豊かなアウトドアライフを後押しする逸品をBE-PAL創刊編集長がレビューするこの企画。今回は、雨の日に役立つ補助具をご紹介。
雨の日、山歩きにしろ野遊びにしろ、レインパーカが常識ですが、フードは視界が限られるしメガネに水滴がつきます。ちょっとしたアウトドアなら傘がいいです。そんなとき、傘をさして両手が使える便利な補助具があります。
ザックのショルダーベルトにホルダーを付けて、そこに折りたたみ傘の取っ手を差し込み、芯をスナップで留めます。これで両手が自由になるので、スマートフォンやカメラで撮影ができます。
ザックに取り付けるとこんな感じ
肩ベルトに面ファスナーで固定するのですが、幅4㎝以上、厚みがありしっかりしたものが適しています。またそのままだと下へ落ちるので、チェストストラップ(胸の前で左右の肩ベルトをつなぐストラップ)が必要。肩ベルトにいろんなものが付けられるようになっているタイプでは、それを利用することもできます。いずれにしろちょっとした工夫が必要。
「GLIDER ハンズフリー傘ホルダー」のサイズは7.5×21㎝で、ホルダーのポケットは傘の取っ手が直径5㎝以下でないと入りません。使ってみるとなかなか便利なので、雨の日の撮影専用傘として用意してもいいです。GLIDERというのはアクションカメラGoProなどのアクセサリーメーカー。日本製。2,970円。
問い合わせ先:メイジエ info01@glider-sports.com
執筆者:中村 滋
1944年生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長。現在は「Cool Senior Magazine」を編集。www.csmagazine.jp/
(BE-PAL 2022年12月号より)