キャンプするなら知っておくべし!焚き火を成功させる「炭と薪の組み方」の基礎知識 | 焚き火のコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

焚き火のコツ

2024.05.26

キャンプするなら知っておくべし!焚き火を成功させる「炭と薪の組み方」の基礎知識

キャンプするなら知っておくべし!焚き火を成功させる「炭と薪の組み方」の基礎知識
皆さんはキャンプやバーベキューで火をおこすとき、どうやって組んだらいいか迷ったことありませんか?これがササっとできたら…かっこいいですよね!

今回は、知っておきたい炭と薪の特徴、そして両者の組み方を詳しく解説します。

炭と薪の基礎知識

みなさんはキャンプの時、炭と薪のどちらを使いますか?どちらにも長所と短所があり、使い分けることで快適な時間を過ごすことができます。

炭の特性

メリット

  1. 熱効率が高い
    →炭は炭化しているため、水分が少なく熱効率が高いです。これにより、より少ない量で安定した熱を確保できます。
  2. 煙が少ない
    →炭は燃えている間、ほとんど煙を出しません。これは、キャンプサイトや公共のBBQ場での使用に適していて、煙による不快感や健康への影響を減らせます。
  3. 温度調節がしやすい
    →炭は温度が安定しているため、調理に最適です。また、炭の量を変えることで温度調節も簡単にできます。

デメリット

  1. 火をつけるのが難しい
    →炭は薪に比べると火がつきにくいです。着火剤メインに火おこししようとするとかなりの量が必要となるので、ガスバーナーを使用することをお勧めします。簡単に火がつくでしょう。
  2. 薪よりコスパが悪い
    →炭は、薪と比較して作るのに手間がかかっているため、値段が高い場合が多いです。しかし、火持ちは薪よりも優れています。

薪の特性

メリット

  1. 自然の香りと雰囲気
    →薪を燃やすときのパチパチという音や木の香りは、アウトドアの雰囲気を盛り上げてくれます。自然と一体感を感じられるため、多くのキャンパーに愛されています。
  2. 自然素材
    →薪は森林から採取される自然素材であり、環境にやさしい燃料です。また、キャンプ場に落ちている木でも代用可能であるため(落ちている木を使用していいキャンプ場の場合のみ)、手に入りやすいことも利点です。
  3. 用途が豊富
    →薪は、料理だけでなくキャンプファイヤーや、暖を取る手段としても利用できます。

デメリット

  1. 水分量による変化
    →薪に含まれる水分量によって燃焼効率が大きく左右されます。湿った薪は煙が多く火がつきにくいため、しっかり乾燥させることが重要です。
  2. 煙と火花
    →薪は燃えるときに煙や火花を多く発生することがあります。火事には十分注意しなければなりません。

これらの特性を考慮して、状況や目的に合わせて適切な燃料を選びましょう!

火おこし前の準備

火をおこすにあたって、つけ始めてから「あれがない!これがない!」と焦ることありませんか?事前に道具をそろえてから、スムーズに火をおこしましょう。

必要な道具と安全装備

道具

  • マッチ、ライターまたはガスバーナーなど
  • 炭の場合、専用の鍋や網
  • 薪または炭
  • 火吹き棒またはうちわ

安全装備

  • 火消し用の道具を用意する
    →火が燃え移った場合にすぐ消せるよう水、砂等を用意するとともに、近くの消火器の場所を確認しておきましょう。
  • 防火手袋
    →火や鍋などを扱うときに手を保護してくれます。汎用性が高いで是非とも持っていたいアイテムです。

