![ミョウガ甘酢漬け](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08168.jpg)
採れすぎて消費が追いつかないとき「ミョウガ甘酢漬け」を作ります。寿司酢とか甘酢に漬けるだけの簡単保存食。
ズボラ菜園ティストほどオススメしたい「ミョウガ栽培」
昨年の冬のこと。友人が「ものすごい収穫量だから!」と、彼女の菜園からミョウガの根っこをお裾分けしてくれました。ミョウガは麺のトッピングや酢の物などに入れると、なんとも味わい深い「クセ」があっておいしいですよねー。でも買うとなると3つで200円を超えたりして、意外と高いですよね。これが自宅でガンガン採れたらうれしいなー。
まだ寒さ残る3月頭に植え付けました。しかしなんの反応もなく、「放置」していたら気づけば雑草に覆われ、枯れてしまったか!? 違う苗を植えようかと様子を見に行ったら、ツンとした芽が出てる!それは植えてから約2ヶ月後のGWあたりの話です。
ミョウガの植え付け時期
- 東京などの地域:2月~4月
- 寒冷地:4月ごろ
地下茎や苗を植えて育てる
![ミョウガの根っこ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC07410.jpg)
友だちからもらった「ミョウガの根っこ」。
私たちがよく知る「あの」ミョウガを植えても育ちません。株分けされた「地下茎」や「苗」を植えます。ホームセンターや園芸店、通販などでも購入できますよ。
ミョウガが「育てやすい」わけ
![日陰に植える](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC07411.jpg)
60×30㎝くらいのプランターに植え、「培養土」を3㎝ほどかけました。
なぜミョウガが育てやすいかというと、「日当たりの悪い場所」を好むから。わが家の場合、どの苗の生育も今いちだったベランダの東側です。そこは朝だけ日が差して、あとは建物に隠れて日陰になるからです。
![日当たりのいい場所で育てている野菜](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC04373.jpg)
日光を好む「トマト」や「万願寺唐辛子」は日当たりのいいところで栽培しています。
またミョウガは「寒冷地」や、わが家のような「プランター栽培」も可能。さらには「病害虫」の被害が少なめで、「肥料」もほとんど要らない。しかも「多年草」のため一度植え付けたら3~5年と「長期間の収穫」が見込めます。
ベランダで育てる「プランター栽培」の場合、深さが30cm前後あればOK。たくさん収穫して「ふっふっふっ」とほくそ笑みたいなら表面積多めの少し大きめの鉢がオススメ。また、土はホームセンターなどで普通に売られている「野菜用の培養土」でいいと思います。
水やりは、少し土が乾いたかなーというときだけ与えればOK。数日間の旅行だってできちゃいます。
![ミョウガの葉っぱ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08156.jpg)
アレよという間に生い茂ったミョウガの「葉っぱ」。ボサボサしてあまりかわいくはないですね(笑)。
葉っぱは茂ったものの、肝心のミョウガなんて出てきやしなくて、そもそもミョウガってどうやって生えるのだろう。ある夏の朝、何の気なしにプランターを覗いてみたところ…。
忘れたころにミョウガ誕生
![やっと生えてきたミョウガ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08153.jpg)
ミョウガがニョキニョキ生えていました!
ミョウガって手がかからなすぎる分、本当に「知らぬ間に~」なヤツなんです。危ないな、もう(笑)。 ここからは毎日のように頭を出していましたよ。
スグに株分けしてくれた友人に画像付きでLINEしました。「どうすればいいの?」「もう引っこ抜いていいの?」「掘ればいいの?」まさに”根掘り葉掘り”聞いたのです(笑)。
これ以上放っておくと花が咲いてしまうから(花も食べられるそうですが)、「いますぐ抜いて!」と。また「ひねりながら引っ張れば抜ける」と教えてもらいました。
![収穫したミョウガ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08155.jpg)
友人のアドバイス通り、ひねりながら引っ張りました。簡単に抜けましたよ。
苗を植えたその年はあまり生えてこない、という話でしたが、いやいや毎日どんどん出てきました。8月頭から10月半ばくらいまで「ちょうど料理にミョウガが使いたいとき」わりと長期間、収穫。2年目の今年はどうなってしまうのでしょう。「ふっふっふっ」とほくそ笑むのがいまから楽しみです。それとも度を超えた収穫量の多さにうれしい悲鳴を上げながら「甘酢漬け」ばかり作るのでしょうか。わかりません(笑)。
ミョウガの根はどんどん増えます。「根詰まり」して弱らせないためにプランター栽培の場合、3年くらいを目安に「植え替え」を行なうといいそうです。
晩秋になるとミョウガの葉っぱは自然と枯れてきます。土壌を保湿させるため「そのまま」にしておくのがいいようです。ほんと「放置」でOKなんですね(笑)。
ミョウガを使ったオススメ料理
どんどん収穫できるミョウガ。夏から秋にかけて一生懸命食べました。そのなかのいくつかメニューをご紹介。ただ切って乗せただけですけどね(笑)。
朝の麺率が高いわが家の場合
![そうめん](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC07190.jpg)
オクラと納豆とモズクの「具だくさんネバネバそうめん」。
![冷麺](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08014.jpg)
「冷麺」にもミョウガを入れます。韓国料理にも合う!
![手巻き寿司](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08096.jpg)
麺ではないですが「手巻き寿司」の具にもオススメ!
ミョウガにはカリウム、マグネシウム、ビタミンEなど、体に必要な栄養素が含まれています。あの味わい深い「クセ」には、むくみ予防、血行促進効果もあるんですねー。
「切って載せて和えるだけ」お酒のツマミ系
![トマトミョウガサラダ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08203.jpg)
トマトとミョウガのサラダ。
![茹で鶏とキュウリのミョウガ和え](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08476.jpg)
茹で鶏とキュウリのミョウガ和え。
![キュウリとジャコのミョウガ和え](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08633.jpg)
キュウリとジャコのミョウガ和え。
![棒々鶏風](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC08058.jpg)
蒸し鶏に載せて「棒々鶏風」にも。
![カツオのたたきサラダ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC05576.jpg)
カツオのたたきサラダにミョウガはマストです。
![キュウリ、オクラ、貝割れ、ミョウガ、カツオ和え](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/03/DSC07209.jpg)
キュウリ、オクラ、貝割れ、ミョウガ、カツオ和え。冷や奴にも、麺に載せても、そのままツマミとして食べても○。
追肥もしないし、基本「放置」なのに、ケナゲに実がどんどん出てくるミョウガ。栽培も簡単、メニューも載せて切って和えるだけ。すべてにおいて面倒くさがり屋にばっちりの野菜なのですね。皆さんもちょうどこの時期に、ミョウガの苗を植え付けてはいかがでしょうか。夏は食卓が「ミョウガ三昧」になりますよー。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/03/f345f02e841f5a6cb98472137d6458d0.jpg)