「東京オートサロン2024」で発見! 自動車メーカーの本気カスタムカーを一挙紹介 | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.01.22

    「東京オートサロン2024」で発見! 自動車メーカーの本気カスタムカーを一挙紹介

    クルマ好きには知られる年始の特大イベント、アジア最大級を誇るカスタムカーの祭典「東京オートサロン2024」。今年は幕張メッセで1月12日〜14日まで開催され、3日間で23万73人が来場し、盛大のうちに閉幕しました。

    ここ数年、東京オートサロンではチューニングカーやドレスアップカーはもちろんですが、キャンピングカーや車中泊カーをテーマにカスタムされた車両が多く展示されており、カーライフの多様化を肌で感じることができます。

    そこで、今回は会場に展示された数多くのクルマの中でもSUVやキャンピングカー、車中泊カーなどの注目車両を紹介していこうと思います。まず前半は自動車メーカー編から。

    「東京オートサロン2024」レポート【前編】

    オートサロンの会場風景

    三菱は近日発売予定のトライトンのカスタマイズカーを展示

    トライトン・スノーシュレッダーコンセプト

    三菱「トライトン・スノーシュレッダーコンセプト」。

    三菱自動車は2月15日より発売される1tタイプのピックアップトラック「トライトン」と「トライトン・スノーシュレッダーコンセプト」を展示。トライトンはタイで製造されており、国内では4代目となるL200タイプが2006年〜2011年まで販売されていたが、5代目は日本への正規導入はなく、今度発売する6代目で12年ぶりの復活となります。

    スノーシュレッダーコンセプトの「スノーシュレッダー」とは雪を切り裂いて滑る様を現したスノースポーツを楽しむ人のこと。

    トライトン・スノーシュレッダーコンセプトの細部

    ペリカンのギアボックスなど、すぐにでもできるカスタムを提案。

    ギアボックスやオーニングなどを装着

    レイトナーのベッドラックを軸にギアボックスやオーニングなどを装着。

    荷台のカスタマイズ

    荷台部分を上手に活用できる好例。

    そんな車両はエクステリアにラッピングプラス粉雪のような立体感のある凹凸をつけた特殊な塗装により、躍動感あるスタイルを表現。装着されるパーツは三菱純正のサイドドアガーニッシュやホイールアーチモール、アンダーライドプロテクションなどでより精悍なスタイル。さらに荷台部分にはレイトナーのベッドラックに加え、ペリカンのギアボックスを装備するなど、本気で遊べる仕様を提案していました。

    エクステリアの塗装は無理でも、購入後すぐにでもこんなスタイルにできるというコーデのお手本により、来場者からも熱い視線が送られていました。

    デリカミニ CHAMONIX SNOW GEAR

    「デリカミニ CHAMONIX SNOW GEAR」は近日発売予定。

    デリカミニのラゲッジ

    2人でスノースポーツを楽しむための荷室活用法を提案。

    また昨年に日本カー・オブ・ザ・イヤーの「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、販売も好調な軽ハイトワゴンであるデリカミニについても、「デリカミニ CHAMONIX SNOW GEAR(シャモニー・スノー・ギア)」を参考出品。こちらは近日発売されるパッケージモデルをベースにカスタムを施したもので、フロントバンパーガードやエンジンアンダーガードをはじめ、ルーフラックやリヤゲートラダー、ルーフマーカーランプやワーキングランプといった補助灯などが装着されています。気になる人はもうすぐ正式アナウンスがあると思うので、期待して待っていましょう。

    昨年に続き、スバルのブーストギアコンセプトモデルはクール

    FORESTER BOOST GEARパッケージ

    スバル「FORESTER BOOST GEARパッケージ」。

    スバルからは「オーバーランダー」をテーマにしたBOOST GEARコンセプトモデルが

    昨年のオートサロンで「クロストレック BOOST GEAR コンセプト」を初披露して大きな話題を集めたスバル。今年も「もっと自然と遊ぶSUV」をテーマに、「FORESTER BOOST GEARパッケージ」を展示。ルーフにはYAKIMA270度展開可能なオーニング「メジャーシャディー」を搭載し、リヤゲート部分にもYAKIMAのサイクルキャリアを装備。

