七輪の使い方は?火の付け方から消し方まで注意すべき点も含めて解説!【初心者必見】
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • PR

    炭火コンロ・BBQグリル

    2024.04.10

    七輪の使い方は?火の付け方から消し方まで注意すべき点も含めて解説!【初心者必見】

    七輪の使い方は?火の付け方から消し方まで注意すべき点も含めて解説!【初心者必見】
    バーベキューと言えば「炭コンロ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は「七輪」がバーベキューには最適です。キャンプでも火器の選択肢に入りにくいアイテムなのですが、キャンプとも相性がいいことが知られています。七輪のメリット、七輪とセットで使うアイテム、七輪の扱い方、さらにおすすめの七輪まで、七輪の魅力を余すことなくお伝えします!

    キャンプで七輪を使いこなす!

    ちょっとした炭火焼に便利な七輪。昔ながらの七輪だけでなく、アウトドアメーカーからも多くの商品がリリースされています。

    キャンプの楽しみの幅を広げてくれる七輪。キャンパーの中にも愛用者が多い、注目のアイテムです!

    七輪を使うメリット

    炭火調理に便利

    七輪は、炭火調理に便利です。

    とくに昔ながらの珪藻土や陶器を使用したものは炭からでる赤外線を受けて、七輪自体からも赤外線を発生させる効果があります。

    そのため、ダブルの赤外線で食材にじっくりと火を通し、食材を美味しく仕上げてくれるのです。

    しかも、送風口があるものは、開閉することで火力の調節が可能。食材によって、焼き加減の微妙な調整ができます。

    コスパが高い

    七輪は、コスパが高いのもメリット。

    5000円以下で購入できるものが多く、珪藻土や陶器のものは、大事に扱えば長い期間使用できます。

    また、蓄熱性が高いため、少ない炭で大きな火力が得られます。ランニングコストが抜群なのも嬉しいポイントです。

    セットに時間がかからない

    組み立て式の炭コンロや焚き火台と比べて、七輪はセットに時間がかかりません。

    キャンプ地で袋から取り出してすぐに使用ができるので、余計な手間を省いてすぐにバーべキューをスタートできます。

    炭がおこしやすい

    遠赤外線効果のある七輪は、炭がおこしやすいのがメリット。

    炭コンロと違って炭を入れる部分が小さく、設置した炭がコンパクトにまとまるからです。

    送風口がついたものは空気の循環がよいため、火起こしに慣れていない方でも、かんたんに炭をおこせます。

    水洗いの必要がない

    珪藻土の七輪は水洗いの必要がなく、基本メンテナンスフリー。バーベキュー後の後片付けにかかる手間を省けます。むしろ、水洗いしてしまうと寿命を縮めるため注意が必要です。

    もちろん、使用を重ねると表面が黒ずんできますが、それも味としてとらえればOK。本体が汚れても、網と分離しているため、食材を焼く際に、衛生上は何の問題もありません。

    七輪を使う際に必要になるもの

    七輪

    七輪には、主に丸形と角型の形状があります。丸形は一般的な形状で、炭のコストを節約できます。少ない炭でも十分な火力が得られるからです。

    一方の角型は、焼き鳥や串に刺したバーベキューなど、長さのある食材が焼きやすい形状です。

    素材は、主に以下の3種類。

    ・珪藻土
    ・金属(スチール)製
    ・陶器

    珪藻土は遠赤外線効果があり、炭から出た熱をまんべんなく食材に伝えられます。デメリットは重く、水に弱い点。水洗いすると寿命を縮めてしまうため注意が必要です。

    金属製のものは加工がしやすいため、デザインが豊富です。また、水に強く軽量なのでアウトドアでの使用に向いています。

    陶器のものは遠赤外線効果があり、水洗いができます。ただし、強い衝撃を与えると、割れてしまうので注意しましょう。

    サイズは小型の一人用サイズから、大型のファミリー用のものまでさまざま。使用人数に合わせたものを購入しましょう。

    箱に入った備長炭。

    備長炭

    七輪の燃料となるのが炭。種類によって燃焼時間や燃え方が異なります。

    おすすめは、白炭や備長炭などの長時間燃焼する炭です。

    少量で長持ちするため、キャンプに持って行く荷物を減らせますよ。

    着火剤

    2種類の着火剤が並んでいる。

    着火剤には様々な種類があります。

    炭と同じく着火剤も燃焼時間が長いものがおすすめ。炭は薪よりも火がつきにくいからです。

    防水性の高いものならば、雨天でも安心して使用ができますよ。

    火箸・トング

    トングが地面に置かれている様子。

    トング

    火箸とは炭を掴むための金属製の箸のこと。炭を掴む道具としてはトングが主流になっているため、目にしたことがない人も多いはずです。

    火箸は和な雰囲気のアイテムなので、昔ながらのレトロな七輪との相性が抜群!見た目にこだわりたい方にイチオシです。

    トングは100円ショップでも取り扱いがあるため、ダイソーやセリアなどを覗いてみるのもよいでしょう。なるべく炭を掴む先の部分が広いものがおすすめです。炭を誤って落とす危険性が少ないからです。

