
「サーモスと楽しむ心地よい時間ーTHERMOS 120th Anniversaryー」は、日々の生活のなかに心地よい時間をもたらすサーモスのさまざまな製品をとりあげて、BE-PAL流の自然派生活&外遊びを提案する連載です。
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「サーモス」ブランドが120周年!
1904年にドイツで誕生した「サーモス」ブランドが、今年で120周年を迎えました。1904年に世界初のガラス製魔法びんを製品化し、1978年には日本の技術により高真空ステンレス魔法びんを開発。その真空断熱技術を応用して、現在はふだんの暮らしからアウトドアでの遊びまで、心地よい時間をサポートするさまざまな商品を展開しています。
今回とりあげるのは、寒い冬を快適に過ごすために便利な、サーモスの新しいサブブランド「&ONDO」(アンドオンド)。
生活のなかで、よりあたたかさや心地よさをしっかり体感できる仕様にこだわった、新アイテムを紹介します。
日々の暮らしをキャンプのように
三宅香菜子さんは、キャンプ好きの女性たちで構成する合同会社「CAMMOC」(キャンモック)の一員。テレビや雑誌のキャンプ撮影の監修やフードコーディネート、アウトドアイベントでのワークショップ講師のほか、キャンプ道具を活用した防災術を提案しています。
BE-PALでは、2016年10月号の特集「新・野外料理大全」で、バルセロナ風おにぎりや、屋台風パッタイ、味噌だしキーマカレーなどのキャンプ料理を紹介。以降もCAMMOCとして、たびたびBE-PAL誌面に登場しています。
「あのころは女性のソロキャンパーなんて全然いなくて。それがいまでは、女性でも当たり前にキャンプを楽しめるようになって、本当にうれしいです。私たちCAMMOCのメンバーも、結婚して子供が生まれたりと、ライフスタイルがずいぶん変わりました。キャンプが好きという想いは変わりませんが、自分たちの生活に合わせて活動内容を柔軟に変えています」
今日のランチはキノコと根菜のミルクスープ。椎茸と舞茸、人参に玉葱を細かく刻んだら、炒め鍋にバターを入れて炒め、牛乳を入れて煮込みます。弱火でじっくりコトコト煮込むので、野菜の旨味がたっぷりです。
「バターでじっくり炒めるのがポイント。今日は塩胡椒だけのシンプルな味付けにしたので、キノコがいいだしになります」
おいしそうな湯気を立てながらコトコトと炒め鍋が歌います。
魔法びんのようなあったかさを足元から楽しむ
「朝起きたら、まずルームソックスを履きます。朝は家じゅう空気が冷たいですからね」
そんな三宅さんに、この秋発売された「&ONDO」のルームソックスを試してもらいました。いかにもあたたかそうな靴下です。
「いやこれはかなりあったかいです。内側も起毛がふわふわしていて、めちゃくちゃ気持ちいい!」

床が冷たくてもひんやりしない、&ONDOの「起毛であったかルームソックス ミドル丈」。
ウッドバルコニーとリビングを、&ONDOの「起毛であったかルームソックス」をはいたまま行ったり来たり。リビングとフラットにつながっているからか、その仕草がなんとも自然です。
「この家は段差がないから外に出やすいんですよ。バルコニーも第2のリビングという感じなので、いつもそのまま靴下で出ちゃいます。友達が来てBBQパーティーをやることもありますけど、そのときもこんな感じ。子どもがいるときは、テントも設営して、お家キャンプを楽しんだり。タープも張れるので、雨も気になりませんし」
三宅さんの自宅兼スタジオは、茅ヶ崎の海岸から歩いて5分ほどの場所。「キャンプのある暮らし」をテーマに数年前に新築したそうです。
玄関脇にはキャンプ道具用のキャンプ部屋があったり、トイレの扉のドアノブがペグハンマーだったり。太陽が燦燦と降り注ぐ気持ちいいリビングには、大きな薪ストーブが鎮座しています。
「冬になると薪ストーブの出番なんですよ〜。暖をとるのはもちろんですが、炉内でピザやグラタンを焼いたり、ストーブの上でお湯を沸かしたりと大活躍なんです。あ、熱燗をつけておくこともありますよ♪」
寒さを感じがちな手首・首をしっかり保温!
「以前、住んでいた家は本当に寒くて。冬なんて凍えそうでしたよ。だから、日当たり重視で今の家を建てたんです」
と、夫の浜田さんが教えてくれました。とはいえ季節は冬。窓を開けると外はけっこうな寒さです。
「やっぱり外に出るのは寒いでしょ(笑)。防寒しないとね」と三宅さん。
バルコニーに出る前に三宅さんが身に着けたのが、&ONDOの「あったかネックインナー」と「手首あったかビーズウォーマー」です。
首元の「あったかネックインナー」は、薄手のマイクロフリースで肌触りがよく、一日中つけていても快適。
「手首あったかビーズウォーマー」は、チタンコーティングされたビーズが体の熱をキャッチして、じんわりと保温する仕組み。
「このビーズウォーマー、手首につけてると、どんどんあたたかくなっていきます。バルコニーで植物の手入れするときにも便利ですし、薪ストーブで燃やすための流木を拾いに海岸にちょっと散歩に行くときなんかもいいですね!
ネックインナーもビーズウォーマーも、とっても軽いので、気軽に装着できるのもうれしいです」
テーブルセッティングが完了。いよいよ青空ランチの時間です!
本日のメニューは、キノコと根菜のミルクスープに卵サンド。野菜だしのやさしい味が体にしみいるようなおいしさです。
コーヒー好きの夫・浜田さんがていねいに淹れたドリップコーヒーも欠かせません。
たまに海風が吹き抜けますが、寒さはぜんぜん気になりません。足元は「起毛であったかルームソックス」でぬくぬくですから。
冬の毎日をぬくぬくにしてくれる、ふわふわな相棒たち
&ONDOのあったかアイテム
「私は足がむくみやすいから、薄くてピタッとした靴下はギュッとして苦しくなっちゃうんですけど、このソックスは締め付けがやわらかくて心地いいですね」
と、&ONDO「起毛であったかルームソックス」を試した感想を教えてくれた三宅さん。
外ごはんを満喫中の浜田さんの足元も「起毛であったかルームソックス」で包まれています。
「この靴下は、内側の起毛の毛足がすごく長い! 履くと瞬時に温まるんですよ。男だって足は冷えますからね」

