キャンプでご飯を食べた後や、朝の気持ちいい時間帯にコーヒーを飲みたくなることありますよね。筆者は、キャンプでのコーヒーは、プレスコーヒーをおすすめしています。
この記事では、プレスコーヒーの基本的な淹れ方や、豆の量などを解説していきます!
プレスコーヒーとは
キャンプ場でコーヒーを飲みたいけど、初心者にドリップは難しいし、道具も沢山必要で面倒くさい!という方もいると思います。
コーヒーを飲むには、ドリップやお湯を入れるだけのインスタントコーヒーのほかに、プレスという方法があることをご存じですか?
ドリップとは抽出方法が違うため、同じ豆でも全く違う味を楽しめます。
プレスコーヒーの種類
プレスコーヒーには、以下の3種類があります。
- フレンチプレス
- エアロプレス
- アメリカンプレス
フレンチプレスは今回紹介する方法ですが、3種類の中でいちばん簡単でシンプルな抽出方法です。
エアロプレスは、空気圧を利用して抽出する方法で、短時間で雑味の少ないコーヒーが楽しめます。
アメリカンプレスはフレンチプレスに似ていて、粉がお湯の中を舞わないため雑味も少なく舌触りも良いです。
プレスコーヒーがおすすめな理由
ドリップコーヒーは繊細な味を楽しめますが、何かと道具が多くて洗い物も大変です。
キャンプ場では、道具も手間も少めがいい、という方も多いでしょう。
そんな方にフレンチプレスがおすすめです!
フレンチプレスをおすすめする理由は、以下の3つです。
- 淹れるのが簡単で初心者でも安定した味を楽しめる
- 必要な道具が少ない
- ドリップより濃厚な味になる
淹れるのが簡単で初心者でも安定した味を楽しめる
プレスコーヒーは、豆の量やお湯の量、待ち時間などをしっかり測れば誰でも美味しいコーヒーを淹れることができます。
プレスの方法も簡単で、作業工程も少ないので慣れてしまえば安定した味を楽しめるでしょう。
必要な道具が少ない
フレンチプレスで必要な道具は
- コーヒーの粉
- 豆から引く場合は、豆とミル
- フレンチプレス
- カップ
- お湯
たったのこれだけで、美味しいコーヒーが飲めてしまいます。
プレスは香りやコクを引き出してくれるので豆を挽いてすぐ淹れるのがおすすめです。
ドリップより濃厚な味になる
フレンチプレスは紙のフィルターを通さないため、豆の油分がフィルターに吸収されません。
このため、濃厚でこってりとした味わいになります。
また、豆の粒子も若干残るため舌触りも普段のコーヒーと違って新鮮です。
フレンチプレスコーヒーの作り方
用意するもの
- コーヒーの粉 約18g
- フレンチプレス
- お湯 約300ml
- カップ
- タイマー
STEP1
まず、お湯を沸かします。
沸かしている間にフレンチプレスの蓋を外して粉を入れておきましょう。
STEP2
お湯が沸いたらタイマーをスタートして、お湯を注ぎます。
この時、フレンチプレスの縁に添わせるように回し入れると雑味が少なくなります。
ただでさえ、フレンチプレスは味が濃厚になりますから、コーヒーの雑味が苦手な方は優しくお湯を注ぎましょう。
タイマーが4分になるまでわくわくしながら待ちます。
この時、お湯の温度をさげにくくするため、蓋は閉めておきましょう。
STEP3
時間になったらプレスして注ぎ完成です!
プレスコーヒーの注意点
プレスコーヒーは濃厚な味を楽しめますが、プレスまでの時間が長すぎると苦くなってしまいます。
また、豆の粒子も注がれるため、飲み終わる頃にはカップの底に沈殿していることがあります。
時折スプーンなどでかき混ぜながら飲むのがおすすめです。
フレンチプレスの洗い方
フレンチプレスの手入れはすごく簡単です。
粉を捨ててお湯ですすいだら、洗剤を少し入れて数回プレスします。
そして水で泡を落としたら乾かして終了です。
コーヒーの香りは残りやすいので、使ったらなるべく早く洗うことをおすすめします。
まとめ
プレスコーヒーは、少ない道具でドリップよりもコーヒー本来の味を楽しめるすてきな飲み物です。
フレンチプレス自体も今では簡単に手に入りますからぜひお試しください。
プレスコーヒーは油分を含むため、洋菓子より和菓子の方が相性が良いなと個人的に感じました。
皆さんも、自分なりのコーヒーのお供を見つけて最高のキャンプライフを過ごしましょう。