    耐熱手袋

    皮手袋が地面に置かれている。

    耐熱性の高い皮手袋。

    耐熱手袋は火傷予防に必須の道具です。種類は革製のものが適しています。

    軍手よりも熱を通しづらいため、熱くなった七輪や火消し壺を長い時間持てるからです。

    うちわ

    七輪に入れた炭の着火をうながすために必要です。パタパタと上から扇いで、新鮮な空気を七輪の内側に送り込みましょう。

    焼き網

    七輪を使って調理する際に必要になります。焼き網を使えば、食材の内側までじっくり熱が伝わり、美味しく焼けますよ。

    火消し壺

    火消し壺とは、蓋つきの容器のこと。主に金属製のものが主流ですが、難燃性の素材を使った袋状のものも販売されています。

    キャンプ地で七輪を使用した後、車に積み込むために、まずは炭を完全に灰にする必要があります。

    その点、日消し壺があれば、炭の消化がスピーディにできます。火消し壺に炭を移し、蓋をすることで空気をシャットアウトし、燃えている炭の消化ができるからです。

    加えて、火消し壺の中に入れた炭や灰はそのまま持ち帰れます。後片付けにかかる時間が短縮できますよ。

    火の付け方と消し方

    七輪に着火剤と炭を用意

    まずは七輪を設置する周りに、枯葉や小枝など、燃えやすいものがないか確認しましょう。燃えやすいものをどけたら、フラットな場所に七輪を設置します。七輪に送風口があれば全開にしておきます。

    七輪の底に着火剤をセットし、上に炭をのせていきます。その際、炭と炭の間に空間を作るようにしましょう。空気の通り道を作るためです。

    着火剤に火をつける

    マッチやチャッカマンなどで、着火剤に火を点けます。

    着火剤は炭の下にあるため、チャッカマンが点火しやすいためおすすめです。

    空気を送り火を調節

    うちわであおいだり、火吹き棒で吹いたりして、炭に新鮮な空気を送り込みましょう。

    火ばさみで炭を動かし、炭全体に火が周ったら準備はOK。送風口があるものならば、開閉することで火力の調節ができます。

    火消し壺に炭を入れる

    七輪の使用が終わったら、送風口を閉め、空気の循環をおさえて火力を弱めます。

    火力が弱まったら、トングで炭をつかみ、火消し壺の中に入れていきます。

    その際、炭が高温になっているため、火傷をしないように、注意して作業を行いましょう。

    炭を入れた火消壺も熱が移って高温になるため、持ち上げる際は皮手袋をつけるなどして、火傷対策をしましょう。

    ちなみに、七輪に入れたままの炭に、水をかけての消火は絶対にしないでくださいね。灰が舞い上がって周囲に迷惑がかかりますし、急激な温度変化で、七輪が破損するリスクがあるからです。

    蓋をして酸素が入らないようにする

    火消し壺に炭を入れ終えたら、蓋をして内側を酸欠様態にします。蓋をしたまましばらく放置し、炭が完全に消化したら、中身を灰捨て場に捨てるか、そのまま持ち帰りましょう。

    おすすめの七輪

    【三和金属】七輪(小)角アミ付

    昔ながらのレトロな円形の七輪です。角アミが付属しているため、購入してすぐに調理が楽しめます。

    幅が26cmあるため、ソロ用だけでなく、2~3人で焼き物を楽しむのにも十分なサイズ。

    素材は珪藻土なので、炭からの熱を受けて赤外線を発し、まんべんなく食材に火を通せます。

    スタンダードな七輪をお探しの方にぴったりの商品です。

    三和金属
    七輪(小)角アミ付

    本体サイズ:幅26×奥行26×高さ22cm
    本体重量:4.7kg
    材質:珪藻土


    【BUNDOK】俺用七輪 BD-384

    ソロ用におすすめサイズの角型七輪です。天然木の木台が付属しており、上に七輪をのせれば、熱が下に伝わらないため、卓上でも使用できます!

    卓上で使用する際は木台と本体の間にアルミホイルをかませるようにしましょう。熱くなった本体から、土台に伝わる熱を軽減できるからです。

    角型は焼き鳥などの串物を焼くのに扱いやすい形状です。ソロでしっぽりと晩酌をする際に、使ってみてはいかがでしょうか?

