モンベルの「サーマラップショーツ」とは

勧められてすぐ、御徒町の『モンベル』へ。ありましたよ、防寒ウェアコーナーに。
『モンベル』公式オンラインストアによると、「サーマラップショーツ」とは“トレッキングやキャンプ、旅行などで手軽に着用できる保温性の高いショーツ”。保温剤には、速乾性に優れ、行動時にかいた汗や湿気で濡れた状態でも保温力を持続させる「エクセロフト」という中綿が使われているそう。つまり、寒い季節もアクティブに動きたい人にぴったりの温かいショーツというわけです。
試着のため手にとると、驚くほど薄くて軽い! 過去に別ブランドのダウンパンツを愛用していたこともあるのですが、その記憶と比べてもかなり薄手。重量はわずか136gとのことで、これで温かいのだろうか?と半信半疑。
ところが試着してみると……おぉ、じんわり温かいではないですか。
いろいろな履き方を試してみた
タイツと組み合わせて「ショーツ」として
まずはスタンダードに、公式オンラインストアでも勧められていた履き方です。
筆者は『モンベル』のメリノウールのタイツと組み合わせています。キルト面の表地は帯電防止加工も施されており、薄手のナイロン素材にあるぺた〜っと張り付く感じがなく、さらっと履けます。
また、膝上15cmくらいのショート丈なので足さばきもいい! 朝ランが日課の筆者は、気温10度以下の寒い日は、ランニングタイツの上に「サーマラップショーツ」を履いて走りに行くことも。冬場のランニングってお尻が冷えるのですが、これなら腰回りが温かく、走って汗をかいても冷えることがありません。

しかもリバーシブルで着られるから、一石二鳥。

裏返したフラット面はネイビーで、撥水加工が施されています。フラット面はぱっと見、中綿が入っている感じがせず、よりすっきりとした印象。

スカートやワンピースの下に着込む
もう一つ、筆者が重宝しているのは、スカートやワンピースの下にペチコートのように着るスタイル。
薄手なので、プリーツスカートのように落ち感がキモのアイテムでもぼわっと広がりません。また、帯電防止加工のおかげでいやな張りつきもナシ。
また、腰回りがスカスカとして寒さを感じがちなワンピースも「サーマラップショーツ」を仕込めば温かい。冬場の着こなしの幅が、ぐーんと広がりました。

ジーンズの下に履くのは……
冬場にもジーンズを履きたい。でも、コットン製のデニムは案外冷えるんですよね。そこでストレートジーンズに「サーマラップショーツ」を仕込んでみたところ……ぱっと見はパツパツに見えませんが、履き心地は微妙。なんとなく窮屈に感じました。
パンツの場合は太めのものや、ゆとりのあるつなぎやオーバーオールならアリかもしれません。
また、寒がりの筆者はスノーボードやスキー、子どもと雪遊びをする日などは、スキーウェアの下に中間着として着込む予定です。

たためばコンパクト!寒い日は携帯しても
このパンツが素晴らしいところは、もう一つ。パッカブル仕様で、フラット面のヒップポケットに収納できます。
近ごろでは外は寒く、室内では暑すぎるなどということも。寒さが気になる日はカバンに入れておけば、体が冷えきってしまう心配や風邪予防にもよいのではないでしょうか。

「冷えは万病のもと」といいます。また、腰回りをじんわりと温めることで、筋肉の緊張も和らぎ、腰痛予防にもなるのだとか。女性も男性も、『モンベル』の“Neo毛糸のパンツ”で元気に冬を乗り切りましょう!








