ちょっと炙って。楽しい、おいしい『キャンプ・ナチョス』
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    2022.08.17

    ちょっと炙って。楽しい、おいしい『キャンプ・ナチョス』

    パエリア鍋で作ったキャンプ・ナチョス

    子供用と大人用でハーフアンドハーフにしても。子供用には、コーンやパイナップルなどを入れるのもおすすめ。

    マイクロトーチ(バーナーライター)で軽く炙って食べる『キャンプ・ナチョス』

    チーズがとろーり、食べごろになったナチョスを軽く炙ってみたら、おいしい!しかも楽しい!キャンプにぴったりの「ナチョス」になりました。

    ライターバーナーでナチョスを炙っているところ

    自分好みの炙り加減をみつけて。

     日本では、チリコンカンで作るナチョスが一般的ですが、トマトや玉ねぎ、アボカドといったシンプルな食材で作るナチョスのレシピを紹介します。

    【キャンプ・ナチョスのレシピ】

    今回使用した材料

    今回使用した材料です。※加熱するときにアルミホイルを蓋として使いますので、アルミホイルも忘れずに。蓋がある鍋を使用する場合は不要です。

    【材料】

    • トルティーヤチップス 適量
    • 玉ねぎ 1/2個
    • プチトマト 10粒程度
    • アボカド 1/2個
    • ブラックオリーブ(好みで) 10粒程度
    • ハラペーニョ(あれば) 1本分
    • とろけるチーズ(好みのもので) 適量
    • 塩 少々
    • ブラックペッパー 少々
    • オリーブオイル 適量
    • タバスコ(好みで)
    市販のトルティーヤチップス

    市販のトルティーヤチップスは無塩、塩が添加されているものがあります。トルティーヤチップスの味をみて、味付けは加減してください。

    <下準備>

    • 玉ねぎはみじん切りにします。
    • プチトマトは半分、または1/4にカットします。
    • ブラックオリーブは輪切りにします。
    • ハラペーニョは輪切りにします。
    • アボカドは半分にカットし、さいの目に包丁をいれ、スプーンなどを使って実を取り出します。アボカドの実は空気に触れると変色するので焼く直前にカットするか、酢やレモン果汁をかけて酸化を防いでおきましょう。

    【作り方】

    (1)ボウルにみじん切りにした玉ねぎ、カットしたプチトマトを入れ、塩、ブラックペッパーで味をしてオリーブオイルで和えておきます。

    玉ねぎとトマトをオリーブオイルで和えている

    玉ねぎ、プチトマトはたっぷり入れるとおいしいです。

     (2)大きめの平たいフライパン(ここではパエリア鍋)にまんべんなくトルティーヤチップスを敷き詰めて火をつけ、トルティーヤチップスを焼きます。

    トルティーヤチップスを焼く様子

    この時点でトルティーヤチップス全体が熱くなるまで焼きます。

     (3)その上に、とろけるチーズ、(1)、さいの目に切ったアボカド、ブラックオリーブをバランスよくのせます。

    玉ねぎとトマトをトッピングしている

    まんべんなくかけます。

    (4)さらにとろけるチーズをのせて、ハラペーニョの輪切りをトッピングします。

    とろけるチーズをかけている

    チーズもまんべんなくかけます。

    (5)アルミホイルで蓋をして3分ほど焼きます。

    アルミホイルで鍋を覆う

    アルミホイルで蓋をして、弱中火でチーズが溶けるまで焼きます。

    (6)好みの加減に焼けたらできあがりです。

     チーズをトッピングしなくてもおいしい

    シンプルに玉ねぎとプチトマト、塩にブラックペッパーにバジルを散らす、そんな食べ方もおすすめです。

     失敗しないアボカドの見分け方

    アボカドをカットするときのドキドキ感はこの先もなくなることはないと思いますが、これだけは押さえておきたい失敗しないための簡単な見分け方を紹介します。

    1. 色は深緑で形がきれいなもの
    2. ヘタがついていて、ヘタの周りに隙間がないもの
    3. 持ったときに重量感があるもの
    アボカド

    アボカドのヘタの周りに隙間がないもの。これはおすすめの選び方です。

    カットしたアボカドがまだ熟していなかったら

    そろそろ食べ頃かなと、アボカドをカットしてみたけれど、まだ硬く熟してなかったというときは、ラップをして追熟させれば大丈夫です。

    夏場の気温が高いときには、野菜室で、涼しい季節であれば、温かい場所、常温で果肉がやわらかくなるまで追熟させましょう。

    そのほか、硬いアボカドは、ソテーしたり、焼いてもおいしく食べられます。アボカドは熱を加えることで、とろっとなめらかな食感に、生のアボカドとはまた違った味が楽しめます。『キャンプ・ナチョス』も、硬いアボカドでもおいしくできますよ。

    『キャンプ・ナチョス』は、平たい大きめのパン(鍋)で作るのがおすすめ

    『キャンプ・ナチョス』は、大きめのフライパンやパエリア鍋など平たい鍋を使うのがおすすめ。大きめの鍋を使うことでまんべんなくトルティーヤチップスを広げられてとても作りやすく、食べやすく、さらに見栄えよく、あと片付けも簡単です。マイクロトーチを使う際には、お子さんの火の取り扱いに十分気をつけて、楽しく、おいしく作ってください。

    私が書きました!
    料理研究家
    小牧由美
    名古屋市在住の料理研究家。東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、銀座のヴィーガンカフェでは立ち上げから店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、旬の素材を使った料理やローフード、ヴィーガンレシピの創作、商品開発などを行なっている。2022年9月、『秋の恵みを愉しむキャンプ料理教室』開催予定。http://yamabon.jp/

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