    ブラックのエクステリアには昨年同様ところどころにブルーのアクセントカラーが配され、BOOST GEARらしさを演出。見た目だけでなく、実用性と快適性を兼ね揃えたコンセプトモデルとなっています。

    日よけ雨よけスペースも広々

    YAKIMAのメジャーシャディーはサイドからリヤにかけて幕が広げられるので、日よけ雨よけスペースも広々。

    YAKIMAのサイクルキャリア

    YAKIMAのサイクルキャリアはヒッチメンバーとの接続。拡張性が高く2/3台積みも可能。

    発売したら絶対に楽しい! スズキのコンセプトカー

    スペーシア・パパボクキッチン

    スズキ「スペーシア・パパボクキッチン」。

    荷台のカスタマイズ

    荷台部分をかさ上げ加工し、そこに引き出し式のキッチンを搭載。

    荷台の全景

    親子でキャンプが楽しめるアイデアが満載!

    毎年、外遊びが楽しくなるようなカスタムカーを提案してくれるスズキ。今回は昨年1122日に発売したばかりのスペーシアをベースに親子キャンプが楽しめる仕様とした「スペーシア・パパボクキッチン」を出展。モデル名からもわかるように、親子でキャンプが楽しめるというコンセプト。注目はエクステリアで丸目のヘッドライトにはじまり、バンパーやサイドモールなども押し出し感のあるスタイルを採用。ドアヒンジなど細かい点にも手が加えられており、全体的にキャンプギアを収納するコンテナのようなイメージ。新型のスペーシアギア!? とも思わせる完成度。このまま発売されてもおかしくないクオリティで注目を集めていました。

    SUPER CARRY Mountain Trail

    スズキ「SUPER CARRY Mountain Trail」。

    ボディ全体にロールケージを搭載

    3方のアオリを取り除き、ボディ全体にロールケージを搭載。下まわりはチッピング塗装で石はねなどキズの付きにくい仕様。

    そして、軽トラックのスーパーキャリイをベースに製作した参考出品車「SUPER CARRY Mountain Trail」は近年一部で人気を見せている軽トラックカスタムの流れを汲みつつも、極太バーを採用したドア、さらに車体を覆うロールケージなど、細部にまで「アクティブな大人が山をストイックに楽しむためのクルマ」というコンセプトの通り、ワイルドなカスタムで来場者のド肝を抜いていました。

    キャンピングカーのベース車利用も想定しているいすゞの「ELF mio」は6月ごろ発売

    ELF mio

    いすゞ「ELF mio」。6月発売予定。

    オートサロン初出展となるいすゞA&Sにはエルフより小型で弟分の存在である「ELF mio(エルフミオ)」を披露。エルフミオは車両総重量3.5t未満のため、普通自動車免許で運転が可能。クラス唯一のディーゼルエンジンを搭載していることも要注目です。発売はなんと今年6月の予定で、キャンピングカーのキャブコンやトラキャンなどのベース車になることも視野に入れて販売するそう。
    会場にあったイエローとブラックのエクステリアが斬新な「エルフミオ アウトドアエディション」は、パイプフレームやテントなどが備わり荷台部分でくつろげる仕様。インパネもイエローとブラックでイメージを統一し、シートカバーと合わせ商用車っぽさを感じさせません。「小型トラックをキャンプで使い倒す」という新しい使い方を提案していました。

    テントも装着

    ベッド部にロールケージを配し、テントも装着。ベッド(荷台)部はウッドデッキ仕様。

    荷台のディテール

    小型トラックでアウトドアを満喫するという新しい提案!

    後編ではカスタムメーカーやキャンピングカーメーカーの注目車両を紹介していくので、お楽しみに。

     

    私が書きました!
    編集者・ライター
    伴 隆之
    大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

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