冬にイチオシのワークマン靴といえば「ケベック」。その魅力とは?
ケベックってどんな靴?
ワークマン「ケベック」こそ、秋冬アウトドア最強の味方
秋冬や悪天候、足場の悪い場所でのアウトドアは、滑りやすさや靴への浸水など、足元の不安がつきないもの。そんなときこそ、ワークマンの防寒ブーツ「ケベック」の出番だ。
ケベックは、ワークマンの定番アウトドアオリジナルブランド、「フィールドコア」内商品のひとつ。
圧倒的高品質&コスパのよさで、売り切れ続出の大人気商品である。その爆売れのワケ&イチオシポイントを、ケベックを実際に愛用している筆者が、前のめりで解説する。
毎年大人気の「ケベック」おすすめポイント
真冬だってOK!ケベック驚異の保温性
真冬の悪天候にもOKの、保温性抜群のケベック。足首の上まですっぽりと包みこむ中綿は、まるで冬布団のよう。
厚手のソールは、地面からの冷気を強力シャットアウト。1日中屋外にいても余裕なほど。さらに足先に貼るカイロを仕込めば、無敵の足元の完成だ。
徒歩のみならず、自転車やスクーター移動時にも威力を発揮。ケベックがあれば、真冬のお出かけだってワクワクできる。
またこのとおり、水ハジキも抜群。雨や雪の日も、浸水することなく安心して歩ける。
圧巻のすべりにくさ
ケベックで悪路などを歩くと、そのすべりにくさに衝撃を受ける。というのも、ケベックのゴム底はとにかく地面へのグリップ感がすさまじい。
雪道や雨の日だけでなく、濡れ落ち葉の上や砂利道もOK。地面の凸凹を拾いすぎないので、石だらけの河原や漂着物の多い砂浜などでもサクサク歩くことができる。
ケベックで数年間、足元の悪い道を多々歩いてきたが、靴底がすり減った感覚もなく、あいかわらずしっかり地面をとらえてくれる。つまり、耐久性もバッチリだといえる。
フワフワ&曲げ伸ばしラクラク
ケベックは、丈夫で厚手ながらとってもソフト。これだけ足指&足首を曲げのばししても、きゅうくつさは感じない。ひんぱんな立ち座りをくりかえすキャンプなどでは、こういったところで疲れにくさに差が出る。
また高低差の激しい岩場などでも、着地時の衝撃ダメージをしっかり吸収。“足の保護”の意味でも優秀だ。
ケベックなら、ふつうの靴のときの何倍もアクティブに動くことができる。
スポッと手早く着脱OK
ケベックには、靴紐や面ファスナーがない。履き口のゴムアジャスター1本のみだ。
なのに、歩行中は脱げることなく、脱ごうとするときだけスポッと手早く脱ぐことができる。片手で着脱することもでき、荷物の多いときにも重宝する。
「甲が高めで、ふだんの靴も甲高のものを選んでいる」という人は、店頭での試着がおすすめだ。
ケベックはソフト素材ながら、保温用の綿が内部にみっちりとつまっている。スムーズな足入れが可能かどうか、実際に店頭で試し履きするとよいだろう。
毎年完売になるのも納得の冬靴
機能的にもデザイン的にも個人的に最高峰の秋冬ブーツ、ワークマンケベック。数年履きこんでみると、爆売れするのもうなずける。
今後もケベックは注目株。お手頃で優秀な秋冬アウトドアブーツをお探しの方は、完売前にぜひ一度試し履きを。
ワークマン 防寒ブーツ ケベック【男女兼用】
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こちらもおすすめ!ワークマン冬靴
秋冬モデルは防水・防寒・氷雪耐滑性・防風性など、モデルごとに2つ以上の機能があるシューズが増えている。すでに本格的なものを持っている人でも、気軽に使えるもう1足があると便利なので要チェックだ。
防炎防寒キャンパーモック
ワークマン 防寒防炎キャンパーモック【男女兼用】
レイキャビク氷雪耐滑防水シューズ
ワークマン レイキャビク氷雪耐滑防水シューズ【男女兼用】
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オールシーズン対応のワークマン靴4選
アウトドアにも、普段使いもできるオールシーズン用靴を紹介しよう。使用感レビューをあわせてチェックして購入の参考にしてほしい。
防水サファリシューズ
アウトドアアイテムも展開するワークマンは、その機能や耐久性から多くのキャンパーに支持されている。
なんといっても初心者でも買いやすい価格帯が魅力。ギアは、初めてならレンタルするのもいいが、靴はそうはいかないだろう。筆者が愛用している「防水サファリシューズ」は、キャンプ初心者にもおすすめ。タウンでもアウトドアシーンでも大活躍している。
1年以上履き続けてもまったくボロボロにならない優秀アイテムの魅力を紹介する。
アウトソールは溝が深めでしっかりグリップ
アウトソールは、溝が深いこともあり、落ち葉や砂利道でもしっかりグリップしてくれ、歩きやすいのが特長だ。
1年以上履いているので、ソールはかかとが少しすり減った感があるが、溝はまだしっかり残っている。
履く頻度や歩く道にもよるが、耐久性はばっちり。先月は、隠岐の島でトレッキングをしたが、足首までしっかり守ってくれた。
汚れは水で洗い流す、もしくは水拭きするだけでOK。革製品のようにエイジングはしないが、お手入れが楽ちんなのは助かる。
まるでスリッポンのように脱ぎ履きが簡単!
