こんな扇風機が欲しかった！テントにも吊せるsirocaの「ANDON FAN」を体験してみた

自宅はもちろん、アウトドアシーンでも使える家電がいま人気を集めています。

メインとなる使い方に加えて、アウトドアシーンで便利な機能が付いていることは、自宅用を買う際の選定ポイントに加えてもいいですよね。

今回体験イベントでお試ししたのは、sirocaが2022年に発売したコードレス扇風機「ANDON FAN」。アウトドアシーンでの使い方をチェックしてきました。

siroca「ANDON FAN」14,800円（税込み）。本体サイズは幅22cm × 奥行22cm ×高さ20cmの重さ0.8kg。これに別途ユニットをつけて使う。

「ANDON FAN」の機能を紹介するTシャツを着用したsiroca社員の面々。

アウトドアにもぴったりな「ANDON FAN」の特徴とは？

2WAYで使えるコードレス扇風機

「ANDON FAN」は、脚部アタッチメントを変えることで2WAY使用が可能に。

パイプユニットを取り付けて使った状態。

パイプユニットを取り付ければ、好きな場所に置いて使えます。自宅内ではキッチンやリビング、デスクなど自分が過ごす場所に持ち運べるので便利。

クリップユニットを付ければテントの中で吊すことも可能。送風してみると、上から優しい風が吹いてきて気持ちよかった。

もう1つのクリップユニットを使うと、自分が心地よく感じる位置にクリップで留めて、上から風を届けることができます。睡眠時にエアコンと併用するサーキュラーとしても◎。アウトドアシーンならばテント内での利用にぴったりです。

クリップユニットは、クリップ部分が大きいのでしっかりホールドできる。

自宅のテーブルでも標準的な厚みのものであれば挟み込んで使える。

付属機器のリモコンがあるので、高い位置に取り付けても操作は簡単。リモコンはカラビナ付きでアウトドアシーンでの使い勝手も◎。

いざというときに便利なバッテリー機能

本体はバッテリー充電で最大30時間使えます。さらに、背面の充電・給電ポートを使えばモバイルバッテリーとしても活用可能。

キャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、いざというときのための防災用品としても1台あると便利です。

本体の背面。本体操作やチャイルドロック機能もここで設定できる。

アウトドアシーンでも安心の防じん・防滴仕様

モバイル家電とアウトドア家電の大きな違いは、コードレスで使えるコンパクトサイズであることに加え、アウトドアシーンに持ち出しても多少の風雨や砂埃に耐えうる性能があること。

「ANDON FAN」の防じん・防滴性能は、JIS保護等級IP44。降雨による水滴や、水しぶきがかかっても使えます。河原でのキャンプやBBQにぴったりのアイテムでしょう。

夏のキャンプは扇風機で快適に過ごそう

ボディカラーはダークグリーン（写真左）とサンドベージュ（写真右）。

ボディカラーは、他のアウトドアアイテムと並べても違和感のないダークグリーンとサンドベージュの2色。

日本気象協会によると、この夏の気温は、東日本・西日本共に平年並みか高いと予想されています。

扇風機はあって困るものではないので、すでに持っている人も買い替えや買い足しの候補として検討してみてはいかがでしょうか？

取材・文／北本祐子