100均で手軽にできるキャンプの夜の演出方法。シーン別に4つのポイントを紹介! | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.03.04

    100均で手軽にできるキャンプの夜の演出方法。シーン別に4つのポイントを紹介!

    食卓がライトアップされ飾り付けられている

    火を囲み楽しむ夜。この時間をもっと手軽に楽しめたなら

    「満点の星空の下、あなたは何をして過ごしますか?」

    アウトドア料理に舌鼓を打ったり、焚き火を楽しんでみたり……。

    アクティブに動く昼間も良いですが、焚き火の周りで過ごす夜もキャンプの楽しみの一つですよね。

    お気に入りのチェアに、心を癒してくれる焚き火の炎。

    それでも十分に満たされますが、身近に買えるお手軽なもので、もっと気分を上げることができたらいいと思いませんか?

    そこで今回は、100円ショップで買えるものを使って手軽にできる、素敵なキャンプの夜の演出方法を紹介します。いつものキャンプから、雰囲気を変えたいな、と思っている方は参考にしてみてくださいね。

    みんなで楽しむ夕食のシーン

    キャンプの夜には大きく分けて、にぎやかに食事を楽しむ「動」の時間と、おなかも満たされてゆっくり過ごす「静」の時間の、2つのシーンがあります。

    はじめに、「動」のシーンの演出を紹介します。今回はポップな雰囲気を想定しました。まずは演出する前と後をご覧ください。

    装飾していない食卓

    演出前:通常のキャンプギアでセッティングしたテーブル。これでも楽しめますが、 貴重なキャンプ時間。手軽に雰囲気を変えてみましょう!

    100均グッズを使って飾られた食卓

    演出後:100均グッズでセッティングしたテーブル。 使うライトや、食器を変えるだけで、 より一層楽しそうな雰囲気に。

    100均グッズを使って飾られた食卓の全体図

    演出後:全体が明るくなり、会話も盛り上がりそうですね!

    雰囲気がグッと変わりました。ランタンの明るい光の下、楽しそうな雰囲気が感じられます。このような演出をする時のポイントは以下の4つです。

    1.灯り

    100円ショップでは電池で使用できる小さなインテリアライトから、ランタンに負けない光量を放つ、大型ライトまで販売されています。

    まず、テーブルにはしっかりと手元を照らしてくれるライトを置きましょう。オレンジ色の電球色もきれいですが、主役の料理をおいしく見せる温白色の明かりがおススメです。また、食卓上で雰囲気を出してくれる小さな灯りは、キャンドルよりもLEDがおすすめです。

    さらに、ケーブルでつながった小さなライトを、テーブルやタープロープに配置すると、全体の雰囲気が盛り上がります。

    キャンドルホルダーとソーラー式吊り下げライト

    普通のキャンドルホルダーとソーラー式吊り下げライトも……。

    ソーラーライトを取り外して、キャンドルホルダーにセットしている

    ソーラーライト部分を取り外して、キャンドルホルダーに セットすると、お手軽な卓上ライトに。

    2.食卓

    キャンプでは、アウトドアならではの大きな肉料理や、焼き物など、大皿で出される料理が多くあります。そこで、思い切って食器をパーティー仕様にするのも一つです。

    100円ショップでは様々な大きさの紙や木の皿から、カッティングボード、ストーンプレートまでたくさんの種類が売っています。ポップにしてみたり、カントリー風にアレンジしてみたりと、コンセプトを作ってみるのも楽しいですよ!

