ガサガサのやり方とは?水場で生き物とふれあう方法と注意点 | 自然観察・昆虫 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

自然観察・昆虫

2023.04.25

ガサガサのやり方とは?水場で生き物とふれあう方法と注意点

長く続いた冬の寒い日々を終え、春や夏が到来。これらの季節になると、冬の間じっと眠っていた生き物たちが活発に動きだします。

今回は、そのような生き物たちと触れ合える「ガサガサ」について紹介。

友達同士や家族みんなでガサガサ体験をして、童心にかえっちゃいましょう。

水場で楽しむガサガサとは?

ガサガサのイメージカット

ガサガサとは、網やザルで水場をガサガサして生き物を捕まえることです。

ガサガサとは、魚とり用の網やザルを使って、水場をガサガサと探索することです。

用水路や水たまりなど、一見小さく見える水場の中には、意外と多くの生き物が潜んでいます。ときには珍しい生き物と出合えることも。

生き物たちを捕まえて観察したり、持ち帰って育ててみたりと、楽しみ方もさまざまです。一度ガサガサをやり始めると、思った以上にハマってしまうかもしれませんよ。

初心者でも簡単!ガサガサのやり方

さっそく、大人も子どもも楽しめるガサガサのやり方を紹介していきます。

ガサガサを行う際の服装や装備って?

ガサガサをやる際の服装のイメージカット

水場に行くので長靴は必須です。

まずは、服装や装備の準備から。

汚れてもいい服装にチェンジ!

はじめに汚れてもいい服装に着替えましょう。

ガサガサは水場で行うので、動いているうちに水や泥で汚れます。ときには、斜面で滑って泥だらけになることも。

長靴と帽子を用意しよう

ガサガサをする場所によっては、水に浸かることもあるので、長靴は必須です。使用前に水漏れがないか確認しておきましょう。

また、日差しが強い場合があるので、日焼けを避けたい人は帽子の用意をおすすめします。

必要な持ち物は3点!

必要な持ち物は、バケツ・ザル・魚とり用の網の3点。ザルと網はどちらも生き物を捕まえる際に使用します。

水場に浸かっているときはザルで、歩道など水場から少し距離のある場所から捕まえるときは網で、といった具合に使い分けることができますよ。伸縮性がある網だとなおよしです。

ガサガサを行う場所と注意点

ガサガサを行う場所のイメージカット

水が溜まっている深場には、数多くの生き物が潜んでいます。

基本的に、ある程度の水がある場所であれば、何かしらの生き物が生息しているでしょう。

なかでも、深く水が溜まっている場所は、絶好のガサガサスポット。じっくり観察すると、泳いでいる小魚やどじょう、ヤゴといった生き物たちを見つけられます。

なお、深場を見つけた際は、生き物たちに気づかれないようゆっくりと近づくのが鉄則。生き物たちは一度警戒するとなかなか姿を現してくれないため、あわてて近づくと捕まえるのが難しくなってしまいます。

いよいよガサガサに挑戦!

ガサガサのやり方のイメージカット

水路の両端の泥をすくうようにするとうまくいきます。

ガサガサのやり方はとても簡単。まずは、ザルや網を使い、水中の泥をすくいあげます。そしてザルを水中に浸したまま、左右に揺すって泥を除去しましょう。

このとき、水路の際に沿ってガサガサすると、多くの生き物を捕まえられますよ。

泥を除去した後のイメージカット

落ち葉や枯れ木の間に生き物たちが混じっています。

うまくいくと、枯れ木や枯れ草の間で動く、どじょうやヤゴなどの生き物を発見できます。

あとはひたすらこの単純作業を繰り返し、生き物たちを捕まえていきましょう。

ガサガサで出合える生き物たち

捕まえた生き物たちのイメージカット

多種多様な生き物と出合えるのが、ガサガサの醍醐味です。

今回ガサガサを行った結果、さまざまな生き物と出合えました。

コオイムシやヤゴ、魚に遭遇!

オスが卵を背中に乗せて子育てをするのが特徴的なコオイムシ、トンボの幼虫である何種類かのヤゴ、上流~中流域に生息する魚であるアブラハヤ、ドジョウなどなど。

生き物の卵も発見!

トウホクサンショウウオの卵のイメージカット

ときには珍しい生き物と出合うことがあります。

ガサガサを行うなかで見つけた、山あいのとある水場には、トウホクサンショウウオの卵がいくつも産み付けられていました。

このように、ガサガサをやっていると、めったにお目にかかれない珍しい生き物と出合うことがありますよ。

網を片手にガサガサへと出かけよう!

アブラハヤのイメージカット

今年はガサガサに挑戦してみましょう。

難しい技術は何もいらず、初心者でも手軽にできるガサガサ。道具を用意して実際にやってみると、意外と楽しいものです。

さらに、捕まえた生き物を水槽などで飼うこともできますよ。

自然とたっぷり触れ合えるので、子どもたちも楽しめること間違いなし。春や夏といった暖かい季節は、みんなでガサガサに挑戦し、楽しい思い出を作ってくださいね。

ただし、生き物を傷つけたり、乱獲したりするようなことはくれぐれもしないように。自然と仲良く遊びましょう。

私が書きました!
アウトドアライター
小松優太
秋田県南部の里山に生まれ、自然が身近に溢れる環境で育つ。釣り歴22年・キャンプ歴15年の生粋のアウトドア好き。過去には、アウトドア系の大手ECショップでバイヤーとして従事し、ルアー約10万点の販売管理を担当。現在はフリーのアウトドアライターとして活動中。アウトドア以外にも、筋トレ・アクアリウム・アコギ・カメラに造詣が深い。地元でキャンプ場と釣り堀を経営すべく奮闘中。

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