シューレースタイプだが、本体が合成ゴム製ということもあり、このシューレースで履き口をしっかり絞るということはできない。シューレースは飾りだと思って、そのままスリッポンのように履くのだ。ただ、このほうが脱ぎ履きは簡単で便利だと感じる。
履き口は広めでパンツの裾をインできる
履き口が広めな分、雨の日はパンツをしっかりインできる。これにより、パンツの裾が濡れるのを防ぐことが可能だ。
デイリーユースOKなデザイン
機能性は十分だが、見た目にゴツゴツとした感じは見られない。
パンツの裾を外に出すと、一般的なスニーカーのようでデイリーユースにもぴったりだ。
ワークマン 防水サファリシューズ【男女兼用】
▼参考記事
アスレシューズストームランナー
本製品は、ワークマンのホームページではランニング用として販売されている。しかし、ハイキング程度の登山なら使用可能だ。
登山に使用できるかどうかは登る山の環境にもよるため、本格的な登山靴とはいえないが、初心者の方が最初に購入する靴としてはおすすめの一品だ。ぜひ、参考にしていただきたい。
透湿防水生地により水を弾く
本製品のアッパー部分は透湿防水生地が使用されている。
この生地は水を弾く性質を持ち、雨が当たってもそこから濡れてしまうことがない。
そのため、ハイキング中に小雨が降ってきた程度なら、靴の中を濡らさずに快適に登り続けることができる。
山の天気は変わりやすいので、平地では晴れていても、山では急に天気が悪くなることも少なくない。そんな時にこのシューズであれば、激しい雨で無い限りは心配は無用だ。
筆者は、実際に防水性能を確かめてみた。シャワーをアッパー部分にジャブジャブかけてみたが、靴の中が濡れる様子もなく防水性はやはりバッチリだ。
そのほか、筆者は実際に小雨の山道で30分ほど歩いたことがあるが、その時も靴の中は濡れなかった。
ただしその日、靴の中は濡れなかったが外側は泥だらけになり、後日街中で履くには一旦洗わないといけない状態になってしまった。あらかじめ雨と分かっていた場合は、防水性のある登山専用靴を履いていった方がいいかもしれない。
また、降雨後の濡れた山道は非常に滑りやすくなる。その点においても、あらかじめ雨が予想されている際は登山専用の靴にした方がいいと言える。
なお、アッパーの上部のシュータン部分は防水生地ではないため、注意が必要だ。
これらのことから、アスレシューズストームランナーは激しい雨が降りにくい、秋から春にかけての低山で活用するといいと言えるだろう。
とにかく安い
なんとこちらの製品、1,900円と破格の安さだ。
通常、透湿防水性能を持つ登山靴となると1万円を超えるのが一般的であり、驚きの価格と言わざるをえない。
ただし、一般的な登山靴は、激しい雨にも対応できるほどの防水性能を有しているため、スペックが異なることを忘れてはいけない。
それでも透湿防水性能で1,900円とはやはりワークマン、脅威のコスパといったところだろう。
街中でも履ける
一般的に初心者が購入する登山靴というと、足首の部分が高くなっているミドルカット以上が一般的で、さらにサイズ感も大きい、いかにも登山靴といった見た目のものが主流だ。
そのため、正直なところ登山靴は街中では履きにくい。登山初心者だと登山に行くことも多くないため、下足箱の中でほこりをかぶってしまうことも少なくないだろう。
一方で、本製品はローカットな上にデザインもシンプルなため、街中でも履きやすい。
筆者は実際に普段から本製品を街に履いていっている。スニーカーだと雨の日が心配だが、本製品であれば安心して履いていける。
ちなみに重さは26cmで片足約260g。
ハイキングで使うにしろ、日常的に使うにしろ、この軽さは嬉しいポイントだ。
ワークマン アスレシューズストームランナー【男女兼用】
▼参考記事
アクティブハイクサミットハンター
接地面から6cmの防水機能
既存の人気モデルである「アクティブハイク」(1,900円)の特徴は
・汚れがつきにくく落ちやすいオリジナルの耐久撥水加工がされている
・耐久性、耐摩耗に優れている生地
