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足漕ぎカヤックのおすすめ7選。選び方や必要なグッズも紹介

2022.07.02

釣り好きな人の中には、カヤックで釣りに行きたいと思っている人もいるでしょう。中でも足漕ぎカヤックに興味を持った人に向けて、足漕ぎカヤックの魅力や選び方、おすすめ商品を紹介します。一味違った釣りを楽しみたい人は必見です。

足漕ぎカヤックとは?

足こぎカヤック

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カヤックにはオールを使って漕いで進むタイプと、足で漕ぐタイプがあります。その中でも、足漕ぎカヤックの特徴を解説します。

フィンやプロペラで進むカヤック

足漕ぎカヤックは、その名の通り足で推進力を得て進むタイプのカヤックです。動力源にはフィンやプロペラを使います。動かし方は、自転車のペダルのようなものや、左右交互に踏み込むものなどがあります。

手漕ぎカヤックは移動や方向転換にオールを使いますが、足漕ぎカヤックの場合はラダーを調整して進む方向を変えることが特徴です。足漕ぎカヤックは手の力を消耗しないため、手漕ぎカヤックと比べて釣りに集中しやすい点がメリットです。

足漕ぎカヤックの魅力と注意点

 

手漕ぎカヤックと比較しながら、足漕ぎカヤックならではの魅力や注意点を解説します。メリットとデメリットをよく理解して、購入するか検討しましょう。

天候によらず安定した推進力を得られる

足漕ぎカヤックは動力源が常に水に浸かっているので、天候に左右されず安定して推進力を得られることがメリットです。手漕ぎカヤックの場合は、パドルの操作を覚えるのに時間がかかったり、雨や風で波が不安定な日は操作が難しくなったりします。

しかし、足漕ぎカヤックなら足を踏み込むだけなので操作も簡単です。速度も出しやすく、長距離の移動に向いています。さらに手漕ぎカヤックと違って両手が空くので、水分補給や釣りの準備をしながら移動できることも、足漕ぎカヤックならではのメリットです。

重くて持ち運びが困難なことも

一般的に、足漕ぎカヤックの本体は手漕ぎカヤックよりも重い傾向にあります。足漕ぎカヤックには推進装置などの装備が必要で、手漕ぎカヤックよりも作りが複雑になっている場合が多いためです。

釣りに出かける際は、カヤックを車のルーフに積む人が多いでしょう。しかし、場合によってはカヤックが重すぎて、1人ではルーフに積めない可能性があります。カヤックの大きさにも注意が必要です。カヤックの長さが自分の車の長さの110%を超える場合、道路交通法の最大積載制限に抵触してしまいます。

また、手漕ぎカヤックの価格相場が10万円程度であることに比べ、足漕ぎカヤックの価格相場は30万円程度と高めです。足漕ぎカヤックの方が性能が高くなる分、コストもかかることを覚えておきましょう。

どのくらい沖まで出るかを確認する

足漕ぎカヤックは推進力があるため、スイスイと海岸よりも遠いところまで行けます。しかし、万が一推進装置が故障したときは、パドルを使って漕いで戻らなければいけません。そのため、足漕ぎカヤックも手漕ぎカヤックも、基本的には進める距離は同じと考えておいた方が良いでしょう。

初心者のうちは海岸線から300mまでが目安といわれていますが、慣れてきたら1〜2km離れても問題ありません。しかし、重量が重いカヤックほど手漕ぎで進むときに大変なので、自分の体力とどの程度の距離まで進みたいかを把握しておくことが大切です。

足漕ぎカヤックの選び方

足こぎカヤック

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足漕ぎカヤックは高価な買い物なので、失敗は避けたいところです。足漕ぎカヤックを選ぶときに注目すべきポイントを、3つ解説します。

種類で選ぶ

足漕ぎカヤックには、フィンで動くものとプロペラで動くものの2種類があり、それぞれ『ミラージュタイプ』と『プロペラタイプ』と呼びます。

ミラージュタイプは推進力に優れており、小さく漕ぎ出してスピードが乗ったら力を入れるなど、足腰に負担がかかりにくいことがメリットです。フィンの張りの調整が可能で、自分の筋力に合わせて無理のない重さに調整できる点も優れています。後ろ向きに進めない点はデメリットといえますが、近年ではバックできるモデルも出てきています。

