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    2018.08.22

    【アウトドア試乗レポート】ワゴン感覚で遊べる「ジェイド」は積載もドライブもストレスフリー

    記者・櫻井&編集・沢木による試乗レポート。今回は、ホンダ/ジェイド編です。

     3列目のシートが付いたクルマは便利に見えますが、実はほとんど使っていない人も多いとか。
     箱型のミニバンや大型SUVを除けば、3列目は緊急用のサイズだからね~。
     3列6人乗りという珍しいレイアウトをもつジェイドに、2列5人乗り仕様が追加されたのも、ユーザーのニーズに応えた結果といえますね。
     うん。6人乗りの場合、3列目を床下に収納してラゲッジに充てると最大で4人しか乗れないけど、5人乗りならそんな心配がない。
     5人乗りは2分割のベンチシートで、ゆったりと座れる設計です。
     しかも、頭上に余裕があるから窮屈な感じがない。これは、ホンダお得意の低床設計の賜物だよね。

    3~4人分の荷物が無理なく積める!

    5人乗りの後席は6:4分割可倒式。片側をたたんだ状態で、3~4人分の荷物が無理なく積める。

    開口部のへりが高く、ワゴンのように平らではない。わずかだが床下収納も付く。

    足を少し曲げれば横になれる広さ。ただし段差が大きく、腰がツラい!

     助手席も快適でした。横方向がよく見えるので、開放感があるんです。
     確かに。Aピラーの付け根からサイドガラスのショルダーラインにかけて緩やかに下がった造形なので、斜め前や横の視界が抜群にいい。障害物の多いフィールドでも運転しやすい。
     ところでパワーユニットはガソリンエンジンとハイブリッドが選べますが、どちらがいいでしょう?
     ガソリンエンジン車は可もなく不可もなくという感じ。一方、今回テストしたハイブリッド車は値段が高くなるけど、システムの出来が素晴らしく、アクセル操作を抑えたエコドライブでもストレスがなかった。
     ジェイドのハイブリッドシステムは、2系統のギアとクラッチからなるDCTにモーターを内蔵したと資料にありますが、正直よくわかりませ~ん!
     昔のホンダ製ハイブリッドは燃費追求型だったけど、こちらはさらに全回転域での力強さを実現している。変速時のショックもごくわずかで快適なんだよ。
     乗り味がいいのは、そのせいなんですね。
     同乗者にも伝わる上質さは、値段の差以上の価値がある。だから僕のおすすめはハイブリッド車。
     それにしてもデザイン、設計、走りに至るまで、個性的なクルマですね。
     ワゴン感覚で遊べて、あらゆる部分がストレスフリーなジェイドは、 “ホンダイズム”の塊。普通のクルマでは飽き足らない人に乗ってほしいな。

    ストレスフリーな工夫が満載!

    コクピットはすっきりとしたデザイン。視線移動が少なくて済むメーターパネルには、ハイブリッド
    システムの稼働状況も表示される。

    ホンダ独自のハイブリッドユニットを搭載。しっかり充電されていれば、発進時からモーター走行ができる。

    室内に余裕をもたせるため、かさばるハイブリッドの制御装置を前席間のコンソールボックスに内蔵している。そのぶん、小物入れはなし。

    Aピラーを寝かせたデザインながら、座ったときの圧迫感はない。

    ホンダ/ジェイド
    HONDA JADE
    HYBRID RS・HONDA SENSING

    ¥2,684,000(最安グレードは¥2,221,000) 全高が低く、ほとんどの立体駐車場に入れる設計。エレガントなロースタイルでありながら頭上に余裕があり、視界も良好。サイドガラス下端が低くなっているのがポイントだ。

    https://www.honda.co.jp/

    ※構成/櫻井 香 撮影/見城 了

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