リュックサック、バックパック…英語ではどっち?登山用語イングリッシュ<初級編> | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.05.07

    英語か身近になったこのごろ。ただ、登山/ハイキング関連の用語、じつはその他の外来語もかなり使われていて、英語は意外と知られていないようです。

    みなさんは次の3問の正解、おわかりになりますか?(正解が複数の問題もあります)

    英語だと思っているその登山用語、実はほかの言語だったりします。

    1問:日本語で「背嚢」と呼ばれる登山で背負うあの袋。英語でなんという?

    登り下り往復で30分程度の裏山ならまだしも、登山やハイキングで持って行かない人はまずいないこの袋です。

    a)リュックサック

    b)ナップサック

    c)バックパック

    d)サンドバッグ

     

    【第1問の正解は……】

    「b)ナップサック(knapsack)」と「c)バックパック(backpack)」です!

    「ふつうにリュックサックでしょ~」と思われた方も多いかもしれません。日本でよく「リュック」とか「リュックサック」と呼ばれているものは、アメリカ英語で「バックパック」、イギリス英語で「ナップサック」と言います。

    「リュックサック(rucksack)」はそもそもドイツ語で、英語でもつかわれていますが、発音は「ラックサック」という感じになります。

    ちなみに日本語で「バックパック」というと数泊の縦走登山者やバックパッカーが背負うような容量70リットルレベルの「超大型リュック」をイメージする人もいますが、英語ではそういう意味はありません。小さなサイズでも「バックパック」です。

    同様に「ナップサック」にも「小型のもの」という意味はありません。あえて小型のものを指したい場合には「デイパック(day pack)」という言い方はします。「1日分(日帰り分)を詰められる」くらいの意味ですね。

    ちなみに「サンドバッグ」は日本だとボクシングジムなどにある「練習用の標的バッグ」という意味が主ですが、英語では登山道の修繕などにも使う「土嚢」のことです。

    2問:山小屋を英語でなんという?

    天気のいい日、山小屋で迎える朝は格別ですね。

    a)マウンテンロッジ

    b)マウンテンハット

    c)ヒュッテ

    d)シャレー

    【第2問の正解は……】

    「a)マウンテンロッジ(mountain lodge)」と「b)マウンテンハット(mountain hut)」です!

    「ヒュッテ」と名づけられた山小屋も多いので、これもちょっとむずかしかったかもしれません。「ヒュッテ」はドイツ語、「シャレー」はフランス語で山小屋のことです。

    「ハット(hut)」はもともと「小屋」という意味なので、どちらかというと小さめで設備も整っていない感じの山小屋。「マウンテンロッジ(mountain lodge)」は大きめで、その分設備も充実している感じ。他に「マウンテンシェルター(mountain shelter)」「マウンテンレヒュージ(mountain refuge)」という呼び方もあるようです。

     3問:登山中のトラブルで「緊急避難的に野宿すること」を英語でなんという?

    できればこうなる事態は避けたいですが……。

    a)ビバーク

    b)ナイティー

    c)ナイター

    d)ビブアク

     【第3問の正解は……】

    「ビブアク(bivouac)」です!

    日本語では「ビバーク」が一般的ですね。これはもともとドイツ語の「biwak」から来ている言葉なのですが、その発音は「ビーバク」で、日本語とは音を伸ばす位置が違うようです。

    ちなみに「ナイティー(nighty)」は「(主に女性用の)寝間着」のこと。「ナイター」は日本では「夜に行われる野球の試合」を指しますが、じつこれ和製英語。英語だと「ナイトゲーム」になります。

    ☆☆☆

    以上、登山用語イングリッシュの初級編でした。「初級編」というわりには……ちょっとむずかしかったかもしれません。

    次回もお楽しみに!

     

     

    私が書きました!

    オーストラリア在住ライター(海外書き人クラブ)
    柳沢有紀夫

    世界100ヵ国350人以上のメンバーを誇る現地在住日本人ライター集団「海外書き人クラブhttps://www.kaigaikakibito.com/」の創設者兼お世話係。オーストラリア関連の書籍以外にも『値段から世界が見える!』(朝日新書)、『ニッポン人はホントに「世界の嫌われ者」なのか?』(新潮文庫)、『日本語でどづぞ』(中経の文庫)、『世界ノ怖イ話』(角川つばさ文庫)など同会のメンバーの協力を仰いだ著作も多数。オーストラリア・ブリスベン在住。

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