フィッシングベストやバッグなど、釣り道具の持ち運び方法は数多くありますが、今回はリュックについて解説したいと思います。
- Text
 
釣り用のリュックを選ぶなら
釣り道具の収納として代表されるのはフィッシングベストですが、カジュアルさや動きやすさにも重点を置きたいアングラーにおすすめなのがリュックです。
今回は釣り用のリュックを選ぶいくつかのポイントを見ていきましょう。
リュックを釣り目線で選ぶ時のポイント
容量で選ぶ
釣り道具を持ち運ぶ手段としてリュックを選ぶのであれば容量は大事なポイントになります。
容量は大きければ大きいほど数多くの釣り道具を持ち運ぶことができますが、容量を余らせてしまうと中で釣り道具が動いてしまい破損する恐れがあります。
ルアーケースといった収納ケースはほとんどが硬質なため、歩く度にガチャガチャと音がするということも多くあります。
また、釣り場を転々とするアクティブなアングラーであれば大きすぎるリュックは動きづらさに繋がるため、自身のスタイルに合わせた容量のリュックを選ぶと良いでしょう。
防水機能
雨の日でも釣りをしたいという釣り人や、釣り道具だけでなくスマホやカメラもリュックに収納するという場合は防水機能は欠かせません。
釣り道具だけであれば水に濡れることは問題になりませんが、長時間に及ぶことも多い釣りを雨の中していると、リュックの中に侵入してきた水が溜まるということも起こりえます。
水を侵入させないという防水機能の他にも、ハトメ付きやメッシュ構造などリュック内の水が抜けやすいつくりのものであれば水が溜まらずに快適に釣りを行えます。
ロッドホルダー付を選ぶ

釣りで必ず必要になる道具がロッドですが、仕掛けの準備やルアーの交換時に邪魔になるという一面も持つのがロッドです。
リュックにロッドを保持できるロッドホルダーが付いていれば両手をフリーにできるため、細かい作業も快適に行うことができます。
また、複数のロッドホルダーが装備されているリュックであれば釣り場に数本のロッドを持ち込むこともでき、ロッドホルダーが袋状であれば糸くずなどちょっとしたゴミ入れとしても使うことができます。
ロッドを挿したまま移動する際はロッドが暴れて危険な場合もあるため、短く収納できる振出し竿や数本に分割できるマルチピースロッドなどがおすすめです。
保冷・クーラー機能付きをチェック

次々にポイントを巡り、時として登山のような山歩きも発生する渓流釣りなどではクーラーボックスを持ち運ぶのは至難の業です。
そんなアクティブなスタイルの釣りでも釣れた魚は持ち帰りたいという釣り人は、保冷機能付きのリュックがおすすめです。
保冷機能があれば魚だけでなく冷たい飲み物も持ち運ぶことができるため、夏場の釣りでも活躍してくれることでしょう。
保冷機能付きのリュックは生地が厚くなることから大きさに対し容量が小さいことや、クーラーボックスほどの保冷性能はない点には注意が必要です。
デザインで選ぶ

そして、フィッシングベストよりもカジュアル感のあるリュックにおいて、何より大事と言っても過言ではないのがデザインです。
色味でいえば黒一色だけでなく、カーキやグリーンといったアースカラーに加え、ライトグレーといった明るいものもあり、都市部の河川や港湾部でも違和感なく着用できます。
また、多数のナイロンベルトが装備されているリュックはポーチやロッドホルダーを追加できる機能性だけでなく、ミリタリー色のあるデザインであることも好きな人にはたまらない要素でしょう。
おすすめ!リュックを釣りで使うならコレ!
シマノ アングラーズドライバックパック
シマノ(SHIMANO) アングラーズドライバックパック
地磯、渓流などで歩きまくる、自分の足で釣りを探求するアングラーの為に開発。
防水PVC生地と開口部ロールアップ式により、高い防水性能と耐久性を実現した本格派な釣り用バックパックです。
シンプルで引っ掛かりのないデザインでありながらも、ロッドホルダーやペットボトルホルダーなどのアクセサリーを装着できるベルトループを多数配備しています。
新設計のショルダーパッドと伸縮性のあるチェストベルトによる高いフィット感に加え、着脱式のウェストベルトで荷重を肩と腰に分散できるため、渓流や磯を長時間歩きまわるアクティブな釣り人におすすめな一品です。
DRESS フィッシングリュック
ドレス(DRESS) DRESS フィッシングリュック
釣り用 として設計されているので、着脱可能なルアーシートや、前面ポケットが簡易テーブルになるギミック等機能が盛りだくさん。
フィッシングベストを上回る収納力で大量の釣り道具を持ち運ぶことができる釣り用リュックです。
上部と下部に分けられた大型収納スペースに加えて、小物などを収納できる小型ポケットやメッシュポケットも多数設けられているため、釣り道具の種類ごとに分けて収納することができます。
さらに下部の収納スペースは裏地に防水PVCシートを使用しているため、海水などで汚れた釣り用シューズを収納したり、さらに簡易クーラーボックスとしても使用できるため釣れた魚をリュックひとつで持ち帰ることもできます。
ベルトループは下部の小型ポケットと併用してロッドホルダーとしても使用可能です。
ダイワ HDロッドホルスター
ダイワ(DAIWA) HDロッドホルスター
ラバー素材採用でリールが傷付きにくい。 ロッド落とし防止ベルト付き。
ラインを結んだりルアーの交換をサポートする増設用のロッドホルダーです。
ラバー素材で型崩れしづらく、スピニングロッドとベイトロッド両方に対応します。
スピニングロッドであれば、リールのフット部分にかけることでロッドの落下防止に役立つベルトも装備されています。
リュックやベルトだけでなくカラビナを用いてあらゆる箇所に装着可能で、さらにロッドホルダー本体にもアクセサリーを装着可能なループが2箇所設けられています。
サワークライムデイパック20
モンベル(mont-bell) サワークライムデイパック20
「ライトドライバッグ」などの防水バッグと併用し、沢登りなどさまざまなウォータースポーツで使用できるメッシュパック。
急な斜面を昇り降りし、ときとして水に浸かりながら渓流を釣り上がる本気の釣り人におすすめの機動性に優れるリュックです。
フィッシングベストは前面のポケットにより足元の視界や脚の上げ量に制限がありますが、リュックであれば気になりません。
全体がメッシュでできているためリュック本体に防水性はなく、収納する荷物を防水にするといった工夫は必要になりますが、代わりに排水性に大変優れており水を溜めないため常に軽量です。
ウェストベルトはフィッシングベルトを着用する際など、邪魔になるなら前面側に回して固定しておけます。
リュックを釣り目線で!機能性を大切に!
リュックの収納力は釣りでも大変活躍し、釣り目線でリュックを選ぶのであれば機能性も大切です。
今回の記事が釣り用リュック選びの参考になれば幸いです。
		
					
							
									
									
									
									
									
									
									
						
						
						
						
						
                    




              
              
              
              
                    
                    
                    
                    
					
					
					
					
					
				
				
				
				