プロペラタイプの特徴は、小回りが効くことです。水中でプロペラが回る仕組みで、逆回転をさせることで後ろにも進むことができます。ただし推進装置が大きく水の抵抗を受けやすいため、ミラージュタイプと比べると推進力は劣る傾向にあります。漕ぎ出しも重いため、足腰への負担がかかりやすいことも難点といえるでしょう。

重量で選ぶ

足漕ぎカヤックの重量は30〜50kgと1人で運ぶには重いので、重量にも注目する必要があります。1人での積載が難しいと、釣りに出かけられない可能性も考えられます。また、自宅での保管スペースを考慮した大きさのものを選ぶことも大切です。

予算に余裕がある人はカヤックリフターやカヤックカートを購入すると、持ち運びが楽になるでしょう。カヤック自体の持ち運びのしやすさを重視するなら、インフレータブル式やボディが分割式のものを選ぶという手もあります。

価格で選ぶ

カヤックを選ぶ上で、価格も重要な要素です。安いものでも10万円程度、高いものになると60万円を超えるものまで価格帯は幅広くなっています。高いものほど性能が良いとも限らないので、用途や使用環境に合わせて最適なものを選びましょう。

一般的に、ミラージュタイプの方がプロペラタイプよりも高価な傾向にあります。例えば、足腰に自信があり価格を抑えたい人はプロペラタイプを選んだ方が良いかもしれません。

足漕ぎカヤックに必要なグッズ

 

足漕ぎカヤックを使うときに必要なグッズを紹介します。安全にカヤックフィッシングを楽しむために必要なグッズばかりなので、しっかりと押さえておきましょう。

必須のアイテム

足漕ぎカヤックを使うときは、以下のアイテムは必ず用意しましょう。

  • 救命胴衣
  • パドル
  • フラッグ
  • アンカー

カヤックに乗るときは、転覆したときのことを常に考えておく必要があります。万が一転覆したときに溺れないよう、救命胴衣は必須のアイテムです。また、推進装置が故障した場合、手で漕いで戻らなければなりません。そのときのために、パドルも必要です。

フラッグはカヤックに立てることで、視認性を高めて遠くからでも自分の存在に気付いてもらえる効果があり、衝突事故などの防止に役立ちます。アンカーは海底に落とすことで、カヤックが風に流されないよう固定してくれるアイテムです。

あると便利なアイテム

足漕ぎカヤックを使う際に、あると便利なアイテムは以下の通りです。

  • 魚群探知機
  • ロッドホルダー
  • スペアのフィン(ミラージュタイプの場合)
  • ランディングネット

魚群探知機は、超音波によってどこに魚群がいるかを探知してくれる機械です。ロッドホルダーは釣竿を固定するアイテムで、移動中に釣竿を落とさないようにするのに役立ちます。

ミラージュタイプのフィンは消耗しやすい部品です。予備を持っておくことで、現地で不具合が起きた場合も対応できるでしょう。ランディングネットは、釣竿だけでは引き揚げられない大きな魚を引き揚げる際に活躍します。

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おすすめの足漕ぎカヤック7選

ここからは、おすすめの足漕ぎカヤックを七つ紹介します。上記で紹介した選び方に照らし合わせ、自分にぴったりの一艘を探してみてはいかがでしょうか。

タイダルストリーム「フィッシュハンターPK335」

コストパフォーマンスに優れたミラージュタイプのカヤックです。装備は最小限でシンプルな作りのため、メンテナンスの手間がかかりません。お試しでカヤックを使ってみたい人や初心者におすすめです。

シンプルな設計の分、総重量は約40kgと足漕ぎカヤックの中ではさほど重くありません。メーカーからは追加パーツが多く販売されているので、装備を強化したいときや、推進装置が故障したときもスペアの部品を入手できて安心です。カラーはホワイトグレーカモとライムの2色が展開されています。

  • 商品名:タイダルストリーム「フィッシュハンターPK335」
  • 販売サイト:商品ページ

ライオット カヤックス「マコ12 インパルスドライブ」

装備の充実度とコストパフォーマンスが良いことで、釣り人から人気のシリーズです。船体が幅広く、安定した巡航がしやすくなっています。カラーはレッド・ラッシュ・サンセットの3色が展開されており、どれも視認性が高く海でのフィッシングも安心でしょう。

