【漕いで、釣って、食べて】 カヤックフィッシング奮闘記Vol.15 大物を求めて(後編) - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2016.12.25

    【漕いで、釣って、食べて】 カヤックフィッシング奮闘記Vol.15 大物を求めて(後編)

    やっとの思いで逗子湾内までたどり着いた。往復12キロも漕いだことになる。なのに収穫はゼロ。最後の望みをかけて、帰りながらルアーをトローリングで流す。すると、魚探に小さな群れが写り、あっという間に消えた。その直後だった。ロッドが大きくしなる。「何? 根掛かり?」とロッドを煽ると、グググと引く感触が。「魚だ! 沼野さーん! 何か来ましたー!」と叫ぶ。

    釣れると不思議と寒さが和らぐ

    釣れると不思議と寒さが和らぐ

    焦ってリールを巻くが、結構な引きにロッドが大きくしなる。近くまで寄せて来ても、まだすごい勢いでカヤックの下に潜ろうとする。沼野さんが近づいてくる。「バレんなよー、バレないでくれー!」と慎重に寄せてきて、タモを投入。そして、見事ゲット!「ショゴじゃないですか!」と沼野さん。ショゴとは、カンパチの幼魚のことらしい。

    実はこれが人生初の「青モノ」

    実はこれが人生初の「青モノ」

    とにもかくにも、なんとか魚を釣った。やった! 寒さに耐えた甲斐があった。ただ、往復12キロも漕いだのに、結局釣れたのは岸から1キロほどの湾内とは……。ま、釣りとはそういうものだ。釣れただけ良かった。本当に、良かった。

    釣れるとこの笑顔

    釣れるとこの笑顔

    ちなみに、ショゴはお刺身でいただきました。苦労して釣っただけに、それはもう、めちゃくちゃ美味かったです。

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    穴澤 賢(あなざわまさる)
    1971年大阪生まれ。2005年7月から愛犬との暮らしを綴ったブログ「富士丸な日々」が話題となり、その後エッセイ、コラムなどを執筆するようになる。著書に「またね、富士丸。(集英社文庫)」、「明日もいっしょにおきようね(草思社)」、「また、犬と暮らして(世界文化社)」、自ら選曲したコンピレーションアルバムとエッセイをまとめたCDブック「Another Side Of Music」(ワーナーミュージック・ジャパン)などがある。株式会社デロリアンズ代表。Blog:Another Days

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    取材協力:MARINE BOX100
    逗子市新宿2-14-4
    http://www.marinebox.co.jp

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