これって本当にクルマなの!? モビリティ×アソビの祭典「アソモビ」で面白すぎる乗り物を発見した | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.08.20

    これって本当にクルマなの!? モビリティ×アソビの祭典「アソモビ」で面白すぎる乗り物を発見した

    2023年8月5日(土)と6日(日)の2日間、“モビリティをテーマにした遊び方の祭展”「アソモビ2023 in Makuhari」が千葉の幕張メッセで開催されました。

    「テマヒマを楽しむ“遊び方の自由研究所”」をテーマに、最新のキャンプギア、こだわりの車中泊向きのクルマやキャンピングカー、ペットとアウトドアで楽しむためのグッズを扱う企業や団体が出展。当日は20を超えるワークショップも行われました。

    今回は数ある出展の中から、より自分好みのスタイルを求める人に向けた“遊び心溢れるモビリティ”をピックアップしてご紹介します。

    個性的なモビリティが幕張に集結!

    “遊べるモビリティ(乗り物)=アソモビ”として、会場でまず目を引くのが個性的なキャンピングカー。

    宇宙船風やビンテージカー風など、機能性を備えつつストーリー性があるもの、メーカーの思いを詰め込んだものなど多種多様に展示されていました。

    アメリカの映画に出てきそうなスクールバスを発見!

    今回は会場内でも特に注目を集めていた2台をピックアップ。

    2階構造の大型トレーラーハウス「FAKE TRAILER」

    特に大きな存在感を放っていたのは、宮城県のTHE ME GARAGEが出展したトレーラーハウス「FAKE TRAILER」。

    その存在感はまるで巨大な象のような「FAKE TRAILER」。

    ベースとなっているのは、車を6台積載可能なキャリーカーで、総床面積は45㎡。

    販売を予定していますが、レンタルも可能で、費用は1日25万円から。キャンピングカーとしての利用以外にも、イベントのステージやアウトドアカフェなど様々な用途で使えます。

    張り出したテラス部分もあり。

    一人暮らしのマンションのような室内。

    キッチンコーナーは一段高くなっています。

    屋上はオープンテラスとして使った例を展示。まるで建物のような安定感に驚き。

    童話に出てくる家のようなキャンピングカー「Fiaba」

    もう一つ、カスタムカーの中でも一際目を引いていたのが、こちらの「Fiaba(フィアーバ)」。

    イタリア語で「おとぎ話」を意味する名前が付けられたこの車の製作者は、YouTuberとして活動しているケンキャンの2人。

    3ヶ月かけた制作工程について動画で公開しており、今回がイベント初展示。会期前日の8月4日から受注販売を開始したところ、早速1台オーダーが入ったそうです。

    この角度で見れば軽トラック。

    トラック以外の部分だけを見ると、完全に童話の中のお家!

    ケンキャンのケンケンさんとやまめさん。

    ケンキャンの2人が、今回の展示車でイメージしたのはフランスの森の中にある家屋。

    軽トラをベースに作るキャンピングカー「トラキャン」は、軽トラックの最大積載量が法的に350kgと規定されています。

    こちらは様々なデコレーションが施されていますが、上物は200kg。「スタイロフォーム」という発泡スチロールよりもっと機密性の高い素材を使い、元々の素材の防水性に加えてFRP加工も行うことで水が入らない仕様になっているとのこと。

    オーダー方法は、まず依頼者から希望の建物の写真をもらい、それをケンキャンスタイルにて技術的にできる範囲でオマージュして制作するそうです。

    制作期間は複雑な加工の有無などにもよりますが、大体3ヶ月前後で納品の予定です。

    「元々YouTubeの企画で作っていて、買いたいと言ってくる人が結構多かったので販売を決めました。個人でやっていますし、そんなにガツガツ売る気もないのですが(笑)。欲しい人がいればと思っています」(ケンケンさん)

    天井高は、身長151cmの筆者が問題なく立てる高さ。「子ども向けに作られたツリーハウスが移動するイメージ」といえば伝わるでしょうか?

    ミニキッチンに並ぶ道具も雰囲気に合うものを揃えていてこだわりを感じます。

    自転車×電動バイク!?街乗りにぴったりな二刀流バイクを試乗

    今回の展示では、道交法の改正で注目される街乗りモビリティなど小型のものも出展されていました。

    公道走行が可能なEVミニカー「next CRUISER EV」。

    SMART EV BLAZEのブース。

    一部は試乗でき、販路がオンラインのものも多いので、試せるのは貴重なチャンス!

    今回はバイクと自転車の二刀流「GFR−02」に乗ってきました。

    glafitの「GFR−02」。

    電動バイクとして乗るためには、まずは自転車モードからナンバー表示に切り替え。

    この状態になると、電動バイクとして作動できる仕様になっています。

    さっそく電動バイクと自転車の2つのモード、それぞれに乗ってみました。

    まず電動バイクですが、会場に合わせて設定は上限時速20km。車体は軽いものの、タイヤが小さく低い位置になるので安定感があり、初めてのカーブでもスムーズに曲がれました。

    自転車モードでも、乗り心地は変わらず。折り畳んで運べる仕様ですが、そのままでも車種によっては十分載せられるサイズ感、車では感じられない風景を楽しむツールとして1台積んでおけば、アウトドアライフがもっと楽しくなりそうだと感じました。

    アソモビは童心に戻れる大人のアソビ場!

    モビリティと一口に言っても、その形は様々。「アソビ×モビリティ」を追究した日本最大のイベントには、大人たちの遊び心溢れる乗り物が大集結していました。

    偏愛とも言えるほどのこだわりが詰まったモビリティの存在は、私たちの旅やライフスタイルをさらにワクワクさせてくれることでしょう。

    アソモビ
    https://asomobi.com/

    取材・文/北本祐子

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