長さは比較的長く、コンディションが穏やかなときは時速5km以上での巡航も可能です。動力はプロペラ式で、総重量は約38.3kgと比較的軽量な設計です。

  • 商品名:ライオット カヤックス「マコ12 インパルスドライブ」
  • 販売サイト:商品ページ

バイキングカヤック「忍−SHINOBI−」

重量約23kgの軽量設計で、コストパフォーマンスも高い国産カヤックです。製品の製作には多くのカヤック経験者の意見を取り入れており、安価にもかかわらず釣りに便利な装備が充実していることが人気の秘密です。座席の後方にはロッドホルダーが六つも付いているので、釣りの幅が広がるでしょう。

安定性が高いことでも評判で、波が穏やかなときはカヤックの上に立てることもあるそうです。船体中央のコンソールやカラーを自由に選べることも特徴で、初めてカヤックを購入する人にもおすすめの一艘です。

  • 商品名:バイキングカヤック「忍−SHINOBI−」
  • 公式サイト:商品ページ

パーセプション「ペスカドールパイロット」

ラダーの操作が手元でも可能で、両手で釣りに集中しやすいことが特徴です。動力はプロペラ式で、座席は取り外し可能かつリクライニングもできるので、ストレスのない姿勢で釣りを楽しめるでしょう。重量は約38kgとやや軽量な設計です。

船体の横にはパドルホルダー、ロッドホルダー用のモールドが4基、電子機器が取り付けられるコンソールが2個設置されており、カヤックに必要な装備がそろっています。全長381cmと長いので、海での使用にも向いているでしょう。

  • 商品名:パーセプション「ペスカドールパイロット」
  • 販売サイト:商品ページ

ネイティブウォータークラフト「スレイヤー・プロペル12 LT」

本体にアクリルとABS樹脂を使用することで、本体の軽量化に成功しています。総重量は約37.2kg、シートとドライブを外したときの重量は約28.6kgと、足漕ぎカヤックの中では軽量といえます。本体だけであれば、1人で車のルーフに載せることもできるでしょう。

動力はプロペラ式で、耐久性の高いシャフトドライブ式が採用されていることが特徴です。ロッドホルダーが2つ付属しているところもポイントです。

  • 商品名:ネイティブウォータークラフト「スレイヤー・プロペル12 LT」
  • 販売サイト:商品ページ

サバーバン「COOPER type-I」

プロペラとフィンどちらの動力も選べることが特徴のカヤックです。用途に合わせて使い分けることで、カヤックフィッシングがより快適なものとなるでしょう。本体の全長は約366cmで、スピードと直進性、安定性に優れた設計です。

ラダーの操作は手元のレバーとロープを使って行い、難しい操作は必要ありません。そのため、初心者でも十分使いこなせるでしょう。ただし総重量が46kgと少々重いので、持ち運びの際は工夫が必要かもしれません。ミラージュタイプとプロペラタイプのいいとこ取りがしたい人におすすめです。

  • 商品名:サバーバン「COOPER type-I」
  • 公式サイト:商品ページ

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ハント「Tarpon(ターポン)300 ペダルカヤック」

全長300cmとコンパクトな設計が特徴のカヤックです。工場から直接入荷することで、高いコストパフォーマンスを実現しています。ミラージュタイプですがボディが小柄な分、弱点である小回りの効きをある程度解消できているでしょう。ラダーは手元のレバーで操作できるため、方向転換も難しくありません。

ペダルは着脱式なので、収納するときに邪魔になりにくい点もうれしいポイントです。カラーバリエーションも6色と豊富なので、好みのものが見つかるでしょう。ただし重量は45kgと少々重いため、車に積むときは大変かもしれません。

  • 商品名:ハント「Tarpon(ターポン)300 ペダルカヤック」
  • 公式サイト:商品ページ

まとめ

カヤックがあれば、今までとは一味違った釣りが楽しめます。中でも足漕ぎカヤックは手漕ぎカヤックとは異なり、安定した推進力と腕が疲れない点で優れています。足で漕ぐだけと操作が簡単なので、初心者でもすぐに使いこなせるでしょう。

足漕ぎカヤックを選ぶときは、まずはミラージュタイプかプロペラタイプかを選ぶことがポイントです。ミラージュタイプは推進力が高く、プロペラタイプは小回りが効きやすくなっています。一般的にプロペラタイプの方が安価な傾向があるので、価格を重視する人はプロペラタイプが向いているかもしれません。

足漕ぎカヤックは重量が重いので、車に積みやすいかどうかも見逃してはいけません。ただしこの点はカヤックカートやカヤックリフターで対処可能な場合もあります。この記事を参考に、ぜひカヤックデビューをしてみてはいかがでしょうか。

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