サーモス、ザンバラン、ビクトリノックス…唯一無二のアウトドアギアを生み出すヨーロッパの11ブランド【S~Z編】 | アウトドアブランド 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.02.12

    サーモス、ザンバラン、ビクトリノックス…唯一無二のアウトドアギアを生み出すヨーロッパの11ブランド【S~Z編】

    自然が豊かで伝統を重んじるヨーロッパでは、数多くの老舗ブランドが生まれてきた。そして今でも愛され続けているブランドが多い。ここでは、S~Zで始まるアウトドアブランドのヒストリーと、長年愛用されてきた唯一無二のアイテムなどをまとめてご紹介する。

    テント、シューズ、クッカーetc.アウトドアになくてはならないギアを生み出すブランド

    サロモン 1947年〜 France

    アウトドアスポーツの未来を創造するブランド

    フランソワ・サロモンが、息子のジョルジュとともにスキーエッジ研磨工場をスタート。その後、板やブーツ、バインディングなどのスキー関連ギアで世界的な一流ブランドに成長を遂げる。’90年代以降はハイキングブーツやトレイルランニング分野にも取り組み、洗練されたデザインと機能性は高い評価を受けている。

    問い合わせ先:サロモン コールセンター TEL:03(6825)2134

    X ULTRA 360 GTX 
    ¥18,700

    X ULTRA 360 GTX 

    ベストセラーのハイキングシューズ「X ULTRA」の最新モデル。踵にシャーシが埋め込まれ安定感抜群。

    従来モデル

    欧州アルプス随一のロングトレイルを1足で踏破することを目的に誕生した「X ULTRA」。

    スカルパ 1938年〜 Itary

    靴職人手作りのレザーブーツが起源

    皮革加工が盛んなアゾロ村で、アイルランド人実業家ルパート・ギネスが創設。後に、職人として働いていたパリゾット兄弟が事業を引き継ぎ、高品質な登山靴やスキーブーツを開発して世界進出にも成功。現在はテクニカル系からカジュアル系まで幅広いシューズを展開している。ブランド名はイタリア語で靴を意味する。

    問い合わせ先:ロストアロー www.lostarrow.co.jp/store/

    スピンプラネット
    ¥25,850(予価)

    スピンプラネット

    100%リサイクル素材アッパーのほか、パーツにもリサイクル素材を多用したサスティナブルな一足。

    創業時の風景

    手作業で登山靴を作る(左から)ルイージ、フランチェスコ、アントニオ・パリゾット。

    シグ 1908年〜 Switzerland

    アルミ端材から生まれた元祖・飲料ボトル

    アルミ製の鍋やケトルなど家庭用品メーカーとして始まったブランド。第二次世界大戦後で資源が不足していたころに工場で残った端材を活用したのが、アルミボトル誕生のきっかけだ。現在は、ステンレスや医療用器具にも使われるトライタンなど、多様な素材が使われるようになった。スタイリッシュなデザインで、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の常設コレクションにもなっている。

    問い合わせ先:スター商事 TEL:03(3805)2651

    シールドサーモ
    0.5L ¥6,160
    0.75L ¥7,040

    シールドサーモ

    90%リサイクルステンレスを使用した、Ecoフレンドリーなボトル。炭酸飲料にも使える。

    フェルディナンド・シグ

    金属加工の専門家でもあったフェルディナンド・シグは、友人とともにブランドを創設。

    スナグパック 1977年〜 England

    濡れても暖かい高機能な化繊綿製品ブランド

    ダイバーとして働いていたブレット・ハリスが、同業者が着ていた暖かそうなダウンベストに触発され自宅で中綿入りウェアを自作したのが始まり。’80年代前半には、「SOFTIE」という中綿を独自開発。世界50か国の軍隊に制式採用された実績を持つブランドだ。

    問い合わせ先:ビッグウイング TEL:06(6167)3005

    ソフティー
    エリートシリーズ

    ソフティー エリートシリーズ

    ハイエンドモデル

    独自開発の中綿を使用したハイエンドモデル。横幅と長さを調節して体にフィットさせられる独自システムが導入されている。

     

    タトンカ 1993年〜 Germany

    開発は本国、製造はベトナムの自社工場

    1980年に創業したアウトドア用品輸入会社を引き継いだ、2代目社長のアンドレアス・シェヒンガーが立ち上げたパックブランド。’89年には、欧州の生産基準に沿った自社工場をベトナムのホーチミン市に開設。現在はテントやタープも作っている。ブランド名は、自然、自由、荒野、強さを象徴する神聖な動物としてアメリカ先住民が崇めるバイソンを意味する、スー族の言葉に由来している。

    問い合わせ先:レザーマンツールジャパン TEL:0575(23)5103

    パイロックス 45+10 BC 
    ¥46,200

     

    パイロックス 45+10 BC 

    正面パネルがL字型に開き、荷ほどきがとても楽な2気室構造のブッシュクラフター向けパック。

    バックパネル

    ユーザーの体格に応じて背面長が調節できる、独自システムを採用したバックパネル。

     

    テンティピ 1994年〜 Sweden

    ワンポールテントのトレンドリーダー

    幕体の裾をペグダウンして、中央にポールをたった1本突っ張るだけで設営できるティピー型テントを開発したのを機に創設。北欧の先住民であるサーミ族の住居を、現代的な素材とデザインに仕上げたのがノルディックティピーだ。幕体はポリコットン、ポリエステルに加え、今年からエコファブリックモデルが登場する。

