大型バンでどこでも車中泊を楽しむ達人は、自在スペーサーでスタイル自由自在! | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2023.10.09

大型バンでどこでも車中泊を楽しむ達人は、自在スペーサーでスタイル自由自在!

里崎さんの車中泊の楽しみ方を拝見!

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里崎さんの車中泊の楽しみ方を拝見!

アウトドアズマンの愛車を拝見! 自分のアウトドアスタイルに合った車種を選び、積載や車中泊など快適に遊ぶアイデアが詰まっている。ぜひ参考にしたい。

野良道具製作所代表 里崎 亮さん(38歳)

無骨さと実用性を兼ね備えた焚き火道具を企画・販売。「メイドイン広島」をモットーに地元の加工業者と物づくりに取り組む。ライフワークは素潜りでの魚突き。https://norastove.com/

大きいことは いいことだ!

里崎さんの愛車

ダッジ/ラム バン

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全長4.9mのショートボディー型。「荷物は乗るのに意外と小回りが利き、街乗りでも燃費は5㎞/ℓほど。レギュラーガソリンで走るのもありがたい」

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右サイドのリアのドアは軍用車のような観音開き。ディテールの隅々まで男っぽい。

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「ドルルルルルルッ……」

ひときわ低い音を響かせて待ち合わせ場所に現われたのは、オリーブ色のダッジのラムバン。クルマを駆るのは『野良道具製作所』代表の里崎 亮さんだ。

「30代も後半になって、自分のニーズに合いながら、今しか乗れないおもしろいクルマとは何か……と、考えた末に思い浮かんだのが、このクルマでした」

自社製品をクルマに満載して展示会や納品にまわる里崎さんにとって、大きな積載力はゆずれない性能だった。そして、仕事の現場は屋外だから、不整地を走れることも必須の条件だ。

「普通に考えれば最適解はハイエースなのですが、ハイエースなら50代、60代になっても乗ることができる。走る楽しさがあり、カスタムもできるクルマを元気があるうちに楽しみたい。手応えのあるクルマとしてラムバンを選びました」

およそ100万円で入手した車両は、付き合いのある工場で全塗装した。修理や交換が必要なパーツは、個人輸入して自分で手を入れている。

今は不具合があれば自力で解決を図るが、クルマをいじるようになったのはラムバンの影響が大きい、と里崎さんはいう。

「アメリカのクルマは『持ち主が自分でなんとかする』ようにできているんです。そのため、ラムバンは製造終了から20年近くが過ぎてもパーツの流通が潤沢だし、価格も安い。思わぬ形でアメリカのDIYカルチャーに触れることができました」

使い方もアメリカのバンライフをなぞる形になった。4名が座れるシートアレンジでも荷室に寝床を広げたままにできるので、家族キャンプは車中泊がメインになった、と里崎さん。

「居住性だけでなく乗り心地もいい。シャキッとしたバスのような感じでしょうか。コントロール系に電子制御が使われていないため、操作が動きにダイレクトに反映されるのも楽しい。運転というよりも操縦しているようなフィーリングです」

長距離走行時の乗り心地と積載力は、本業のイベントでも役立っている。以前は荷物を満載すると寝る場所がなかったが、ラムバンなら車中泊できるためホテルを使わずに済むという。

「ラムバンを使うようになってから、クルマのキャパシティに使い方や泊まる場所を制限されなくなりました。思い描いた遊び方を現実のものにしてくれる頼れる相棒です!」

POINT 1
「横向き車中泊」で自在に荷室アレンジ

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2枚のコンパネで上下に仕切り、上を寝床、下を荷物置きに。「ラムバンは車幅があるので横向きにも寝られる。寝床のアレンジの自由度が高い」

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外せるバーで簡単転換!

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コンパネを支えるのは建築用の束をつけたツーバイ材。間仕切りの装着・撤収が簡単にできる。

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コンパネを1枚取り去り、奥側に寝床を残したアレンジ。「雨中でも活動スペースを車内に確保」

POINT 2
ボックスひとつでコンパクトキャンプ

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「テントを張ることが難しい場所でも泊まれて、用意と片付けが迅速なのが車中泊の強み!」。火が使える場所では、自作の道具で焚き火料理を楽しむ。

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ワンタッチで展開と撤収ができる「野良ストーブ」(¥9,980)は野良道具製作所の第1作。高火力!

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ハリケーンランタンに対応する「野良シェード[鉄]」(¥2,800)。上に逃げる光を下側へ反射。

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調理ではOigenの「焼き焼きグリルどっしり」を愛用。食材に均一に熱が入り、焦げ付きにくい。

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焚き火の着火には松ヤニを多く含むファットウッドを活用。薄く削り出してメタルマッチで火を付けている。

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薪の現地調達で活躍。鉈ケースは塩ビ管を熱して整形。焚き火の横に立てておける。

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北欧で人気が高いバレステレカの「ジャガープーッコ」。厚い刃が硬い薪も割り開く。

POINT 3
大型タイヤで悪路に強い

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「ラムバンは四駆ではなく二駆。フロントエンジン・リアドライブですが、大きなタイヤのおかげで不都合は感じません」

POINT 4
長距離走行もこなすV8エンジン

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5200㏄のV8エンジンを搭載。「空荷でも満載でも乗り心地が変わらない力強さ。アメリカのアイデンティティーを感じる」

POINT 5
後方カメラで安全確保

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後方を確認するカメラを自力で配線。「お国柄か、あまりバックは得意ではない(笑)。日本で使うなら必須」

里崎さんのクルマ選びの3か条

1  どんな遊びも制限しない大きな荷室

2  家族4人がストレスなく眠れる居住性

3  自力でカスタムできる拡張性

 

※構成/藤原祥弘 撮影/奥田高文 協力/岩倉ファームパークキャンプ場

(BE-PAL 2022年4月号より)

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