
高コスパな人気ブランド「キャプテンスタッグ」
1975年、アメリカで見たBBQスタイルに衝撃を受け、バーベキューコンロの開発を始める。当初は金属製の玄関マットを網代わりに試行を重ね、翌年、地元新潟県三条市での製造による「ジャンボバーベキューコンロA型」を発売した。
現在ではテントやシュラフなども扱う総合ブランドとしての地位を確立。サテライトショップ「キャプテンスタッグ・スタンド」は全国40店舗に至る。
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値ごろで機能もしっかり!キャプテンスタッグのもの作り
「世界でいちばん品番数があると自負しています」 とは、常務取締役の髙波洋介氏。商品点数は総計1万点以上。年間に新発売される商品は200点以上にのぼる。

常務取締役・髙波陽介さん。アウトドア事業部を統括する、創業者の2代目。大学時代は「人力俥友之会」で全国野宿旅を繰り返し、アウトドアへの耐性がついたとか。
90年代に第一次アウトドアブームを迎えたが、その後長らく、アウトドア市場は低迷してきた。
「その間、価格訴求の打ち出しが目立った時期がありました。結果として、キャプテンスタッグ=コスパブランドというイメージが染み付いてしまいました」
技術もあり、すごい開発者がいるにもかかわらず、社外どころか社内にも、キャプテンスタッグの開発力のすごさが理解されていない。そこで会社の後継者として髙波氏が始動させたのがリブランディングの取り組みだった。2016年、ブランド創立40周年を迎えたタイミングだ。
会社の歴史をひもといて、あらためてブランディングしてみたところ、モノづくりへの姿勢が変わったわけじゃないと気づき、社内をはじめ、イベントなどに積極的に参加し、キャプテンスタッグのモノづくりのこだわりを発信していくようにした。
「高級スポーツカーのように、お金をかけて高いものは誰にでも簡単に作れるんです。お金をかけず、値ごろ感があり、でも機能はしっかりしたもの。そんな製品ならわざわざ買いに行きたくなりますよね」
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ソロからファミリーまで使える「トレッカーカセットガスバーナーコンロ」
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) トレッカーカセットガスバーナーコンロ
ソロキャンプからファミリー向けまで幅広く使えるシングルバーナー。開閉式ゴトクはシェラカップからソロクッカーまで対応し、使い勝手抜群。高出力2,400kcal/hで、素早く調理できる。
●サイズ:約幅115×奥行115×高さ115mm
●収納サイズ:約幅100×奥行94×高さ118mm(ケース収納時)
●重量:約300g(ガスバーナーコンロのみ)
圧電点火装置付きで、プッシュボタンで簡単に点火でき、ガス開閉ツマミで火力調節も簡単。収納ケース付きで持ち運びも便利だ。
開閉式の4本ゴトクが装備され、閉じればシェラカップ 、開けばソロクッカーまで安定して乗せられる。燃料はCB缶で調達も楽。

ゴトクをたたんでシェラカップに。

ゴトクを広げてソロクッカーに。
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簡単着火&コンパクト収納!「オーリック小型ガスバーナーコンロ」
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) オーリック小型ガスバーナーコンロ
ライター不要で簡単に着火できるシングルバーナー。五徳は開閉式で調理器具に合わせて調整できるのに加えて、コンパクトに収納できるため持ち運び便利。ソロキャンパーの強い味方になってくれる。
●収納時サイズ:約11.7cm×10.5cm×高さ6.5cm
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