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手軽でコスパよし!自宅の車やトラックに設置できるアメリカのトラベルトレーラーとトラックキャンパー

2022.04.09

キャンピングトレーラーはけん引式のRV(写真右のタイプ)。トラックキャンパーは、トラックの上にコンテナを載せるRV(写真左のタイプ)。どちらもRV価格にトラックは含まれていない。

アメリカ・ノースカロライナ州で行なわれたRVショーからのレポート第2弾! 第1弾では、今すごい勢いで伸びているRV市場の現状と、売れ筋のモーターハウスタイプのRV(キャンピングカー)を紹介しました。今回は、売上げ好調なけん引型のキャンピングトレーラーと、手持ちのトラックに載せるトラックキャンパーについてご紹介しましょう。

キャンピングトレーラーもトラックキャンパーも、自宅にピックアップトラックや大型自家用車を持っている人に人気のタイプ。アメリカでは、ピックアップトラックや大型自家用車を持っている人が多いため、手軽にRVを楽しみたい人にこれらのタイプは売れているのだとか。また、けん引タイプだとトレーラー部分をすぐに外せるので、キャンプ場にトレーラーを置いて、自家用車だけで観光することもできるという魅力も。さらに車両と一体型のモーターハウスタイプより、メンテナンスが簡単だと言います。日本では車両の総重量が750kg以上する場合、けん引免許が必要ですが、アメリカではどんなに大きなトレーラーでも免許は不要。そのため、バスのようなキャンピングトレーラーも簡単に買うことができるようです。

NCRVDA SHOW(North Carolina RV Dealers Association SHOW)の総ディレクターJeff Haughton氏によると、「RVers(RV所有者)の年齢層が幅広くなったため、求められるRVの種類も増加。特にけん引タイプのトラベルトレーラーは、2人用のコンパクトなもの、1家族以上乗れる大型タイプ、ポップアップ式の簡易トレーラー(※こちらは次回詳しくレポート!)など様々なタイプがあり、見ているだけでも楽しめるはずです。価格帯も新車にこだわらなければ100万円程度からあるので購入しやすいと思いますよ。トラックキャンパーは、トラック上部に載るタイプなので、とてもコンパクト。ボートなどをけん引することも可能なので、アクティブに楽しみたい人にも人気です」とのこと。

ではさっそく売れ筋のタイプを見ていきましょう。

※以下で紹介するRV価格は参考価格。ショーの価格は一般市場価格より2割程度安いものが多数。日本円換算は$1=120円で計算しています。

長期旅行も快適!夢の「RV living」を実現するフィフスホイール

写真の「ALLIANCE VALAOR 36V11」約$99300~(約1190万円~)。後方から大型のバイクやボートの乗り入れと収納ができる「トイハウラータイプ」。

けん引タイプのRVの中で最も大型のキャンピングトレーラーが「フィフスホイール」。通常、大型のピックアップトラックの後ろに設置してけん引します。とにかく設備が充実。リビングとダイニングが別にある車種も多く、ベッドルームも大きなクローゼット付き、バス・トイレは2か所あるものも。中にはボーナスルームや荷台スペースがあるトイハウラータイプも。参考価格は大型車の場合、約$50,000~(約600万円~)です。

■トイハウラータイプのフィフスホイール■

「ALLIANCE VALAOR 36V11」の後部:後方から大型のバイクやボートの乗り入れと収納ができ、後方壁はベランダとして使用も可能。収納エリアは座席として利用も可能。

「ALLIANCE VALAOR 36V11」の内装:キッチンはアイランドタイプ。大型冷蔵庫、オーブン、電子レンジも完備。ソファーはリクライニング式。トラック荷台の上に載るエリアにベッドルームが設置され、ベッドはキングかクイーンの選択が可能。トイレは2か所。

■一般的なフィフスホイール■

写真の「Coachmen 334FL EXPLORE CHAPARRAL」は、約$76,700~(約920万円~)。スライドアウト部分が3か所。

「Coachmen 334FL EXPLORE CHAPARRAL」の内装:トラック荷台の上に載るエリアがかなり広めのリビングルームに。ソファはリクライニング式で6人分。キッチンはアイランドでシンクは作業がしやすい蓋付き。ベッドルームも広めでゆったり過ごせる。

フィフスホイールは、高級感があるバス・トイレが特徴的。最近は洗面台が2つ付いたタイプが人気。写真左が「Coachmen 334FL EXPLORE CHAPARRAL」のもの。右は車種違い。