    問い合わせ先:ファロスインターナショナル https://www.tentipi.jp

    サファイア 7 エコ
    ¥311,300

    サファイア 7 エコ

    ヘンプ、オーガニックコットン、再生ポリエステルをブレンドした独自のエコファブリックを採用したモデル。

    ベンクト・グラン

    蚊の大群に悩まされたカヌー旅行を機に、ティピー型テントを開発したベンクト・グラン。

    サーモス 1904年〜 Germany

    日本の技術が生きるドイツ発祥の魔法びん

    1892年にイギリスの科学者、サー・ジェームス・デュワーがガラス製の真空魔法びんを開発。その後、デュワーびんのガラス吹き職人ラインホルト・ブルガーが、割れやすいデュワーびんに金属カバーを付けて家庭用魔法びんとして商品化したのが始まり。1978年、日本酸素(現・日本酸素HD)による高真空構造魔法びんの開発を機に、’89年から世界各地のサーモス社が日本酸素の傘下となった。現在はケータイマグ、タンブラー、スープジャーなどラインアップも豊富に揃っている。

    問い合わせ先:サーモス お客様相談室 TEL:0570-066966

    真空断熱ケータイマグ(ROB-003)
    オープン価格

    真空断熱ケータイマグ

    使わないときはコンパクトに収納できるキャリーループが付いた新作。衝撃に強い底カバー付き。容量500㎖。

    拡大写真

    キャップ周囲のリングを起こすと持ち運びしやすく、カラビナでパックにぶら下げられる。

    世界初の高真空ステンレス魔法びん

    ’78年に日本の技術で開発され、より断熱性に優れた世界初の高真空ステンレス魔法びん。

    初の真空断熱魔法びん

    2層にしたガラス瓶の間の空気を抜き、金属の外装を施した初の真空断熱魔法びん。

    トランギア 1925年〜 Sweden

    パーフェクトな調理システムの先駆け

    創業当初は家庭用鍋を製造していたが、1938年にスウェーデンで休日改革が実施され自由時間が増え、キャンプ用品の需要が急増する。そこで創設者で発明好きなジョン・E・ジョンソンは’51年に、プロトタイプとなる調理システムを開発。四角いクッカー「メスティン」もトランギアの発明品だ。

    問い合わせ先:イワタニ・プリムス TEL:03(6667)0680

    ストームクッカーL・ウルトラライト
    ¥16,500

    ストームクッカーL・ウルトラライト

    開発当初のストームクッカー

    鍋2個、ケトル、フライパン、ゴトク付き風防、アルコールバーナーがセットになった、開発当初のストームクッカー。

    ファウデ 1974年〜 Germany

    環境に敏感な欧州でいち早くSDGsを実践

    アルブレヒト・フォン・デヴィッツが創設し、バックパックを始めアパレル、テント、寝袋などを展開する家族経営の総合ブランド。2009年からは、トレンドにより敏感な娘のアンティエが経営を引き継ぎ、環境に配慮したモノ作りの先駆的存在になった。そして今年は記念すべき創設50周年!

    問い合わせ先:ミヤコ・スポーツ TEL:03(3863)6811

    Wizard 24+4 AC
    ¥14,080

    Wizard 24+4 AC

    背面メッシュパネルはテンション調節可能で、状況に応じてバランスや通気性をコントロールすることができる。

    背面

    ビクトリノックス 1884年〜 Switzerland

    創業140周年を迎えるマルチツールのパイオニア

    スイスのほぼ中央、シュビーツ州イーバッハで誕生した、スイスアーミーナイフの代名詞的ブランド。創設者のカール・エルズナーは、四男という立場上、家業の帽子工場を継ぐわけにもいかず、刃物作りの職人になるための修業の後、故郷で刃物工房を開設。この工房こそが、ビクトリノックスの起源となった。現在では、家庭用やプロ向けのキッチンツールや腕時計、バッグ類も展開。ナイフ系では昨年登場したシングルブレードナイフにも力を入れていく予定だ。

    問い合わせ先:ビクトリノックス ジャパン https://www.victorinox.com/

    カール・エルズナー

    10代から刃物職人の修業をしていたカール・エルズナー。写真下は創業当初の社屋。

    創業当初の社屋

    創業者の曾孫

    2007年に社長に就任した、創業者の曾孫で4代目となるカール・エルズナー。

    レスキューツール 
    ¥13,200

    レスキューツール 

    シートベルトカッターやウィンドウブレーカー、ガラスカッターなどの救助活動に使えるツールを搭載。

    エボーク ALOX 
    ¥15,400

    エボーク ALOX 

    アウトドア活動用に特化したシングルブレードのナイフ。解いてロープ代わりに使える編み込みパラコード付き。

    ザンバラン 1929年〜 Italy

    登山好きファミリーが作り続ける高品質登山靴

    登山家で靴職人でもあったジュゼッペ・ザンバランが創設した登山靴ブランド。当初は国内を中心に展開していたが、後に入社した息子のエミリオが海外市場を積極的に開拓。’85年には、革の自然な風合いを維持した革新的な撥水技術「HYDRO BLOC」を開発。その翌年からは女性用木型を使った女性用モデルの展開を始めるなど、新しい試みに挑戦し続けている。また昨年、日本限定モデルの「フジヤマ」が復刻生産されたのはうれしいニュースだ。

    問い合わせ先:キャラバン TEL:03(3944)2331

    オーナー一族

    2代目のエミリオ・ザンバラン夫妻と、現在ブランドを主導しているマリアとマルコのきょうだい。

    ザンバランの歩みを綴った書籍

    2021年、コロナのパンデミック中に上梓した、ザンバランの歩みを綴った書籍。

    サラテ トレック GTX RR
    ¥39,600

    サラテ トレック GTX RR

    解剖学的デザインの形状と、爪先まであるシューレースでフィット感抜群なファストトレッキングシューズ。

    (BE-PAL 2024年2月号より)

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