リビングシェルはファミリーキャンプにぴったり!大人数向けのロングタイプも紹介
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    2024.07.01

    リビングシェルはファミリーキャンプにぴったり!大人数向けのロングタイプも紹介

    リビングシェルはファミリーキャンプにぴったり!大人数向けのロングタイプも紹介
    Snow Peak(スノーピーク)の人気テント「リビングシェル」。組み立てが難しそう?使い心地は?アウトドアライターが2年半に渡り使ってみた本音レビューを公開!大人数におすすめの「リビングシェルロング Pro」も紹介。

    人気ブランド「スノーピーク」ヒストリー


    金物問屋として、山井幸雄氏が創業した「山井幸雄商店」が前身。登山を趣味とする彼が、当時の登山用品に不満を持ち、オリジナルの道具を開発、全国に販売を開始。その4年後に「スノーピーク」を創業。その後、’86年に入社した現社長の太氏は、まだ盛んとはいえなかったオートキャンプというレジャーに着目する。

    ’87年に開発したマルチスタンドを機にオートキャンプ用品開発を本格始動。独自の「スノーピークレイアウトシステム」は、フィールドでの居住性を第一に、ファニチャーからバーナー、キッチンテーブルなどすべてのオートキャンプ用品をシステムとして設計。あっという間にキャンパーの心をつかんだ。’99年に米国メディアのアワードを受賞したのを機に海外へも進出。

    今では日本国内に直営店だけでも35店舗、台湾、韓国、アメリカなどでも展開している。近年は環境への取り組みとして、アパレルではダウン、化繊、コットンなどの素材の回収・再利用、昨年からキャンプギアのリユース事業も本格始動を開始した。

    ▼参考記事
    個性豊かなギアを次々に生み出す!日本が誇る12のアウトドアブランドヒストリー【P~Z編】

    ファミリーキャンパーにおすすめの「リビングシェル」シリーズ

     
    教えてくれたのは…
    フリーライター
    おおしまはなさん

    愛知県在住。ファミリーデイキャンプが中心のフリーライター。昔はインドア派でしたが、外で食べるご飯のおいしさに目覚めました。最初は組み立て方もわからないギアが多かったのですが、経験を積むうちにできるように。これからキャンプを始めよう!と思う人が、参考になるような記事を書いていきます。

     


    スノーピークの定番商品「リビングシェル」。我が家が使い始めてから、2年半になる。リビングシェルは組み立てが簡単で、室内は広くて快適に過ごせるので、ファミリーキャンプにオススメ。

    使ってみた感想を交えながら、リビングシェルをレビュー。これからキャンプを始めようと思っている人は、ぜひ参考にしてみほしい。

    リビングシェルを使ってみた感想

    2年半の間、家族4人でリビングシェルを使ってみた感想は、一言でいうと「快適!」。

    設営が簡単

    リビングシェルは、設営がラク。設営方法を簡単に説明しよう。


    1.本体を広げてリッジポールを差し込む

    テント上部の紺色のスリーブにリッジポールを差し込む。


    2.Aフレームとリッジポールを接続する

    シールを外側に向けて、Aフレームの穴の中にリッジポールを入れる。Aフレームとは青い丸シールがついており、中央が山型になっているフレームのこと。

    接続したら、センターリングを引っ掛ける。


    3.立ち上げてAフレームを本体に接続する

    本体を立ち上げ、Aフレームの下に紺色のベルトがついたピンを差し込む。ここは力が必要なので頑張って!


    4.Cフレームを本体に接続する

    赤いスリーブへCフレームを通し、Aフレームの上へ来るようにする。Cフレームとは赤い丸シールがついたフレームのこと。組み立てると、ゆるやかなカーブを描く。

    フレームが通ったら本体下部にある、赤いベルトがついたピンをCフレームに差し込もう。


    5.フックとベルクロテープを取り付ける

    ポールと本体をしっかりと固定するため、フックとベルクロテープを取り付ける。
    その後、ロープの取り付けとペグダウンをおこなえば完成!

