日産アリアからフィアット、ボルボまで!2022年上半期登場のEVをテスト | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2022.08.15

日産アリアからフィアット、ボルボまで!2022年上半期登場のEVをテスト

SUVボディーに長く走れる大容量電池を搭載!

日産/アリア B6 2WD 

¥5,390,000

私たちがテストしました!

編集・早坂 (右)、記者・櫻井(左)

フィールドではまだ希少な存在なれど、世の中は電動化が着々と進行中。今回は日産の新型車をはじめ、注目のEVをご紹介します!

キャンプに行けるEVの最右翼

早:昨年発表された日産のEV、アリアがいよいよ発売されました。SUVということで、アウトドアとの親和性も高そうです。
櫻:うん。なんといってもサイズ感が絶妙。日産を代表するSUVのエクストレイルと比べて(2022年8月現在の従来型と比較)、全長は95mm短い4595mm。だけどホイールベースを長くとることで、室内長はエクストレイルよりも70mm長いんだ。

EVをアピールする戦略上、モダンなスタイリングを取り入れたアリア。大きく見えるがミドルサイズSUVクラス。

コンパクトな駆動・空調ユニットを前輪の車軸前方に収め、広い室内空間を実現した。

テスト車両は前輪駆動で、追って4WD車も登場予定。

早:エンジンを積まないEVならではの設計ですね!
櫻:そう。ボンネットの下の駆動ユニットがコンパクトなので前方ぎりぎりまで室内空間を広げられるし、前輪の切れ角も大きくなって小回りが利く。

中央と運転席のモニターをスワイプ操作でき、多彩なメニューを自在に配置できる。まるでタブレット端末。

操作スイッチはパネルに浮かび上がり、触ると指に振動が伝わる。

早:室内の広さはフルフラットにしたときに実感しました。たたんだ背もたれと前席の隙間を埋めれば体を曲げずに休めるほど。長尺物も積みやすいですよ~。
櫻:仕立ては都会的だけどアウトドアに対応する機能は備えているね。

写真はラゲッジボードをはずして積載した状態。奥行きに余裕があり、ファミリーキャンプにも対応する。

ラゲッジボードを装着した状態。床下収納は66Lを確保。

フルフラットにしたときの奥行きの長さはステーションワゴン並み。

早:そして最高なのが乗り心地。EVだから静かなのは当たり前ですが、それにしてもこのアリア、風切り音や路面からの騒音がしっかり抑えられていて、後席での試乗中、あまりの心地よさに眠ってしまいそうに。
櫻:アリアはキャビンへの音の侵入を抑え込む高遮音ボディーを採用し、モーター音そのものも小さくなるよう設計されているんだ。疲れにくいから、今までよりもっと遠くへ行こうという気にさせてくれる。

体にぴったりと沿うシートには、ヒーターとベンチレーターを標準装備。

後席は頭上がやや低いものの足元は広い。背もたれは寝かせ気味で、長時間乗車でも疲れにくい設計。

アウトドアの電動化を後押し!

早:EVの弱点である航続可能距離についても、アリアは頑張っています。今回試乗したベースグレードで公表値は470km。低く見積もっても300kmは確実に走れるんじゃないかと。
櫻:そうだね。高速道路を使ってキャンプに行く場合、目的地に一番近いSAの急速充電器で貯めておけば安心感はより高まるよ。
早:あとは価格ですね。テスト車両で539万円…。
櫻:でもEVは国や自治体からの補助金がある。オプションの運転支援装備、プロパイロット2.0を付けたテスト車両の場合、令和4年度の補助金が92万円。さらに自治体の補助金が東京都では45万円。そしてエコカー減税額は4万8500円となっております。
早:おおっ、それなら十分現実的! アウトドアの電動化時代に拍車がかかりそうな予感がしてきました。

SPECIFICATIONS

【駆動方式】 2WD
【ボディー寸法】
全長 4,595mm
全幅 1,850mm
全高 1,655〜1,665mm
最低地上高 180mm
最小回転半径 5.4m
ホイールベース 2,775mm
トレッド 前1,585mm/後1,590mm
タイヤサイズ 235/55R19
車両重量 1,920kg
乗車定員 5名
【パワーユニット】
原動機 総電力66kWh
最高出力 160kW(218PS)/5,950〜13,000rpm
最大トルク 300N・m/0〜4,392rpm
一充電走行距離(WLTCモード) 470km

問い合わせ先:日産自動車 TEL:0120-315-232 
https://www.nissan.co.jp

一歩先をいくインポートEVの注目株2台!

フィアット/500e

¥4,500,000〜

問い合わせ先:フィアット 

https://www.fiat-auto.co.jp/

TEL:0120-404-053 

欧州の自動車ブランドからも魅力的なEVが続々登場。こちらは電動化した新型フィアット/500e。メーターはデジタル化され、内装はレザーフリー。航続距離は335kmと短いが、こまめに充電すれば近場でのキャンプが可能。荷物をめいっぱい積んで遊ぼう。

ボルボ/C40リチャージ

¥5,990,000〜

問い合わせ先:ボルボ・カー・ジャパン 

https://www.volvocars.com/jp

TEL:0120-55-8500

ボルボからはコンパクトSUVがEVで登場。空気導入用のフロントグリルのないスタイリングがEV的。ラゲッジは413Lで、ボンネット下にも31Lのトランクが付く。こちらも内装はレザーフリーで、フェルトのような素材が斬新。航続距離は484kmだ。

※構成/櫻井 香 撮影/小倉雄一郎  

(BE-PAL 2022年7月号より)

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