この夏は親子でビーチクリーンに参加しよう!楽しみながら行なう環境活動 | 海・川・カヌー・釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

この夏は親子でビーチクリーンに参加しよう!楽しみながら行なう環境活動

2022.07.20

ビーチクリーンの様子

ビーチコーミングをしながら海を綺麗に!

日本全国の主な海岸および海水浴場では、ボランティアによる「ビーチクリーン」が定期的に行なわれています。

ビーチクリーンという言葉を聞いたことがある方は多くても、実際に参加経験がある方はまだ少ないのではないでしょうか。

ビーチクリーンとは、簡単に言えば海で行うゴミ拾いのこと。

ビーチクリーン=ゴミ拾いと言うと、どこか面倒で汚い仕事のようなイメージをもたれるかもしれません。しかし、実際やってみると、きっとイメージが変わりますよ。

海を眺めながら、散歩がてら参加することもできます。

小さなお子様が一緒なら、歩くついでに漂着物を観察してみるのもおもしろいでしょう。海のゴミや環境問題について話し合うきっかけにもなります。

今回は、ビーチクリーンが盛んに行なわれている湘南エリア(神奈川県)を例にして、実施概要や参加する場合の持ち物など、ビーチクリーンの基本についてご紹介します。

ビーチクリーンはいつやっている?

ひとことにビーチクリーンと言っても、その種類や規模は様々。

企業が主催するイベント要素が強いものや、地元のサーファーや地域住民が集まって実施する地元色が強いものなどがあります。

事前申し込みが必要な場合もありますが、ほとんどの場合において申し込みは不要です。

「毎月第1日曜日の朝10時から」などと定期開催されているものも多いです。

“〇〇海岸 ビーチクリーン”などの文言でウェブ検索をすると、過去の開催実績や今後の予定などが見つけられます。

ビーチクリーンの様子

「お〜い!みんなで海岸をキレイにしようよ」ビーチクリーン実施中のフラッグで参加者を募っていることも。

神奈川県の例でいえば、公益財団法人「かながわ美化財団」のバックアップのもと行なわれているものがあります。

このような財団のサポートを受けているビーチクリーンは、専用のフラッグをかかげて参加者を募っている場合があります。

ビーチクリーンの様子

仮に袋がなくても、拾ったゴミを持って周囲の参加者に声をかければ、快く受け取ってもらえます。

参加する際にゴミ袋を支給してもらえるケースも多く、拾ったゴミは所定の収集場所に集めるだけ。

そのとき時間のある方が「手ぶらで気軽に」参加できる体制が整っているのです。

楽しい出合いもある

有名海水浴場のゴミ拾いとなれば、海水浴客や観光客が出したゴミを連想しがち。

ところが、ビーチにはそのようなゴミ以外にも様々な物が落ちています。

外洋からの漂着物が実は多く、ゴミ以外にも様々な楽しい発見物に出合えるのです。

ビーチの漂流物探し

湘南のビーチにはあまり貝殻はありませんが、漂着物を観察するのも楽しいものです。

例えば、波に揉まれて角が取れたガラス片「シーグラス(ビーチグラス)」が落ちていることもあります。

場所によっては、形の良い貝殻や変わった石を発見することも。

ビーチクリーンの様子

宝探しのようなビーチクリーンも子供ならではの感覚。ゴミを拾いながら色々なことが学べます。

サーファーの持ち物

ビーチには様々な物がありますが、サーファーの荷物は拾わないように注意しましょう!?

ビーチコーミング(海岸の漂着物の観察)をしながらのゴミ拾いも、楽しいものです。

当日の持ち物

色々な発見があって楽しいビーチクリーン。とはいえ、目的はあくまでゴミ拾い。手ぶらでも参加できますが、あると便利な持ち物をいくつかご紹介します。

日焼け止め

通常のビーチクリーンでは、30分から1時間ほど作業をします。

もちろん、個人のペースで休みながら行なえますが、それでも夏場は強い日差しを避けられません。

日焼け対策は必須。事前に日焼け止めをしっかり塗りこんで臨みましょう。

帽子と水分

ビーチには日除けとなる場所はほぼありませんので、帽子はあった方が良いでしょう。

日焼け対策も兼ねて、小さいお子様であればキャップタイプよりもハットタイプ、さらにはネックカバーがある帽子がおすすめです。

こまめな水分補給も忘れずに。塩分のタブレットも上手に使って熱中症対策を行ってください。

シューズがおすすめ

ゴミを拾いながら砂浜を歩くため、ビーチサンダルよりもシューズの方が歩きやすい場合も。

ビーチなので裸足で歩きたいところですが、夏場は砂浜がかなり熱くなるのでやけどに注意が必要です。

靴に砂が入って嫌だという方は、地面が固い波打ち際を歩くようにすると良いでしょう。

軍手とトング

ビーチクリーンは素手でも行なえますが、軍手があった方がベター。

軍手をつけておけばさっと拾えるゴミが増えますし、安心感も増します。

ゴミ拾い用トング

トングがあると気軽に色々なものを掴めて楽しくビーチクリーンできます。

ちなみに上級者は「マイトング」を持参します。

ゴミを拾う度にかがまなくて済むので、腰に優しくおすすめです。規模の大きいビーチクリーンでは、貸し出し用のトングが用意されているケースもあります。

ビーチクリーン用のトング

小さなプラスチック片も簡単にキャッチ。

ゴミ拾い専用のトングであれば、先端にシリコン樹脂のパーツが付いていて、小さなゴミもどんどん掴めます

“ワンハンド”ビーチクリーンとは

ところで、サーファー達の間で「ワンハンドビーチクリーン」という言葉があるのをご存知でしょうか。

これは、「サーフィンを終えて海から上がったら、片手にサーフボードを持ったまま、もう片方の手には持てるだけのゴミを持って家に帰ろう」というもの。

季節を問わずサーファー達が、海への感謝の意味を込めて行っている環境活動です。

1回1回のゴミ拾いは小さな活動ではありますが、世界中のサーファーがこの活動をすることで、地球規模で見れば大きな力になるのです。

ビーチのゴミ回収ボックス

毎年沢山の海水浴客が訪れる鵠沼海岸では、ボランティア清掃用のゴミ回収ボックスも設置されています (あくまでボランティア用なので、ご自身のゴミは必ず持ち帰りましょう)。

訪れたビーチが綺麗だなと感じたら、それはきっと、ボランティアの方々の活動のおかげ。

皆さんも海にサーフィンをしに行った時には、ぜひワンハンドビーチクリーンをやってみてください。

そして、ビーチクリーンが実施されているのを見かけたら、ぜひ声をかけ合って参加してみてくださいね。

私が書きました!
湘南フリーライター
平井悠介
湘南の海近くに在住、サーフィン歴は約30年。海のコンディションによってショートボード、ロングボード、SUPを使い分けながら、季節を問わないビーチライフを満喫するフリーライター。
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