トランギア「メスティン」を使って10年の愛用者がその魅力を深掘り解説! | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

調理器具・食器

2023.12.08

トランギア「メスティン」を使って10年の愛用者がその魅力を深掘り解説!

メスティン本体

トランギア製メスティンTR-210(私物)。

キャンプや登山をはじめとしたアウトドアアクティビティは、子どもから大人まで楽しめ、そして人生を通して打ち込むことができる魅力を持っています。

そんなアウトドアの長い歴史の中で、ユーザーに愛され続けている道具が存在します。

それはメスティン。

今回は、アウトドアファンなら誰でも知っていると言っても過言ではない、四角い形状で馴染みのあるクッカー、そして飯ごうであるメスティンをご紹介します。

人気を博した「メスティン」とは?

メスティン本体

可動するハンドルと四角い本体が特長。

そもそもメスティンとは、アウトドアでよく使われる、四角い形状に取っ手がついているアルミ製の調理器具のことです。

主に炊飯をするクッカーとして認知されており、日本国内ではアウトドア人気の上昇とともに人気が急上昇した印象があります。

メスティンは特定のモデルを指す言葉ではなく、四角い箱型の調理器具を指します。そのため、様々なブランドからメスティンが展開されています。

国内ではスウェーデンのブランドである「トランギア」が展開しているメスティンが特に有名です。最近では100円ショップのダイソーが販売していることから、ダイソーのメスティンなら見たことがある、という方も多いでしょう。

シンプルな構造かつリーズナブルな価格なのに、炊飯に限らず蒸す・焼く・茹でる・燻すなどの多様な調理が可能です。

今や、キャンプや登山を愛好する方なら知らぬ人はいないアイテムになっています。

トランギア「メスティン」の魅力

今回はメスティンの代表ブランド、トランギア製の「メスティンTR-210」という商品を写真で紹介しながら、その魅力に触れていきます。

シンプルな構造

炊飯中のメスティン

吹きこぼれると、炊きあがりが近い。

やはりメスティンの魅力は、そのシンプルな構造。

メスティンを構成する大きな部品は、蓋・本体・取っ手だけ。

複雑な構造をしていないがゆえに、メンテナンスは簡単。丁寧に行っていれば長く同じモデルを使うことができ、愛着が湧いてきます。

メスティン以外の超軽量なクッカーに比べれば重量もありますし、突出した機能がある訳ではありません。

しかし、シンプルな構造で故障も少なく長く使える、そして相棒と思えるクッカーとなってくれるのがメスティンの大きな魅力です。

多様な調理ができる

炊き込みご飯

おでんの素で炊き込みご飯を作る。谷川岳山頂にて。

メスティンはもともと飯ごうです。そのため、炊飯が主な調理法ですが、蒸す・焼く・茹でる・揚げる・燻すといった多様な調理にも対応してくれるのも魅力の一つです。

※トランギア製のメスティンTR-210は、水分の少ない調理や燻製を高温で行うと熱損することがあるので注意しましょう。メスティンの使い方は、各メーカーの説明書をよくお読みください。

私が初めてメスティンを入手したのは10年程前。その頃から炊飯以外の調理法は紹介されていました。

しかし、ここ数年でスマートフォンとSNSが広く普及した影響で、豊富なメスティンレシピが紹介されるようになり、メスティンが持つ可能性を広げることとなりました。

街とは異なる不便な環境、そして限られた道具だけで過ごさなければならないアウトドアの中だからこそ、マルチな活躍が期待できるメスティンはとても頼りになる存在なのです。

収納しやすい四角い形状とサイズ

白飯とメスティン

上手く炊けると嬉しさと安堵がこみ上げる。

メスティンの四角い形状とサイズも魅力の一つ。

トランギアのメスティンTR-210のサイズは、17×9.5×6.2cm。

メスティンといえば概ねこのサイズのものが多いのですが、このサイズ感がアウトドアでは重宝します。

中にナイフやフォークなどのカトラリーを入れたり、アルコールバーナーを入れたりと小物の収納に最適。

さらに、カーブの少ない四角い形状は、隙間なく収納したい登山用のバックパックには最適です。

活躍の場が広いのに、持ち運びを助けてくれるという点は、メスティンが持つ大きな魅力と言えるでしょう。

機能を広げ高めるオプション

保温ケースとメスティン

愛用の保温ケース。

メスティンには合わせて使用することで機能を高めたり、活躍の幅を広げてくれたりするアイテムが数多くあります。

例えば、私は炊飯にこだわっているので、蒸らしを効果的に行うための専用保温ケースを付けています。

この保温ケースはバックパックの収納時には緩衝材にもなり、道具同士に傷がつきにくくなるのでとても助かっています。

その他にも、メスティンの中に収納できるカッティングボード、蒸し物調理で役立つメッシュトレーなどもあります。

メスティンに機能を付与して自分好みの楽しみ方ができるのは、シンプルな本体に高いポテンシャルを持ったメスティンならではです。

10年間メスティンを愛用して

加熱中のメスティン

炊きあがりが待ち遠しい。

現在使っているメスティンは3台目で、1台目は荒い使い方をしたせいでボコボコにしてしまいました。

炊飯では使えない程の損傷になってしまいましたが、それでも愛着は強くあるため、道具棚に誇らしく置いています。

2代目と3代目は用途を分けています。私の場合は焚火では2台目を、バーナーメインでは3台目、というように使い分けています。

のんびり過ごしたいキャンプのとき、日帰り登山で食事を存分に楽しみたいときなどにメスティンを持ち出してきました。

炊飯が上手くできたときの感動や、キャンプ初心者だったときについ焦がしてしまってゴシゴシと洗った思い出など、メスティンは私のアウトドア史と共に歩んでくれています。

メスティンで炊飯や多様な調理を楽しもう

トランギアロゴ

刻印されたトランギアロゴ。

四角い形状が特長の飯ごう、メスティン。

シンプルなデザインと高い機能性から、炊飯だけに留まらず、焼いたり蒸したりと、多様な調理が可能なのが魅力です。

収納しやすい上に、活躍の場を広げてくれるアイテムが多いなど、アウトドアをやる人にとっては非常にありがたい調理器具です。

メスティンを使えば、フィールドでの食事がきっともっと楽しくなりますよ。

トランギア メスティン TR-210

価格:2,200円(税込)
素材:アルミ製(無垢)
重量:150g
サイズ:17×9.5×6.2cm
容量:750ml
炊飯の目安:約1.8合まで

筆者プロフィール
私が書きました!
アウトドアライター
北村一樹
関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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