣キャンプ場

那珂川を見下ろす山の高台にあるキャンプ場。清流・那珂川の流域でとくに渓谷美が随一とされる、鎌倉山からの眺望が場内から楽しめる。また、秋から冬にかけて雲海が出現することもあり、それもまた絶景だ。

▼参考記事
アビルキャンプリゾート那須

ジャングル化していた約15,000坪の耕作放棄地に手を入れ、キャンプ場としてオープン。草や竹などは伐根したが、自生していた木は残し、地形を活かして整備したとのこと。
テントサイトは、柵で仕切られた区画オートサイト、樹木などで区画されたフィールドフリー区画サイト、ソロ向きの林間フリーサイトなど。電源が利用できるサイトも多い。 レンタル品はキャンプ用品から暖房器具まで網羅。ストーブは単体でも借りられるが、薪ストーブを室内に設置できるベルテントと併せて借りるのもいい。
設備はお湯の出る炊事棟やシャワー、ランドリーなど高水準。季節のイベントをはじめ、セルフロウリュができるフィンランド式サウナ、アスレチックや広場、ドッグランなど、家族で楽しめる施設も充実している。

薪ストーブは1台4,400円。ベルテントは設営&撤収費込みで15,400円。
▼参考記事
スリーアローズ 那須キャンプビレッジ

営業:通年
予約:4か月前の1日より
テントサイト:36
その他の宿泊施設:10棟
薪ストーブ付きコテージからオートサイトまで、さまざまなスタイルで冬キャンを満喫できるキャンプ場。2万坪の広大な敷地内にコンセプトの異なる3つのキャンプエリアが整備されている。
薪ストーブ付きコテージがあるのは「ベラビスタ那須CANエリア」で、コテージ大が2棟、小が3棟(犬連れNG)のほか、犬連れOKのトレーラーハウス、RVサイト(電源と水道が付属。一部、犬連れOK)がある。なお、薪ストーブを使用する際は別途、レンタル料3,000円(2時間分の薪代、着火剤等込み)がかかる。
ほかに、ルーバー(日よけ)付きのオートサイトやドッグフリーサイトを備えた「リーフガーデンキャンプサイトエリア」、シンプルにキャンプを楽しめる「鹿の子オートキャンプサイトエリア」がある。東北自動車道・那須ICより5分とアクセス抜群だが、メイン道路から外れているので、静かに過ごせるのもポイントが高い。

コテージ小。ソファベッド、寝具が付属。テラスには冷蔵庫やBBQグリルもそろっている。

入り口すぐの屋根付きテラスに薪ストーブが設置されている。

各エリアに炊事棟、トイレが設置され、使い勝手が良い。温水も利用できる。
▼参考記事
【茨城県】冬におすすめのキャンプ場
薪ストーブが手軽にレンタルできるキャンプ場もおすすめ。直火OKなサイトがあるのもうれしい。
(BE-PAL 2025年2月号より)
しもはじ埴輪キャンプ場

メール:simohajiyoyaku@gmail.com
営業:通年(毎週木~土曜。日曜はチェックアウトのみ。祝日は営業。)
予約:2か月前の1日より
テントサイト:23
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:5,500円(大人2人で利用する際の目安)
適度な人の営みが介入して生物多様性を維持していた里山の環境を取り戻すべく、2017年に耕作放棄地の再生をスタート。2年後、里山の暮らしを伝える場としてキャンプ場をオープンした。 「森の整備の際に出た木々は建物の修繕やクラフトの材料に。丸太は割って薪にしています」と、代表の大和幸生さん。
テントサイトは林間サイト、栗の丘サイト、直火も可能な山桜サイトなど。車は乗り入れNGだが、その分、子供たちが安心して遊ぶことができる。場内には収穫体験が可能な菜園もあるが、落ち葉や刈り草、焚き火の灰などは土にすき込んでいるそうだ。
薪ストーブのレンタルも里山暮らし体験の一環で、「うちではペレットストーブも用意しています。木質ペレットは環境負荷が少なく、燃料費も1時間80円と安く、オススメです」。里山保全をコンセプトに掲げているので、趣旨に賛同する人に利用してもらいたいと、初回のみ会員登録料が必要となるが、会員になってはまる人が続出。スタッフといっしょに森を整備し、テントサイトの拡張に励む人も少なくないとか(笑)。

里山保全活動として薪を生産。

各種ストーブのレンタルも豊富だ。

手前は栗拾いができる栗の丘サイト。奥の山桜サイトでは直火もOK(要事前申告)。
撮影/中村文隆
城里町総合野外活動センターふれあいの里

営業:通年
予約:毎年2/1より1年分の予約を受付
テントサイト:112
その他の宿泊施設:37棟
モデル料金:3,500円〜
テントサイトは区画オートサイトと車の乗り入れNGのフリーサイトの2タイプ。ほかに別荘風のキャビン、山小屋風バンガローなど、さまざまな宿泊スタイルに対応。防寒グッズのレンタル品も豊富で、薪ストーブをはじめ、石油ストーブやホットカーペットなどもそろう。
敷地は広いが各エリアにトイレや炊事場が設けられ、使い勝手も良い。シャワーもあるが、日帰り温泉施設へは車で3分ほどだ。週末や祝日に開催されるピザ作り体験や敷地内にある天文台での観望会など、親子で楽しめるイベントも充実。

薪ストーブは1泊1,000円(電話で事前予約)。

こちらはバンガロー。寝袋や調理器具等は持参のこと。
▼参考記事




















