アメリカで人気のRV(キャンピングカー)を紹介してきたRVショーレポート第3弾。今回は、お手頃価格で見た目もかわいいポップアップ式キャンパーを紹介。こちらのキャンパーは、ピックアップトラックや大型自家用車でけん引するトレイラータイプ。中古であれば100万円以下で購入することも可能で、若いファミリー世代にも注目されているRVです。収納するととってもコンパクトなサイズになるところもポイント。これなら日本でも人気が出そう!ではその魅力を見ていきましょう。
※モーターハウスタイプのRVを紹介した第1弾はこちら
※トレーラータイプのRVを紹介した第2弾はこちら
※以下で紹介するRV価格は参考価格。ショーの価格は一般市場価格より2割程度安いものが多数。日本円換算は$1=120円で計算しています。
価格もリーズナブル!コンパクトでかわいいRV
けん引時は長さが約3.8mととてもコンパクトなこちらのRV。ポップアップ式でテントのように居住スペースが広がり、長さ約5.2mにまで拡大します。RVの中心部分にミニキッチン、ダイニングスペース、キャビネットを搭載。拡大部分は両側共にベッドになっているので、4人まで寝ることが可能。ガスコンロは持ち運びできるタイプです。この車種はトイレが付いていないので、Rキャンプサイトを利用するなど、トイレの場所を確保する必要がありそうです。
キャビネットがトイレに変身!!大人数でも泊まれる広めのキャンパー
「2022 Forest River Rockwood 1640LTD」よりも一回り大きめのこちらのキャンパーは、拡大部分のベッドが広めで6人まで泊まれるタイプ。ポップアップで居住空間を広げると、長さが約5.9mから約7mにまで拡大。ミニコンロ、ミニ冷蔵庫が付いたキッチン、ソファー、ダイニングセットを搭載。オプションでカーテン付き収納式トイレが付いています。ソーラーパネルを付けることも可能です。
コンパクトに収納できるテント型ポップアップキャンパーも!
RVショーでひときわ異彩を放っていたテント型キャンパー。こちらはRVの上部三角部分がすべて収納できるポップアップキャンパー(収納すると「2022 Forest River Rockwood 1640LTD」の収納時のような形になる)。壁を立てるだけなので、設営も短時間でできます。居住空間を広げると見た目以上に内部は広く、2~3人が就寝可能。ミニキッチンにはコンロ、冷蔵庫、電子レンジが搭載。収納スペースが多く用意されています。こちらもトイレはなし。シャワーは車体の外に付いています。
アメリカのRVはアウトドアをより楽しめる工夫もたくさん‼
アメリカのRVは内部のインテリアや設備はもちろん、アウトサイド(外側)にもこだわりが光っています。大きなRVには外用のテレビやキッチン、外から出入りできるトイレなども搭載。夏のアウトドアに必須な大きめのタープが内蔵されているものも。またほとんどのRVに、外から出し入れできる大きな収納スペースが付いています。
小さなRVの中には、トイレ・シャワーが設置されていないものがありますが、その代わりに車の外にシャワーが付いている場合も。アウトドアも思いっきり楽しみたい!というRVerのために施された工夫が満載ですね。
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売上げ好調なRVですが、実はRVレンタルも急増中。最近では、大手RVレンタル会社だけでなく、個人で所有しているRVを貸し出す、RV版のエアビー(Airbnb)のようなサービスも増えています。アメリカ国内ではより身近に楽しむことができるようになってきたRV。キャンプシーズンが始まるこれからの時期、ますます人気が高まりそう。コロナが収束し、海外旅行が気軽に楽しめるようになったら、ぜひアメリカのRV旅行を体験してみてくださいね。