    BUNDOK
    俺用七輪 BD-384

    サイズ(約)/W20.2xD14.3xH12.1cm
    焼面積(約)/20x14cm
    材質/本体:珪藻土・スチール・網:スチール(クロムメッキ)
    七輪本体/約20x14x10cm・台座/約17x9x2cm・空気窓付
    付属品/焼きアミ・木製台座
    重 量(約)/1.6kg
    生産国/中国


    【SLOWER】バーベキューストーブ アルタS

    角型のスチール製七輪です。なんといっても見た目がポイント!キャンプギアとマッチするブラックとオリーブの渋いカラー展開、持ち運び用のハンドル部分が木製な点がおしゃれな商品です。

    珪藻土でできた昔ながらの七輪よりも、軽量で持ち運びが容易です。炭受け部分は分割できるため、掃除の際にも便利。2000円ほどのお求めやすい価格も嬉しいですね。

    キャンプに持って行く、軽量でコンパクトな七輪をお探しの方は要チェックな商品です。

    スロウワー(SLOWER)
    BBQ STOVE Alta

    サイズ:180×155×150(mm)


    【CAPTAIN STAG】ポータブル 水冷七輪

    2〜3人で使うのに十分なサイズの水冷七輪です。本体の内側に水を入れて使用する仕組みです。水の冷却効果で、本体が一般的な七輪よりも高温になりません。

    そのため、卓上でも安心して使用ができます。

    また、五徳と焼き網がセットなので、バーべキューだけでなく、クッカーやフライパンを使用した調理も楽しめます。

    焼き網の上にはフックがついており、網を引っかければ、ずり落ち防止になります。

    扱いやすいファミリー用の七輪をお求めの方にイチオシの商品です。

    キャプテンスタッグ
    ポータブル水冷式七輪

    製品サイズ:(約)外径280×高さ210mm
    セット重量:(約)2.7kg
    セット内容:本体×1、バーベキュー網(275×275mm)×1、ゴトク×1、目皿×1
    材質:本体/鉄(エポキシ樹脂塗装)、目皿/普通鋼板(表面加工=ほうろう)、バーベキュー網・ゴトク・ハンドル/鉄(クロムめっき)
    原産国:中国


    安全に七輪を使ってキャンプを楽しもう!

    七輪はキャンプと相性のよいアイテムです。初心者でも扱いやすく、バーベキューの食材をジューシーに、美味しく焼き上げられます。価格がお手ごろなものが多く、デザインも豊富。アウトドアメーカーからも沢山の種類が販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

    七輪に限らず、炭や薪を使用する火器は、扱いに十分な注意が必要です。手袋をして火傷を防止し、火事には十分注意して使用しましょう。

    お気に入りの七輪を見つけて、安全にキャンプを楽しんでください!

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。インスタはこちら

    あわせて読みたい

    【みんなのDIY拝見】辻野惠一郎さんの七輪すっぽりテーブル

    【みんなのDIY拝見】辻野惠一郎さんの七輪すっぽりテーブル

    キャンプで使い勝手のよい「七輪囲炉裏」誕生!

    キャンプで使い勝手のよい「七輪囲炉裏」誕生!

    七輪でジンギスカンのススメ[読者投稿記事]

    七輪でジンギスカンのススメ[読者投稿記事]

    七輪[読者投稿記事]

    七輪[読者投稿記事]

    ソロキャンプに「七輪」がおすすめな理由

    ソロキャンプに「七輪」がおすすめな理由

    ロケットストーブとは?構造やメリット、選び方とおすすめ商品を厳選

    ロケットストーブとは?構造やメリット、選び方とおすすめ商品を厳選

    日本伝統のコンロは楽しい!人気団子屋さんに聞く「七輪x炭」の究極使いこなし術

    日本伝統のコンロは楽しい!人気団子屋さんに聞く「七輪x炭」の究極使いこなし術

    炭火で魚を上手に焼くには…身から焼く?それとも皮から焼く?

    炭火で魚を上手に焼くには…身から焼く?それとも皮から焼く?

    燃料は木炭!かまど&炭コンロの「遊火」アイテム7選

    燃料は木炭!かまど&炭コンロの「遊火」アイテム7選

    焚き火をするなら火消し壺も!後片付けが楽になるおすすめ7選

    焚き火をするなら火消し壺も!後片付けが楽になるおすすめ7選

    NEW ARTICLES

    『 炭火コンロ・BBQグリル 』新着編集部記事

    イギリスから日本に初上陸!アウトドア用薪オーブン「DELIVITA」の実力はいかに!?

    2024.12.05

    使用用途別ロースターのおすすめ30選!選び方も合わせて紹介

    2024.11.30

    BBQにおすすめの肉の部位を牛・豚ごとに解説。仕込みのコツも紹介

    2024.11.27

    ウェーバーのおすすめグリルを紹介|使い方も解説!コンパクトモデルや電気グリルも

    2024.10.28

    焼き鳥をするならイワタニの「炙りや」におまかせ!特徴や魅力を解説

    2024.10.05

    人気のおすすめ七輪10選!選び方や使うときの注意点も紹介

    2024.09.26

    ユニフレーム「ユニセラ」が人気の理由は?ロングセラー卓上コンロの魅力を解説

    2024.09.18

    豆炭はなぜバーベキューに向いてるの?注意点やおすすめ商品も紹介

    2024.08.20