内側はサーモス独自開発の「極起毛」を採用。高さのあるパイル面に、毛足の長い起毛を作ることで、魔法びんのような保温効果をもたらします。
三宅さん・浜田さんの地元・茅ヶ崎には、夏はビーサン、冬はムートンブーツ、という茅ヶ崎文化があるのだとか。あたたかい湘南でも冬はやっぱり冷える。今後、冬のお家で「起毛であったかルームソックス」という新定番が広まっていくのかもしれません。
&ONDO(アンドオンド) 起毛であったかルームソックス ミドル丈

5色展開で、左から、ミント、ピンク、ベージュ、ブラック、上の写真で三宅さんが履いていたのがグレー。サーモスの魔法びんの保温効果から着想を得て、約2年をかけて開発。靴下の内側に毛足の長い「極起毛」を作ることで、足先の体温をキャッチしてあたためます。サイズは22〜25cm。ブラックのみ22〜25cmと25〜27cmの2サイズを展開。
&ONDO(アンドオンド) 起毛であったかルームソックス ミドル丈
&ONDO(アンドオンド) 起毛であったかルームソックス ロング丈

左からグレー、ミント、ベージュ、ピンク、ブラック。こちらは膝下までのロング丈。サイズは22〜25cmの1サイズ。スカートを履いていても足元あったか。足首より上は、締め付け感の少ないリラックスリブ。適度な通気性もあって蒸れません。
&ONDO(アンドオンド) 起毛であったかルームソックス ロング丈
&ONDO(アンドオンド)あったかネックインナー、手首あったかビーズウォーマー、微起毛あったかハラマキ

あったか小物はほかにもたくさん!「あったかネックインナー」(上の2点)は薄手なのにあたたかいマイクロフリースを採用。付け外しが簡単なボタンタイプ。極寒時の外出の際は、この上にマフラーやストールを巻けば、あたたかさをプラスできます。カラーはグレーとベージュ。

「手首あったかビーズウォーマー」はチタンコートあったかビーズを配合。ビーズ内部の空洞と、ビーズ同士の空間が作る空気層が、体温をキャッチして保温します。カラーはブラウンとチャコール。吸湿発熱性のある生地を使用。

「微起毛あったかハラマキ」は微起毛素材で、じんわり温まります。上下に縫い目がないのでゴロつかず、ふだん着の下にも着られる。ウエスト約58〜80cmに対応。カラーはブラックとホワイト。
「今日はポカポカ陽気でしたけど、朝晩はけっこう寒いんです。そんなときは、このハラマキが強い味方!ハラマキとは思えないような薄さなのに、カラダにフィットして、芯からじっくり温まります。薄手の洋服の下でも目立ちませんよ!」(三宅さん)

三宅香菜子さんとフォトグラファーの浜田大士さん。三宅さんは「キャンプのある暮らし」をコンセプトにした地球の未来を創造する制作会社「CAMMOC」を営み、フードコーディネーター、料理研究家としても活動。CAMMOCの最新刊は『ラクして備えるながら防災 フェーズフリーな暮らし方』。キャンプをしながら無理なく無駄なく続ける持続可能な防災の形「SDGs防災キャンプ」と、心地よい暮らしの中に防災を取り込んだ「フェーズフリー」な生き方を提案している。
&ONDO公式サイト https://www.shopthermos.jp/shop/brand/andondo/
提供/サーモス https://www.thermos.jp/