
快適に水遊びがしたい!

水遊びは、夏の暑さを忘れさせてくれるおすすめのアクティビティです。とはいえ、普段やることのないアウトドアでの水遊びとなると、何を準備したら良いか迷うこともあると思います。
水遊びでは、快適に過ごすためにいくつかのポイントがあります。想像以上に強い日差しの対策、怪我の防止、体温調節などです。これらのポイントと、水遊びに最適な服装や道具について詳しく見ていきましょう。
水遊びで注意するポイント
日差し対策

強い日差しは、冷たく気持ち良い水遊びでも注意したいポイントです。水辺は日差しを遮るものが少ないことが多く照り返しも強いため、何も対策しないとすぐに日焼けしてしまいます。日焼けは軽いやけどと同じ状態であり、ひどい場合には水ぶくれになったり、熱中症のリスクも高まります。
日焼け止めをこまめに塗ることはもちろん、つばの広い帽子やラッシュガードなどを活用して、肌の露出をできるだけ控えて対策するのがおすすめです。
転倒などの怪我

水辺は滑りやすく、水底の岩や苔むした場所、ヌメっているところは転倒のリスクが上がります。裸足で遊ぶと思わぬ怪我につながることがあり、夏に好んで履くサンダルでは外れやすく、そのままサンダルが流されていくことも珍しくありません。対策として、足元を保護し、滑りにくくする履物が有効です。
体温低下

暑い日でも、長時間水に浸かっていると体温が低下することがあります。特に風が強い日や曇りの日は注意が必要で、体が冷えすぎると体調を崩したり疲労感が増したりします。適度な休憩を挟み、水から上がって体を温める時間を作ったり、乾いたウェアに着替えるという方法も有効です。
また、温かい飲み物を用意しておくのもおすすめです。
水遊びで過ごす快適な服装
化繊系のTシャツやパンツ

水遊びをする際に特に重視したいのは、着用する服の素材です。綿素材の服は濡れると重くなり、なかなか乾かず動きづらく、体温低下の一因にもなります。おすすめはポリエステルやナイロンなどの化繊系の素材。速乾性に優れ軽い着心地なので、水遊びに最適です。価格は手頃でコストパフォーマンスも高いものが多く、ワークマンをはじめとした大手ブランドなどから様々なモデルが出ています。
1着ではなく予備も含めて複数枚用意しておくと良いです。
マリンシューズ

水辺での怪我を防ぐためにおすすめの履物がマリンシューズです。一般的なサンダルと異なり、水に濡れても脱げにくく、滑りにくいソールがポイントです。通気性が良く水が中に溜まらないようになっているので、快適に過ごせます。
現在、多くのブランドがマリンシューズを展開していて、柔らかい素材で足首の動きを妨げないモデルから、陸地でも活動しやすいしっかりとしたシューズまで様々です。
帽子

強い日差しから守り、熱中症対策に効果的なのが帽子です。つばの広いハットをはじめ、風で飛ばされないタイプのものがおすすめ。素材はメッシュ素材が濡れても乾きやすく、また他のウェアと同じく速乾性の高い素材を選択するのが良いです。
水遊びで便利な道具
保温保冷水筒

水遊び中でも、実はたくさん汗をかきます。また水辺から離れると一気に暑くなるので、冷たく清潔な水を持ち運べる水筒は必須といえます。また、お子さんの場合は水遊びに夢中になって、唇が真っ青になるまで過ごしてしまうこともあります。真夏なのに凍える寒さに襲われ、陸に上がってもすぐに体温が戻らない場合は、お湯を飲んで体内から温めると良いです。
水遊びではありませんが、私は沢登りで水筒を持って行くことがあり、水中で冷えたときは水筒のお湯に助けられています。
テント

水辺には日陰が少ない場所も多いため、ポップアップテントなどの簡易テントがあると、休憩場所や日差しを避けるスペースを確保できます。着替えをする際にもプライベートな空間として利用でき、体を休めるお昼寝スペースとしても活躍します。設営が簡単なものを選び、コンパクトに持ち運べるものが便利です。
タープ

テントと同様に日差しを避けるのに役立つのがタープです。テントよりも広い範囲を日陰にでき、開放感があるのがポイントです。家族や友人と水遊びに出かける際、テントでは手狭だったり、荷物が多くなる場合におすすめです。
タープは風通しが良く、ゆったりと過ごせる空間も魅力。設営には手間がかかりますが、それに見合う効果が期待できます。設営が面倒な場合は、自立式が便利です。
アウトドアで快適な水遊びを楽しもう

いかがでしたか。暑さから逃れられる水遊びは、家族から友達まで楽しめる夏のアクティビティの定番です。普段することのないアウトドアでの活動だからこそ、十分な準備と予測を持って安全に、快適に過ごしたいもの。服装から道具まで、快適に過ごせるアイテムを揃えて、楽しい水遊びで最高の思い出を作ってください。