・泥がつまりにくくグリップしやすい、クッション性の高いソール
・アッパーとタンが一体化していて遺物の侵入を防ぐガゼットタン設計
オンラインストアでのレビュー評価も高い商品だ。
その高耐久シューズ「アクティブシューズ」の上位モデルである新商品に付加されたのは、接地面から6cmの防水機能。
オリジナルの透湿防水素材「SplaShield(スプラシールド)」を内蔵したことで6cmまでの水溜まりに入っても、足が濡れないという防水を実現している。
実際に6cmの水が張ってある水槽にシューズをしばらく沈めてみると、ソール部分には水滴がわずかにみられるが、アッパー部分に水滴はついておらず、もちろん内側も濡れることなくしっかりと防水されていた。
しかも、透湿素材でもあるので、蒸れ対策も施されている。
ドローコードつき
ドローコードがついているので、シューズを足に合わせるのも簡単。しかもドローコードを収納できるポケットもついているので、ハイク中にコードが邪魔になることもない。
ワークマン アクティブハイクサミットハンター【男女兼用】
▼参考記事
DIA高撥水アーバンハイク
アウトドア向けの高撥水機能シューズにもかかわらず、タウンユースできるくらいおしゃれなデザインの靴。
見た目から履き心地までレビューするので、ぜひ参考にしていただきたい。
高撥水加工
アーバンハイクには「DIAMAGIC DIRECT」という加工が施されている。撥水効果に優れ、雨や水たまりでも靴の中に水が染み込みにくくなっている。
水をアーバンハイクにかけてみると、このように水をしっかりと弾いてくれた。
ちなみに撥水加工とは表面の水を弾くことを指す。水を通さない防水加工とは少々性質が異なるものだ。撥水加工は何度も着用していると、徐々に効果が弱くなっていくため、注意が必要だ。
「DIAMAGIC DIRECT」は汚れがついても落としやすく、小さなお子さんがいるママさんにもおすすめ。砂場のどろんこで遊んだあとは、家に帰って水で洗い流せばOK。
子どもとの外遊びは汚れることが前提なので、汚れや水に強い靴はママの味方になるだろう。
デザインがおしゃれ
アーバンハイクはアウトドアに使うだけではもったいないくらい、デザインが凝っているのも魅力だ。
ベージュの本体に、赤い靴ひもと赤いステッチが引き立っている。ベージュと赤は相性のいい色なので、服との組み合わせを考えるのも楽しくなるだろう。
つま先とかかと部分は靴を保護するために革風のデザインとなっており、上質な風合いだ。細かい部分に、ワークマンのこだわりを感じる。
軽い
アウトソールはゴツゴツとしており、本体もがっちりとしたデザインで重そうにみえる。しかし重さを量ってみると、片足で210gだった。
一般的な靴の重さはおよそ400g程度なので、アーバンハイクはかなり軽いと言える。
実際にはいて歩いてみたところ、確かに軽い!普段革靴をはいている人は、より軽さを実感できるだろう。
履きやすい
履き口の周りにはふわふわとしたクッションが入っており、靴をはいた瞬間から気持ちがいいと感じた。クッションの厚みは3cmほどだ。
アーバンハイクをはいて長時間歩いてみたが、快適なウォーキングを楽しめた。着地した時、足裏への衝撃が少ないので、スイスイ歩ける。
高価なスニーカーにも負けないほどの歩きやすさで1,900円とは思えないほど。さすがワークマンの技術力だと感じた。
さまざまな着こなしを楽しめる
アーバンハイクは、くるぶしが出る程度の高さのローカットタイプなので、実はパンツにもスカートにも合わせやすい靴だと言える。
今回はワークマンのクライミングパンツをはいてみた。ブラウンのパンツとアーバンハイクは、まるでセット商品のようによく合う。
パンツはもちろん、ロングスカートにもよく合うので、さまざまな着こなしが楽しめるだろう。
アーバンハイクのアーバンには「都会的な」という意味がある。街中でもおしゃれに履きこなせる靴として、活躍してくれるだろう。
ワークマン DIA高撥水シューズ アーバンハイク【レディース】
▼参考記事