キャンプ場が一番活況を呈す1日【キャンプ場オーナーの1週間[土曜日]】 | キャンプ場 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンプ場

2023.08.26

キャンプ場が一番活況を呈す1日【キャンプ場オーナーの1週間[土曜日]】

広島県江田島市に「Hawk Nest Family Village」というキャンプ場を個人でオープンしたコージさん。キャンパーが心地よい時間を過ごすため、キャンプ場オーナーは日々どんなことを考え、どのような活動を行っているのか。キャンプ場運営の裏側の1週間をお届けします。第6回の土曜日は、お客さんを迎え入れる準備と対応です。

第1回目・キャンパーが快適な時間を過ごすための日々の準備とは【キャンプ場オーナーの1週間[月曜日]】
第2回目・猛暑の中で草刈りと熱中症対策を【キャンプ場オーナーの1週間[火曜日]】
第3回目・キャンプ場の敷地外も整備を行う理由とは【キャンプ場オーナーの1週間[水曜日]】
第4回目・取材を通じてキャンプ場の魅力を発信する意義【キャンプ場オーナーの1週間[木曜日]】
第5回目・週末に備え、木々と向き合う1日にする【キャンプ場オーナーの1週間[金曜日]

多忙な日こそ確認作業を怠りなく

土曜日はゴミ出しはない日。朝食を済ませたら、早速、活動開始です!

土曜日は、1週間で一番お客さんの多い日です。サイトがすべて埋まることが多く、気が抜けない日でもあります。もちろん、お客さんがたくさん来てくれるのは大変うれしいです。だからこそ、準備は怠れません。

 まずは、場内を回って隅々までチェック。ゴミが落ちてないか、火消し用に置いている水のボトルが空になってないか、サイトを区切る木材がずれていないか、柵が壊れてないか、駐車場の駐車目安の木材がずれてないか、などなど。

水回りも、しっかり確認します。シャワーブース、トイレ、流しは日々清掃していますが、あらためてチェック(前夜に野良猫が荒らすことがあるんです)。消耗品(洗剤、ハンドソープ、ボディソープ、トイレットペーパーなど)の残量の確認も忘れずに行います。

チェック作業は、他にも数多くあります。キャッシュレスシステムの立ち上げと充電。また、ネット予約のみで運営しているので、前夜遅くに予約変更や新規予約が入ることもあり、最新情報を確認します。場内ご案内用のシート(説明点と近隣案内を記載した紙)の在庫チェックと必要に応じ追加印刷も行います。パンフレットボックス内にいつも置いている江田島観光案内の在庫チェックと補充も。

キャッシュレスシステムと観光パンフレットの確認。

キャッシュレスシステムと観光パンフレットの確認。

昼過ぎから、お客さんが続々といらっしゃいます。13:00からのチェックインですが、当日サイトが空いていれば早めに入っていただくこともOKです。

初めて来場されたお客さんの場合、まずご予約頂いたサイトまでご案内し、以下の説明を行います。

  • ウッドチップが敷いてある場所が、テントを立てる場所の想定。その前に砂が敷き詰めてある場所があり、焚き火・BBQはその砂のエリアでとしていただく。ウッドチップ部は火が付きやすいので、要注意。各サイトには火消し用の水の入ったボトル(各サイト2Lボトル3本を配置)が置いてあるので、何かあったら早めに対処をするようお願いします。
  • お子さんがいらっしゃる場合、周囲の柵の外に出ないように注意をお願いします。
  • 共用ハンモックやスイングベンチの扱い注意(大きく揺らしすぎないように)。
  • 共用施設の場所を説明。シャワーも料金込みで、必要あれば30分ごとに予約のできるボードを設置している旨、説明。水道は上水道を引いており、安心してお使い頂ける点も。
  • 燃えカスは共用施設にバケツを2つ置いてあり、そこに捨ててもらうよう説明。
  • その他のゴミは、聞かれたらゴミステーションを説明しますが、なるべくお持ち帰りをお願いしています。
  • 場内にあるキャリーカートと一輪車(猫車)は、荷物運びにご自由にお使い頂ける点も説明。
  • 海への下り方(近道)は、場内ご案内に記載してはいますが、お子さん連れの方には一応説明。
  • その他、全般のルールや近隣案内などを記した案内書をお渡しします。

ひとおおり説明を終えたら、支払い方法(現金、クレジット、QRコード、交通系ICカード)を紹介し、お支払いを受けます。なお、リピーターの方はお支払いのみで、スッとサイトに行って頂くようにしています。

お客さんを出迎える受け付けテーブル。

お客さんをお迎えする受け付けテーブル。

お客さんは予約いただいた時間に対し、30分程度の遅れでもご連絡下さる方や、4時間遅れでも連絡の無い方もいらっしゃいますが、寛容に受け入れています。いままで、本当に来なかった方は1組のみでした。あとで連絡が付いたのですが、失念されていたとのこと。当日来られないことが判明したため、予約も空いていれば他のお客さんが入ったかも…、残念でした。

お客さんとは、普段もやりとりさせて頂いている方とは世間話をすることもあります。でも、場内では基本的にそっとしておき、ご自身やご家族、ご友人との大切な時間にあまり立ち入らないように配慮しています。

そうこうしているうちに、一番賑やかな土曜日も、徐々に美しい夕暮れの時間を迎えて来ます。

[土曜日に続く]

私が書きました!
キャンプ場「Hawk Nest Family Village」オーナー
コージ(秋田浩一)
30数年の会社勤務を経て、2021年12月に広島県江田島市にキャンプ場「Hawk Nest Family Village」をオープン。同キャンプ場の詳細・予約は、上記リンク先のウェブサイトをご覧くさい。

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