今から植えて夏に食べられる!簡単で収穫は大満足な「ミョウガ」ベランダ栽培のススメ | 農業・ガーデニング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

農業・ガーデニング

2023.03.18

今から植えて夏に食べられる!簡単で収穫は大満足な「ミョウガ」ベランダ栽培のススメ

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ミョウガ甘酢漬け

採れすぎて消費が追いつかないとき「ミョウガ甘酢漬け」を作ります。寿司酢とか甘酢に漬けるだけの簡単保存食。

ズボラ菜園ティストほどオススメしたい「ミョウガ栽培」

昨年の冬のこと。友人が「ものすごい収穫量だから!」と、彼女の菜園からミョウガの根っこをお裾分けしてくれました。ミョウガは麺のトッピングや酢の物などに入れると、なんとも味わい深い「クセ」があっておいしいですよねー。でも買うとなると3つで200円を超えたりして、意外と高いですよね。これが自宅でガンガン採れたらうれしいなー。

まだ寒さ残る3月頭に植え付けました。しかしなんの反応もなく、「放置」していたら気づけば雑草に覆われ、枯れてしまったか!? 違う苗を植えようかと様子を見に行ったら、ツンとした芽が出てる!それは植えてから約2ヶ月後のGWあたりの話です。

ミョウガの植え付け時期

  • 東京などの地域:2月~4月
  • 寒冷地:4月ごろ

地下茎や苗を植えて育てる

ミョウガの根っこ

友だちからもらった「ミョウガの根っこ」。

私たちがよく知る「あの」ミョウガを植えても育ちません。株分けされた「地下茎」や「苗」を植えます。ホームセンターや園芸店、通販などでも購入できますよ。

ミョウガが「育てやすい」わけ

日陰に植える

60×30㎝くらいのプランターに植え、「培養土」を3㎝ほどかけました。

なぜミョウガが育てやすいかというと、「日当たりの悪い場所」を好むから。わが家の場合、どの苗の生育も今いちだったベランダの東側です。そこは朝だけ日が差して、あとは建物に隠れて日陰になるからです。

日当たりのいい場所で育てている野菜

日光を好む「トマト」や「万願寺唐辛子」は日当たりのいいところで栽培しています。

またミョウガは「寒冷地」や、わが家のような「プランター栽培」も可能。さらには「病害虫」の被害が少なめで、「肥料」もほとんど要らない。しかも「多年草」のため一度植え付けたら3~5年と「長期間の収穫」が見込めます。

ベランダで育てる「プランター栽培」の場合、深さが30cm前後あればOK。たくさん収穫して「ふっふっふっ」とほくそ笑みたいなら表面積多めの少し大きめの鉢がオススメ。また、土はホームセンターなどで普通に売られている「野菜用の培養土」でいいと思います。

水やりは、少し土が乾いたかなーというときだけ与えればOK。数日間の旅行だってできちゃいます。

ミョウガの葉っぱ

アレよという間に生い茂ったミョウガの「葉っぱ」。ボサボサしてあまりかわいくはないですね(笑)。

葉っぱは茂ったものの、肝心のミョウガなんて出てきやしなくて、そもそもミョウガってどうやって生えるのだろう。ある夏の朝、何の気なしにプランターを覗いてみたところ…。

忘れたころにミョウガ誕生

やっと生えてきたミョウガ

ミョウガがニョキニョキ生えていました!

ミョウガって手がかからなすぎる分、本当に「知らぬ間に~」なヤツなんです。危ないな、もう(笑)。 ここからは毎日のように頭を出していましたよ。

スグに株分けしてくれた友人に画像付きでLINEしました。「どうすればいいの?」「もう引っこ抜いていいの?」「掘ればいいの?」まさに”根掘り葉掘り”聞いたのです(笑)。

これ以上放っておくと花が咲いてしまうから(花も食べられるそうですが)、「いますぐ抜いて!」と。また「ひねりながら引っ張れば抜ける」と教えてもらいました。

収穫したミョウガ

友人のアドバイス通り、ひねりながら引っ張りました。簡単に抜けましたよ。

苗を植えたその年はあまり生えてこない、という話でしたが、いやいや毎日どんどん出てきました。8月頭から10月半ばくらいまで「ちょうど料理にミョウガが使いたいとき」わりと長期間、収穫。2年目の今年はどうなってしまうのでしょう。「ふっふっふっ」とほくそ笑むのがいまから楽しみです。それとも度を超えた収穫量の多さにうれしい悲鳴を上げながら「甘酢漬け」ばかり作るのでしょうか。わかりません(笑)。

ミョウガの根はどんどん増えます。「根詰まり」して弱らせないためにプランター栽培の場合、3年くらいを目安に「植え替え」を行なうといいそうです。

晩秋になるとミョウガの葉っぱは自然と枯れてきます。土壌を保湿させるため「そのまま」にしておくのがいいようです。ほんと「放置」でOKなんですね(笑)。

ミョウガを使ったオススメ料理

どんどん収穫できるミョウガ。夏から秋にかけて一生懸命食べました。そのなかのいくつかメニューをご紹介。ただ切って乗せただけですけどね(笑)。

朝の麺率が高いわが家の場合

そうめん

オクラと納豆とモズクの「具だくさんネバネバそうめん」。

冷麺

「冷麺」にもミョウガを入れます。韓国料理にも合う!

手巻き寿司

麺ではないですが「手巻き寿司」の具にもオススメ!

ミョウガにはカリウム、マグネシウム、ビタミンEなど、体に必要な栄養素が含まれています。あの味わい深い「クセ」には、むくみ予防、血行促進効果もあるんですねー。

「切って載せて和えるだけ」お酒のツマミ系

トマトミョウガサラダ

トマトとミョウガのサラダ。

茹で鶏とキュウリのミョウガ和え

茹で鶏とキュウリのミョウガ和え。

キュウリとジャコのミョウガ和え

キュウリとジャコのミョウガ和え。

棒々鶏風

蒸し鶏に載せて「棒々鶏風」にも。

カツオのたたきサラダ

カツオのたたきサラダにミョウガはマストです。

キュウリ、オクラ、貝割れ、ミョウガ、カツオ和え

キュウリ、オクラ、貝割れ、ミョウガ、カツオ和え。冷や奴にも、麺に載せても、そのままツマミとして食べても○。

追肥もしないし、基本「放置」なのに、ケナゲに実がどんどん出てくるミョウガ。栽培も簡単、メニューも載せて切って和えるだけ。すべてにおいて面倒くさがり屋にばっちりの野菜なのですね。皆さんもちょうどこの時期に、ミョウガの苗を植え付けてはいかがでしょうか。夏は食卓が「ミョウガ三昧」になりますよー。

私が書きました!
旅のエッセイスト
国井律子
1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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