    ひとつひとつの作業は難しくないのでキャンプ初心者さんでも簡単に設営できる。

    広くて背が高い!


    リビングシェルは室内が広く、高さも十分にある。

    夜はリビングシェル インナールームを使って、眠るスペースを確保している。


    スノーピークのシュラフ、セパレートオフトンワイド(110×200センチ)を2つとハイランダーの軽量アルミローコット1台(188×68センチ)を置いているが、まだ空間に余裕があった。

    また、リビングシェルの高さは最大210センチもあるので、空間が広々と感じる。シェルター内で腰を曲げなくてもいいので、腰痛持ちの私でも快適に過ごせた。

    雨風に強い!

    リビングシェルは雨風に強いので、急に天候が変わっても慌てずにすむ。

    夜にたたきつけるような大粒の雨が降ったときは、さすがに雨漏りを覚悟したが、無用な心配だった。過酷な環境でも、頑丈なリビングシェルは雨風からしっかりと守ってくれた。

    生地の上を見てみると、雨が玉の状態になってするすると下へ流れていた。生地の縫い目から雨が染み込むこともなく、強力に水を弾く。おかげで、朝までぐっすりと眠れた。

    夏は日差しを遮り、冬は冷気を防ぐ!

    リビングシェルなら夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる。

    我が家ではシェルターに合わせて、リビングシェル シールドルーフを使っている。

    シールドルーフは、リビングシェルの上にフックで引っ掛けるシートのこと。シールドルーフを使うことで日差しが遮られるので、シェル内の温度上昇が抑えられる。

    室内が暑くなるのを防いでくれるので、リビングシェルを使う場合は、併せて購入することをオススメしたい。

    またドアパネルを跳ね上げて、ファスナーを開けてメッシュパネルにすることで、風通しがよくなる。涼しい風がスーッと通り抜けると、外の暑さを忘れてしまうほど。

    そんな夏に快適なリビングシェルだが、冬は暖かく過ごせる。リビングシェルの下部にあるスカートをペグで止めることで、冷気の侵入が防げるようになっている。

    暑さと寒さに強いリビングシェルが1つあれば、どんな季節にも対応可能だ。

    リビングシェルはファミリーキャンプにピッタリ!

    設営が簡単で頑丈。室内が広く悪天候にも耐えられるので、小さな子どもがいるファミリーキャンパーにピッタリのシェルターといえる。インナーテントやグランドシート、リビングシェル シールドルーフ グレーなどオプション品を合わせて使うことで、さらに心地よく過ごせる。

    快適なシェルターをお探しの方は、ぜひチェックしてほしい。

    ▼参考記事
    ファミキャンの必携道具!スノーピーク「リビングシェル」で親子キャンプが快適に

    BE-PAL読者も愛用!

    「リビングシェル!我が家はこのスタイル!」(涼桃介#33さん)

    ▼参考記事
    リビングシェル!我が家はこのスタイル![読者投稿記事]

    4~6人で使うなら「リビングシェルロング Pro」がおすすめ!

    「リビングシェルロング Pro」の特徴


    「リビングシェル」をベースに、奥行きを拡張し、さらに生地の強度もスペックアップしたPro.ユースバージョン。
    530cmの奥行きで広々と使える4~6人用のシェルター。シェルターの表面にメッシュを施すことで、通気性がよく開放感のあるデザインに。


    フロント部分のドアパネルを上げることで、リビングスペースを最大限に活用できるほか、スノーピークのテント(一部商品)とのドッキングなども可能。


    オプションの専用インナールームを使うと、リビングとベッドルームを兼ね備えた2ルームシェルターに変身。季節を問わずにさまざまなキャンプシーンに対応した万能シェルターだ。


    Snow Peak(スノーピーク)
    リビングシェルロング Pro. [4-6人用]

    サイズ:530×415×220(h)m 収納サイズ:80×28×30(h)cm 重量:18.6kg

    ▼関連記事
    Snow Peak(スノーピーク)/リビングシェルロング Pro

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