奥利根のキノコ番長が愛用する逸品「キノコ鎌」を知っていますか? - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ナイフ・刃物・マルチツール

    2016.11.17

    奥利根のキノコ番長が愛用する逸品「キノコ鎌」を知っていますか?

    12-10-1

    「キノコ採りのとき山へ持っていく道具? そんなにはねえぞ。剣鉈だろ。ザックだろ。おっと、大事なのがあった。鎌だよ。杖代わりだからあんまり意識したことなかったけど、考えてみりゃ、キノコ採りではいちばんよく使うな」

    自然ガイド・高柳盛芳さん。1954年、群馬県みなかみ町生まれ。奥利根地域の釣り、クマ撃ち、山菜・キノコ採りに精通した日本のマウンテンマン。

    自然ガイド・高柳盛芳さん。1954年、群馬県みなかみ町生まれ。奥利根地域の釣り、クマ撃ち、山菜・キノコ採りに精通した日本のマウンテンマン。

    と、奥利根の番長、モリさんこと高柳盛芳さんが車から取り出したのは、柄の長い小鎌だった。

     

    近在の老刀鍛冶に剣鉈を頼んだとき、一緒に鍛えてもらったものだ。使っているハガネは玉鋼。日本刀に使われている伝統的な炭素鋼だ。なりこそ小さいが、鎌の峰はしっかり厚く、肌には荒々しい鎚目が残っている。

    藤原国武五代壽宗作。刃長 8㎝の片刃鎌。「ハガネは裏 (接地面)に付いているんだが、 微妙に反りが入れてあって、 使いやすいんだよ。ああ、余 計なものを引っ掛けないよう にしてあるんだ。鍛冶屋の知 恵っていうのはすごいなと思 ったね」(高柳さん)

    藤原国武五代壽宗作。刃長8㎝の片刃鎌。「ハガネは裏(接地面)に付いているんだが、微妙に反りが入れてあって、使いやすいんだよ。ああ、余計なものを引っ掛けないようにしてあるんだ。鍛冶屋の知恵っていうのはすごいなと思ったね」

    NEW ARTICLES

    『 ナイフ・刃物・マルチツール 』新着編集部記事

    土佐の漁師が愛用するトヨクニ製の出刃包丁!とにかく丈夫でよく切れて、魚をさばくのにおすすめ

    2025.06.21

    オピネルナイフはキャンプの定番!魅力や選び方、おすすめアイテムも紹介!

    2025.06.05

    シースナイフでキャンプスキルを高めよう!選び方やおすすめを紹介

    2025.06.03

    持っている数は20本!ホーボージュンが特に気に入っているガーバーグほか「モーラナイフ」3選

    2025.06.01

    ピカソも愛用したオピネルのナイフ。シンプルで使いやすいおすすめモデル11選

    2025.05.31

    軽量でタフ!ヘレナイフの新定番、フルタングナイフの「ノルドリス」の魅力を紹介

    2025.05.28

    手斧の読み方を知りたい!手斧の使い方や選び方も解説

    2025.05.26

    FEDECA (フェデカ) / 折畳式料理ナイフ

    2025.05.20

    TEPPA (テッパ) / 薪割鉈 守門

    2025.05.20

    get_header(); ?>