 
            
                          
              アウトドア情報誌『BE-PAL』(2023年5月~2025年7月号まで)やBE-PAL.NETに掲載されたアイテムから、アウトドアブランドならではの高機能モデルや、安全性に配慮したアイテムなど、おすすめのポンチョを紹介する。ポンチョを選ぶポイントもあわせてチェックしよう。
- Text
CONTENTS
アウトドア向けポンチョの特徴と選び方
雨天にさっと使えて便利なポンチョ。使い方や選び方をチェックしよう。
そもそもポンチョとは?
ポンチョとは中南米の民族衣装のこと。四角い布の中央に穴が空いており、そこから顔を出して着る。アウトドアブランドからも雨具として防風性と撥水・防水性のあるポンチョがリリースされている。
ゆとりのある形状の衣類なので、雨が降ったときにザッと被って使うのが便利。アウトドアでも日常でも重宝するアイテムだ。
耐水圧が高いポンチョなら雨の日も安心
レインウェアとしてのポンチョを探す際は、耐水圧に注目しよう。耐水圧(mm)とは水濡れに対する生地の性能を表す値で、耐水圧が高ければ高いほど防水性も高くなる。
目安としては、雨が降った時にサッと羽織って短時間着用するような場合、耐水圧は3,000~5,000mmあれば十分。大雨の中で長時間活動する場合や、自転車やバイクに乗る際に使用する場合には10,000mm以上あれば安心だ。
山登りでは、雨によって体が冷えると低体温症になるリスクがあるため、ハイスペックな20,000mm以上あるものを選ぼう。
サイズ感もチェック
ハイキングやキャンプなどのアウトドアアクティビティで使用するならば、膝上ぐらいの短い丈のものが扱いやすいだろう。着たまま歩いたり屈んだりしても、足の動きを妨げない。
さらに、フード部分にドローコードがあるものならば、ギュッと絞って密着できるため、風の強い日でもフードが外れにくくなる。
▼参考記事
モンベル|カモワッチテンチョ
簡易テントにも変身する、エマージェンシーポンチョを紹介。アウトドアにぴったりのアイテムだ。
(BE-PAL 2024年7月号より)
mont-bell (モンベル) カモワッチテンチョ
簡易テントになり、ビバークができるポンチョ。日帰り登山の際、いざというときのために持っておきたい。
簡易テントに変身するエマージェンシーポンチョ。軽量でコンパクトなアイテムだ。ポンチョとして着用すれば、背負ったリュックも雨風から守れる。
簡易テントとして使用する際は、トレッキングポールを支柱にするか、天頂のループを枝などに吊るして設営する。自然に溶け込むカモフラージュ柄で、スタッフバッグも付属。
撮影/三浦孝明
▼参考記事
ザ・ノース・フェイス|ウーロスフィールドユーティリティポンチョ
ポケットやドローコードなど、アウトドア向けの機能が充実したポンチョをBE-PALスタッフがレビュー!
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) ウーロスフィールドユーティリティポンチョ
8箇所のポケットを搭載したポンチョ。50デニールと薄手ながら、加水分解が起こりにくい上に、高い防水透湿性を備えている。表側はナイロン100%で、裏側はポリウレタンコーティングを施している。デザイン性の高さもポイント。※公式サイト現在売り切れ中
ポンチョではあるのだが、腕を通すアームホールが搭載されているため、ナイロンジャケットのように着ることもできる。自転車に乗った際には、バックパックを背負っても後ろ身頃でカバーできるバルーンシルエットなのも非常に便利。

ポケットはなんと脅威の8箇所搭載。左右下のポケットはいずれもサイドからアクセス可能。そして上からはまた違うポケットへアクセスできる仕組み、左右それぞれ3つポケットへアクセスできる設計となっている、もちろんこれらも防水仕様。
上部にもフラップ式のポケットを備え、そして右胸には、個人的に一目惚れしたこのポンチョのかっこよさを決定づける、ブランドロゴが入った斜めのジッパー式ポケットも。カラビナなどを引っ掛けられるDカンが付き、ミニライトを引っ掛けたりするのにも便利だろう。

上部のフードのつばと背面のドローコード、右手前には首元を調整するドローコードもある。また、裾と腰元それぞれにもドローコードを搭載。
絞ってややタイトなシルエットにするなど、気分によって着方を変更できる。アウトドアから街まで活躍できるレインウェアだ。
▼参考記事
ノマディックス|チェンジングポンチョ
吸水性・速乾性に優れた、タオルにもなるポンチョを紹介。
(BE-PAL 2025年7月号より)
NOMADIX(ノマディックス) チェンジングポンチョ
タオルの中で着替えもOK。重量の4倍の水を吸水し、綿タオルの4倍の速さで乾く。リサイクルポリエステル90%使用。(画像左)
撮影/猪俣慎吾
▼参考記事
グリップスワニー|FIREPROOF PONCHO
接炎しても燃え広がりにくい、焚き火にもおすすめのポンチョも! キャンプで使いたいアイテムだ。
(BE-PAL 2023年5月号より)
グリップスワニー(GRIP SWANY) FIREPROOF PONCHO
一般的な難燃素材より5倍もの強度を持つ独自開発のミリタリーファブリック「BRAZE SHIELD」を採用。着用中のウェアの上から着られるポンチョタイプ。胸には大きなフラップポケットが付き、その両サイドには下に着ているウェアにアクセスできるスルーポケットも付いている。
▼参考記事
カマクラテンマク×ナンガ|Poncho
人気アウトドアブランドがコラボした、パッカブル仕様のポンチョを紹介。
鎌倉天幕×NANGA(カマクラテンマク×ナンガ) Poncho
障がいのあるクリエイターとの共同作業によるデザインを取り入れた、カンガルーポケットに収納可能なパッカブル仕様のレインポンチョ。持ち歩きにも便利で、登山・トレッキングの際にも、大型のバックパックを背負ったまま着用できる。また、自転車やバイクに乗る際にも活躍しそう。
鎌倉天幕とNANGAのコラボ企画「ラッタラッタル Bond Series」。グラフィックのメインテーマは「点と点が繋がり線になる。線と線が繋がり輪になるように。」。
障がいのある人たちがものづくりをするアトリエ「ラッタ ラッタル」のアートワークを、「アウトドアメーカーが繋がってカタチにできないだろうか」と鎌倉天幕が考え、ナンガ社が共感し、コラボ企画が生まれたという。
車椅子にも対応できるサイズになるように、丈感を何度も調整したという。保温力が高い、こだわりのレインポンチョだ。
▼参考記事
キウ|ニュースタンダードレインポンチョ 2ND
レインウェアを数多く手がける人気ブランドのレインポンチョを紹介。安全性にも配慮したアイテムだ。
KiU(キウ) ニュースタンダードレインポンチョ 2ND
安全性を高めるリフレクターを随所に配置した定番レインポンチョ。付属の収納袋でコンパクトに携帯可能だ。
●素材:ポリエステル100%
●耐水圧:20,000mmH2O
▼参考記事
 
		
					
							
 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									
 
						 
						 
						 
						 
						 
                    






 











 
               
               
               
               
                     
                     
                     
                     
					 
					 
					 
					 
					 
				 
				 
				 
				







 
               
               
               
               
               
               
              