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    2023.07.23

    アウトドアヨガの魅力を語りたい!大自然で心と身体を癒したら最高だった

    海外の公園でのアウトドアヨガ

    カナダ留学で体験したアウトドアヨガ。海外でも人気です!

    ヨガといえば、室内でマットを敷いて行うのが一般的ですが、実はアウトドアヨガと呼ばれるものもあります。

    アウトドアヨガは別名「外ヨガ」「青空ヨガ」とも表現され、文字通り屋外で行うヨガのことを指します。

    海外でも人気で、筆者もカナダ留学中に何度か参加した経験があります。

    今回は、そんなアウトドアヨガの魅力をご紹介。また、実際にアウトドアヨガに参加してきた様子もお伝えします。

    アウトドアヨガの魅力とは?

    屋内で行うヨガにもリラックス効果やリフレッシュ効果があると言われていますが、それはアウトドアヨガにも当てはまります。

    鳥の鳴き声や風のゆらぎといった自然の音、そして木々の緑を感じることで心身が癒されるとともに、新鮮な空気の中でポーズをとると気分がリフレッシュします。

    アウトドアでヨガポーズ

    中禅寺湖でのヨガの様子。アウトドアヨガでリフレッシュしよう。

    また、一説によると、マインドフルネスによるストレス軽減効果(※1)も。マインドフルネスとは、過去でも未来でもなく「今」に集中することで、心を落ち着かせ、ストレスを軽減させる方法です。さらに、自然を感じられる環境に20〜30分身を置くと、ストレス軽減効果を得ることができるといわれています(※2)。

    このように、アウトドアヨガは私たちを日常のストレスから解放し、心のやすらぎを取り戻すきっかけを与えてくれるのです。

    ※1 鈴木啓子・林聡・村上 慎一郎・昇寛(2021).「マインドフルネストレーニングとしてのヨガの実践がマインドワンダリング及び心理的側面に及ぼす影響について」,(『国際エクササイズサイエンス学会誌』4巻1号),16-21

    ※2 環境省.“データで見る国立公園の健康効果とは?”.https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/pick-up/health/,(参照2023-07-19)

    朝のアウトドアヨガに参加してみた

    緑の中でアウトドアヨガ

    アウトドアヨガに参加してみました。

    今回、私は栃木県日光市でアウトドアヨガを開催する団体、ワンプレイトのモーニングヨガに参加してきました。

    ワンプレイトでは様々なアウトドアヨガのイベントやツアーを開催しており、トレッキングと組み合わせたヨガや、お寺でカラフルなキャンドルに囲まれて行うヨガなどを体験することができます。

    参加したモーニングヨガは、「ちょっぴり早起きして、ソトの空気を思いっきり吸いながら、素敵な一日をスタートさせる」ことがテーマなのだそう。

    タイムスケジュールは以下の通り。早起きをして、体をゆっくり動かしていきます。

    • 7:00 開場・受付
    • 7:10 ヨガスタート(約50分)
    • 8:10 みんなで朝食(ドリンク付き)
    • 8:30 解散

    服装と道具は?

    畳とヨガマットとボトル

    必要なのはヨガマットと水分。

    アウトドアヨガと言っても、服装や道具は通常のヨガと変わりません。動きやすい服装で、あとはヨガマットと水分があればOKです。

    筆者は長袖のTシャツに、タイツと短パン、ランニング用のソックスというスタイルで参加しました。

    会場は砂利の地面だったので、軽量の畳の上にヨガマットを敷きました。畳とヨガマット、なかなかユニークなコンビですが、安定性抜群で、横になったときも気持ちよかったです。

    ヨガは一畳分のスペースさえあればできるということに、あらためて感心しました。

    さっそくストレッチから開始

    いよいよアウトドアヨガのスタートです。

    はじめは、少しずつ体をほぐすようにストレッチをします。新鮮な空気を吸いながらのストレッチは、なんとも気持ちがいいものです。

    アウトドアヨガの様子

    呼吸を意識してポーズをとります。

    体がほぐれてきたら、呼吸を意識しながらいろいろなポーズをとっていきます。

    ここでのポイントは、無理してきれいなポーズを取らなくてもいいということ。自分のペースで気持ちよく行うのが、アウトドアヨガを楽しむコツです。

    自分の体と対話するイメージで、今の自分の体がどのような状態かを観察することが大切だと教わりました。

    誰かと比べるのではなく、自分と会話する。そんなことも自然の中ならすんなりできてしまいます。

    アウトドアヨガの様子

    筋肉を使うポーズも!

    腹筋や体幹を使うポーズなどもありました。いずれも自重で行うので、普段運動をしていない人でも安心してできそうな強度でした。

    風がそよいで、鳥のさえずりが聞こえる中でポーズをとっていると、とても心地いい気分になります。

    その後は、流れにそって複数のポーズを繰り返す「太陽礼拝」などを行ない、最後にはマットに仰向けになってリラックスタイムをとって終了。

    約50分のアウトドアヨガでしたが、早朝の凛とした空気のためか、とても気持ち良く、時間はあっという間に過ぎていきました。

    終わった後はとてもスッキリし、一日を気持ちよく過ごせそうな気持ちになりました。

    ヨガの後は特製の朝ごはん

    クロワッサンサンドの食材

    ヨガの後は美味しい朝ごはんです。

    ヨガをがんばったあとには、美味しい朝食が待っていました。

    クロワッサンサンド

    自分で具材を挟み込んで完成させたクロワッサンサンド。イベント限定メニューです。

    今回は、栃木県のケーキ屋さんである「菓子工房ギャルソン」特製クロワッサンサンドとスープのセット。気持ち良く運動した後に外で食べる朝ごはんは最高でしたよ!

    アウトドアヨガに挑戦してみよう

    アウトドアヨガは想像以上に気持ちがいいので、ヨガをやったことがある人もない人も、ぜひ一度は体験してみてほしいアクティビティ。

    キャンプに訪れた際、ポーズを調べながら体を動かしてみるのもいいでしょう。

    大自然の中で普段のストレスから心を解放して、心身ともにリフレッシュしましょう!

    私が書きました!
    アウトドアガイド・ライター
    すー(鈴木 隆)
    日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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