場所の選び方

風の影響が少ない場所

風が直接火に当たらないような場所を選びましょう。そうすることで、火をつけやすくなるだけでなく、燃え広がる危険性が低くなります。

平らな場所

不安定な場所では、組み上げた薪や炭が崩れる可能性があります。なるべく、平らで安定した場所を選びましょう。

安全に火を管理するポイント

火床の準備

地面に直接火をおこすと燃え移る危険性があるため、焚き火台や焚き火シートを使うようにしましょう。

周囲の可燃物を除去

焚き火をする場所の近くに、枝葉や乾燥草など燃え移りやすいものがないようにしましょう。

火の見守り

火をつけたら決して放置せず、常に誰かが見ているようにしましょう。また、使い終わったら確実に消火をしてください。

炭と薪の組み方

薪

空気の通り道を考えれば、薪はこのようにしっかり燃えます。

炭や薪をスムーズに組み立てて火をつけることが出来たらかっこいいですよね。炭と薪両方に共通しているのは、空気の通り道を作ることです。以下に紹介する組み方を実践してみましょう。

葉っぱと段ボール。

松の葉や松ぼっくりは油分を含むため燃えやすいです。

まず、燃えやすい葉っぱや段ボールなどを中央に置きます。

組み途中の薪

松の葉や枯葉を囲むように組んでいきます。

次に薪を組んでいきます。

二本ずつ向きを変えて組みましょう。

また、上に行くにつれて真ん中に寄せて組むと、火がつきやすいです。

組み終わった薪。

斜めと真上から見た、組み終わった薪。

この置き方なら、風の通り道も確保でき簡単なのですぐに組み上げることができます。

着火剤の入れ方。

急に火がつくと危ないのでトングなどを使って入れます。

火をつけるときは、着火剤や火種を隙間から入れます。

なお、高くしすぎると倒れたときに危ないため、4~5段ぐらいまでにしましょう。

炭

火がついた炭。

炭は、薪のように簡単には火がつきません。バーナーで火をつけてから組むか、組んでからバーナーで火をつけましょう。今回は、火をつけてから組む方法にします。

炭に火をつけている。

炭に簡単には消えない程度の火をつけます。

網、または専用の鍋を使って炭に火をつけていきます。ある程度火がついたら、組んでいきましょう。炭は一度火がついたら、そうそう消えることはありませんので焦らずしっかり組めるのが利点です。

火をつけて組んだ炭。

崩れないようにしっかり組みます。

小さい破片などを中央に置いたら、周りを大きな炭で覆っていきます。中央に立てかけるようにすると、下から上へ空気の通り道ができます。この時、火のついている面を下側に向けるのもポイントです。後は、うちわや息で風を送り火を大きくしていきます。

火の強さの調節方法

燃料の量を調節する

火の大きさと熱量は、使用する燃料(薪や炭)の量に比例します。小さくしたい場合は、燃料を減らすか燃料を分散させて火の範囲を小さくしましょう。

空気の流れをコントロールする

火は酸素を消費して燃え上がるので、空気の流れを調節することで、火の強さを上げたり下げたりできます。

燃料の配置を工夫する

燃料の配置によっても火の強さを調節できます。密に配置するすると熱が集中し火力が増しますが、燃料を広範囲に散らすと火力は弱まります。

まとめ

炭と薪はコツをつかめば簡単に組めますが、キャンプから遠ざかってしまうと組み方を忘れてしまいがち。そんなときのために、この記事をブックマークやお気に入り登録をして、いつでも見返せるようにしましょう!

最後に、焚き火をする際の注意点をまとめます。しっかり復習して安全に火をおこしましょう。

  • 火をおこす場所は平らで、風の影響が少なく安定しているところを選びましょう。
  • 必ず、焚き火台や焚火シートなどを使用し、周りに火が移らないようにしましょう。
  • 火をつけたら、消えるまで目を離すのはNGです。
  • 高く組み上げると崩れたときに危ないので、最初は低くして少しずつ薪や炭を追加しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

私が書きました!
島人ライター
くきの
島生まれ島育ち、生粋の島人ライターです。漁師の父を持ち、幼い頃から釣りやキャンプなどのアウトドアに触れてきました。現在自分でキャンプ場を作るために、勉強も執筆も一生懸命頑張っています!

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