若年層ファミリーに人気のトラベルトレーラー。用途に合わせて種類も豊富

トラベルトレーラーは、コンテナハウスタイプが多い。大小様々で、オプションで設備や内装を変更することができる車種も。自分好みの1台に仕上がるはず。

けん引タイプのRVで最も種類が豊富なのがトラベルトレーラー。2人用のコンパクトタイプは、ダイニング部分がソファーベッドになったり、ベッドが壁に収納できたり、バストイレが一体型だったり、省スペースの工夫がたくさん詰まっています。価格は最もコンパクトなもので約$16,000~(約200万円~)。ファミリー使用のタイプは約$25,000~(約300万円~)。

■コンパクトな1~2人用タイプ■

写真の「The Woody」は、約$38,000~(約456万円~)。後部にリアキッチンがありアウトドア時に便利。内部にもミニキッチン、ベッドになるダイニングスペース、一体型のバストイレ付き。

写真はワンルームタイプ(バストイレなし)の2台。上の2枚は内部にキッチン、ソファークッションがあるタイプ。下の2枚は外部にキッチン、内部にはソファークッションがあるタイプ。このタイプは約$25,000~(約300万円~)。

■ファミリーに最適!4~6人用タイプ■

写真の「Forest SURVEYOR」は、約$32,000~(約380万円~)。2段ベッドと壁に収納できるベッドがあるので、4人~6人まで寝ることが可能。

通常4人乗り以上のトラベルトレーラーなら、キッチンはオーブン、電子レンジ、中型冷蔵庫完備の場合が多い。トイレとバスも別で使いやすい。

写真の「Shasta 25RS」は、約$33,000~(約400万円~)。外用キッチンと伸縮性のサンシェイドがあるのでアウトドアでの食事も楽々。

「Shasta 25RS」の内装:車内は2段ベッドとコンパクトなベッドルームがあり、キッチンは設備が充実。バス、トイレも別。

■オフロードもラクラク!ワイルドなスポーツユーティリティRV■

写真の「Black Series HQ19」は、約$70,000~(約840万円~)。大きなソーラーパネルと水タンク、オフロードも走れる丈夫なタイヤを搭載し、野生での長期生活も難なくこなせる。外用キッチンは引き出し式でサイズも大きめ。サンシェイドも大きく、収納も多い。

■リタイア世代に人気!大型トラベルトレーラー■

写真の「CHEROKEE 274WK」は、約$42,400~(約430万円~)。内装インテリアにこだわりが光るラグジュアリーなトラベルトレーラー。ブルーライトの照明がクールな空間を演出。スライドアウト部分があり、ダイニングエリア、リビングエリア、キッチン、ベッド、それぞれゆったりとくつろげる広さを確保できている。

「CHEROKEE」シリーズのデザイン違いのタイプ。全体的にシックな内装で、クールな印象に。リタイア世代に人気のサイズ。

小回りがききコンパクト!トラックの上に載せるトラックキャンパー

写真の「Kingstar Camino88」は、約$69,000~(約830万円~)。ソーラーパネル付き。トラックの価格は含まれていない。

トラックキャンパーの魅力は、トラックの荷台の上をRV仕様に変えているので、コンパクトで小回りがきくところ。大型のボートなどをけん引することも可能です。室内はコンパクトさを優先しているので若干狭め。キッチンもミニサイズ、バストイレも一体型のウェットバスタイプです。コンパクトだけど、必要な家電はすべて設置されているので慣れると快適なはず。RVの価格は数百万円~ですが、すべてトラックは含まれていない価格なので注意。

「Kingstar Camino88」の内装:車内はコンパクトだが設備は充実。キッチンもオーブン、電子レンジ、冷蔵庫を完備。ソファーの下、天井付近などに収納スペースがたくさん設けられている。バストイレは一体型。

写真の「LANCE」は、$81,200~(約980万円~)。大型ボートなどもけん引可能。トラックとボートの価格は含まれていない。

☆☆☆

今回は、トラベルトレーラーとトラックキャンパータイプのRVを紹介しました。次回のレポートでは、より手軽にRVを楽しめる、コンパクトでキュートなポップアップ式RVを紹介します。

 

私が書きました!
アメリカ在住フリーライター
ちえ
4年前から家族4人でアウトドア大国アメリカに移住。念願のキャンプデビューを果たす。休みがあれば国立公園や州立公園のトレイルを巡り、テントを張る。アウトドアと旅行が大好き。最近はキャンプ飯の研究とパン作りにハマる。女性誌、情報誌の他、趣味である水泳や自転車の雑誌・Webサイト執筆経験も。

 

 

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