【アウトドア達人の防災用具を拝見】岡山県西粟倉村・井筒耕平さん編 | サバイバル・防災 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 【アウトドア達人の防災用具を拝見】岡山県西粟倉村・井筒耕平さん編

    2017.06.19 ロケットストーブ井筒耕平寝袋防災用具

    地震や大雨などこのところ災害が多発しています。このような時代を生き延びるには、どのような準備やコツ、生活の技術が必要なのか? 岡山県西粟倉村で再生可能エネルギーや林業に関する実践を調査研究している井筒耕平さんを訪ねました。

     

    日常使用しているものを手の届く範囲に置いておく

    井筒さんが非常時に持ち出す防災セットは、すべて日常的に使っているものという。

    「いざというときに慌てないために、慣れている道具を持っていきたい。バックパックに入れておくというよりは、常に手の届く範囲にあることが大事です」

     

    井筒さんが日頃から使っている道具がこちら。

    ①4合炊きの飯ごう。ロケットストーブを使って、毎日の食事も飯ごうでごはんを炊いている。

    ②長靴。雨が降っても濡れず、手早く履けるのもいい。

    ③モンベルの寝袋

    ④薪を割るときに使うナタ。五右衛門風呂を沸かすときにも、ロケットストーブの火をおこすときにも使うので、ほぼ毎日使っている。

    ⑤ヘルメット。災害時は、室内にいるときもヘルメットを被って行動する。

    ⑥ヘッドランプ。手がフリーになるライトのほうが◎。予備の電池もあるといい。

    ⑦革のグローブ。火をおこすときの必需品。

    ⑧ガストーチ。これさえあれば、簡単に火がおこせる。

     

    非常事態を生き抜くときにもすべて役に立つ道具ばかり。

     

    井筒耕平さん
    「村楽エナジー」代表。再生可能エネルギーや林業に関する実践を調査研究している。薪ボイラーの薪工場を運営。燃料の木は裏の山に拾いに行くことも多い。
    http://sonraku-energy.com/

    ◎構成/中山夏美 ◎撮影/福田磨弥

    RELATED ARTICLES

    関連記事

    NEW ARTICLES

    『 サバイバル・防災 』新着編集部記事

    救助犬の仲間たちのものがたり~エムとクレア編【災害救助犬コアと家族の日記 Vol.7】

    2023.10.22

    さばいどる かほなん、無人ビーチでのサバイバル生活で緊急事態に遭遇!

    2023.10.09

    さばいどる かほなん、無人のビーチで防災用品やアウトドアグッズを検証!

    2023.09.20

    防災キャンプは何のためにするの?体験方法やおすすめギアを紹介

    2023.09.19

    旅行、アウトドア、非常時にも!3役使える「ace.」のコンテナ型スーツケース

    2023.09.14

    ネイタルデザインとワンポットワンダーが共同開発した“無人島に旅立ちたくなる非常食セット”とは?

    2023.09.09

    「お湯をかけると揚げ物に?」驚きのフリーズドライ最新事情&売れ筋ランキング

    2023.09.06

    ワークマンは防災にも役立つって知ってた?完全装備で危険エリアの脱出体験をしてみたら…

    2023.09.01