
インド占星術で導く内田真代さんの占い連載!毎月の運勢のほか、その月にラッキーなアウトドアアクティビティや方角なども教えてもらいます。日々の生活や遊びの参考にしてみてくださいね。
※インド占星術は、一般的に知られている西洋占星術の太陽星座からひとつ手前の星座にずれるため、星座に該当する誕生日も西洋占星術とは違っていますのでご注意ください。
6月の全体運は?
空を見上げると、春の星座たちがそっと西へと退き、東の空からはキラキラと夏の星座が登場。
6月の空はまるで季節を駆け抜けるような勢いで、エネルギーが春から夏へと大胆にスイッチしていきます。
そんな今月のテーマは、「情熱」と「表現力」。まず注目したいのは7日。この日、行動力を司る火星が蟹座から獅子座へと移動します。
火星と獅子座は、どちらも「火」の性質を持つため、情熱やチャレンジ精神がメラメラと高まり、何かに挑戦するには絶好のタイミング。スポーツや自己表現、勝負ごとにも追い風が吹きそうです。
さらに21日は「夏至」。1年で最も太陽のエネルギーが高まるこの日は、インド占星術でも“陽の気”が極まる特別な日とされています。太陽は「自己実現」や「魂の成長」を象徴する存在。
この日は、なりたい自分や進みたい道について、意識を向けて過ごすのにぴったりです。しかも同じく6月21日は国際ヨガデーでもあります。呼吸を深め、自分自身としっかりつながることが、運を呼び寄せるアクションに。
また、個人の情熱が高まると同時に、社会全体にも明るさや活気が戻ってくるような流れも感じられそうです。イベントや文化活動の盛り上がり、新しいアイデアの発信など、周囲とのつながりの中にポジティブなエネルギーが広がっていきそうです。
ただし、「火」のエネルギーが強まる今月は、自己主張が強くなりすぎる傾向も。だからこそ、「正しく燃やす情熱」を意識しながら、周囲とのバランスにも心を配ることが運気アップのカギとなりそうです。
この6月は、「自分の内側から湧き上がる想い」に素直に従って行動することで、流れが味方してくれるでしょう。心と身体をしっかり整え、あなたらしく堂々と前に進んでくださいね。
獅子座の6月は「自分が目指したい未来像を描く最適な期間」
先月は、気をつかう場面が多かったかもしれませんね。今月は、感情と行動のバランスを上手にとることがカギになりそうです。
7日、火星が蟹座から、あなたのサインである獅子座に移動します。同時に獅子座には「過去」や「精神性」を象徴するケートゥ(※1)も滞在中です。
火星は「行動力」や「情熱」を引き出してくれる星。そんな火星があなたのサインに入ることで、「堂々と前に進みたい!」というエネルギーが高まりそうです。「このチャンスをものにしたい!」と、やる気もぐんぐん湧いてくるでしょう。
ただ一方で、ケートゥ(※1)の影響もあり、「やる気はあるのに、なぜか気持ちが定まらない…」というような、情熱と迷いが交差するような感覚になることもありそうです。
そんな時はただ前に突き進むだけでなく、一度立ち止まってみる。過去の経験の中に、今につながるヒントや再確認すべきテーマが隠れているかもしれません。
25日の新月は、あなたにとって「願望成就」や「夢の実現」を象徴する場所で起こります。「こんな未来になったらいいな」という願いを、現実に引き寄せていくためのスタート地点!「目指したい未来像」を、思い描くのにぴったりのタイミングです。
自分の夢や希望を、まっすぐに見つめてみる。そんな姿勢が運気を上昇させてくれるでしょう。
今月のラッキーアウトドアは「自然の中での瞑想」
感性を象徴する金星が今月、東のエリアに位置しています。東の空から昇る朝日を浴びながらの瞑想は、特に開運の鍵。自然と一体になって心を澄ませば、集中力がアップ。
思考を手放し、ただ「今」を感じるその時間が、直感力を呼び覚まし、勉強運や仕事運にも新たなインスピレーションをもたらしてくれるはずです。静けさに身をゆだねることで、健康運が整い、心のバランスもやさしく整っていきます。
(※1)ケートゥは、インド占星術で「月の道」と「太陽の道」が交わる点を示す「影の惑星」。目には見えませんが、「過去」や「精神性」などに深く関わる重要な存在です。
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インド占星術とは
約5000年の歴史を持つインド哲学の基盤ともいえる学問です。 出生時の太陽や惑星の配置を読み解き、自分の性質や才能、課題を知ることで「自分を受け入れる」手助けをし、 未来予測だけでなく、自己探求や人生の意味を見つけるための道しるべとして魂の成長を促します。 心に寄り添うあったかい光のような存在、それがインド占星術です。 インド占星術では多くの人が、一般的に知られている西洋占星術の太陽星座から一つ手前の星座にずれます。 ご自身の誕生日と照らし合わせてご確認ください。