
温かい国の料理「旬の野菜のマフェ」が寒い季節にうれしい!
マフェは西アフリカ発祥の温暖な地域で親しまれる料理ですが、スパイスの香りとピーナッツベースの濃厚なクリームは寒い季節にもよく合います。旬の野菜をたっぷり使うことで、体の芯から温まり、心まで満たされます。エネルギー補給にも優れ、冬場の体力消耗をサポートするおすすめのひと皿です。
【旬の野菜のマフェのレシピ】

今回使用した季節の野菜。ほかにもカブや春菊など、好みのものでOK。大根は自家製、畑で育てたものです。

野菜以外の材料です。
【材料】2~3人分
- 大根 100g
- れんこん 100g
- ほうれん草 100g
- 長ネギ(泥ねぎ) 1本
- にんにく 1片
- しょうが 1片
- ピーナッツバター 大さじ2
- トマトの水煮缶 200ml
- 水 100~200ml
- クミンパウダー 小さじ1
- コリアンダーパウダー 小さじ1
- パプリカパウダー 小さじ1
- ガラムマサラ(あれば) 小さじ1/2
- 鷹の爪 1本
- 塩 適量
- オイル 大さじ1
- パセリ(好みで)
<下準備>
- にんにく、しょうがをみじん切りにします。
- 長ネギは斜め薄切りにします。
- 大根、れんこんをきれいに洗い、皮をむいていちょう切り、半月切りにします。
- ほうれん草をきれいに洗い、食べやすい大きさにカットします。
- スパイスパウダーを合わせます。
- パセリ(あれば)をみじん切りにします。

材料は、それぞれ食べやすいサイズにカットします。
<作り方>
(1) スキレット、または鍋にオイルをひいてから熱し、にんにくとしょうがを香りが立つまで炒めます。
(2) れんこんを入れ軽く炒めます。

火が通りにくい野菜から炒めます。
(3)大根、長ネギを順に加えて炒めます。

大根を軽く炒めたら、長ネギを加えて炒めましょう。
(4) トマトの水煮缶を入れ、スパイスパウダー、塩を加えて混ぜます。

水分が少なければ水を足します。
(5) ピーナッツバターを加え、さらに炒めて、スパイスの香りを引き立たせます。

ピーナッツバターを加えたら、火加減は、弱火にします。
(6) 水を加え、野菜が柔らかくなるまで煮ます。味をみて、塩とガラムマサラでととのえます。
(7)ほうれん草を加え、火が通ったらできあがりです。

温かいうちにいただきましょう。
旬の野菜のマフェにお肉を使う場合は、鳥のもも肉や牛肉をひと口大にカットし、長ネギを炒めたあとに加えるとよいでしょう。
現地の食べ方
マフェは、ごはんと一緒に食べるほか、現地セネガルなどでは、クスクス(デュラム小麦~作られる粒状のパスタ)、ヤムイモやキャッサバから作る「フフ」や、タピオカ粉を団子状にしたものと一緒に食べられます。ごはんは、白米のほか、雑穀米や玄米、ターメリックライスにしたり、パスタやパンなどと食べるのもいいですね。旬の野菜をたっぷり使ったマフェをお好みの食べ方で楽しんでください。

今回は、胚芽米に黒米を混ぜたごはんでいただきました。
ピーナッツバター×スパイス

ピーナッツバターとスパイス類です。ここで使用するピーナッツバターは無糖、無塩タイプです。原材料が「ピーナッツ」のみのものを選びましょう。
ピーナッツバターには、タンパク質・脂肪・食物繊維がバランスよく含まれているので、満腹感が持続しやすいというメリットがあります。また、スパイスにはカラダを温めて冷えを和らげる作用や、胃腸を整える消化促進作用があります。さらに冬野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維がたっぷり含まれています。
ピーナッツのコクとスパイスのパワーで体を芯から温め、旬の野菜で栄養もたっぷり摂れる「マフェ」。寒い季節の冷え対策や免疫力アップにぴったりなメニューです。キャンプなど寒い時期のアウトドアはもちろん、おうちでもぜひお試しください。