    またコップにも一工夫を。グラスやタンブラー、アウトドアに持ってこいのプラスチック製のコップなど100円ショップでは種類も豊富です。料理のコンセプトに合わせて、変えてみるものいいですね。

    演出につかった100均の食器

    今回使用した100円ショップの食器。

    3.音楽

    楽しい場面ではBGMもつけて盛り上がりましょう。

    最近ではスピーカーも100円ショップで買える時代。音量を拡大してくれるものから、Bluetoothでつなげる高機能のものまで様々です。もし雰囲気が合わない場合は、テーブルの横や裏に配置するのも手です。

    ただし、周囲には他のキャンパーもいるので、音量は配慮しましょう。また音楽を流すことを禁止するキャンプ場もあるため、事前に確認しておくと良いです。

    4.その他

    ゴミ箱:ただのゴミ袋では味気ないもの。濡れても平気な素材のバッグにゴミ袋をセットして置いておくと、全体の雰囲気を統一できます。

    サブテーブル:調味料や予備のお皿など、食卓に置かないけれど必要なものを置けるテーブルがあると便利です。

    サブテーブルと防水加工された紙のバックをゴミ袋として代用したもの

    全体の見た目も使いやすさもバッチリ!

    食後、焚き火を囲んで、ゆっくりするシーン

    テーブルの上にキャンドルなどを置いている

    100均グッズでセッティングしたオリジナルBAR。

    続いては「静」のシーン。ここでは自然の音を大事にしつつ、灯りのトーンを落として、居心地の良い空間を演出できたら素敵ですね。こちらもポイントは4つ。

    1.灯り

    ランタンのトーンを落とし、焚き火の明るさを主役にします。そこで演出用に、キャンドルや間接照明にこだわってみましょう。

    100円ショップでは様々な形のキャンドルホルダーや、テーブルライトが販売されています。ホワイト色の強いLEDライトの場合、焚き火の色とは少しちぐはぐな印象に。ライト部分をオレンジに着色すると、色の統一感もでますよ。

    ソーラー式ライト。ノーマルのものと、LEDライト部分をオレンジ色で塗ったものを比較している

    左が購入したままのもの。右がLED電球部分をオレンジ色のマジックで塗ったもの。焚き火の明るさに合わせるなら、右がおススメ。

    2.食卓

    食事も終わり、お酒と共にゆっくりと語らいを楽しむ時間。ここではBARの雰囲気を出してみるのも一つです。

    ワインやウィスキー、日本酒など、ゆっくり飲めるお酒にあう、ステンレス製やプラスチック製のグラスも100円ショップなら手軽に購入できます。ストーンプレートに、ちょっとしたおつまみをのせて、一緒に置くと、そこはもう自分だけのBAR。焚き火の暖かい光と共に、心ゆくまで酔いしれましょう。

    3.居心地

    お気に入りのチェアと一緒に、100円ショップの折りたたみいすにクッションを置いてオットマンにしてみましょう。とてもリラックスした体勢になれますよ。

    100均商品をオットマンに代用

    100均で代用したお手軽オットマン。足を伸ばせるとリラックスできますね。

    4.その他

    小腹が空いた……でも鍋や食器を出すのは面倒!そんな時には100円ショップの手軽な道具だけで、おつまみや夜食を作ってみましょう。

    オススメは、シェラカップを使った燻製やラーメンです。100円ショップでは、ミニストーブに固形燃料、直火OKのシェラカップや燻製チップなども手に入ります。全てコンパクトにまとまるので、いざという時のために、キャンプセットに入れておくのと便利です。

    シェラカップで作った燻製とラーメン

    100円ショップで購入できるもので 手軽におつまみも作ってしまいましょう!

    100円均一のお店で購入できるミニストーブやシェラカップ、燻製チップなど

    コンパクトにまとまるので、常備しておくと便利です。

    100均で購入できる演出に使えそうなグッズ

    雰囲気アップに使えそうな100均グッズ。 種類が豊富なので、想像しながら お店を見てまわるのも楽しいですよ!

    100均で酔いしれるキャンプの夜のまとめ

    キャンドルホルダーとソーラー式吊り下げライト

    忙しい日常生活の中の貴重なキャンプ時間。心地良く過ごしたいですね。

    いかがでしたか?

    ほんの少しの工夫で、雰囲気は大きく変えることができます。

    また、最近はキャンプ道具も身近になってきたとはいえ、値段は安くはありません。

    一度購入してしまうと、雰囲気はなかなか変えづらいもの。

    その点、100円ショップで買えるものなら手軽ですし、いくつか違うコンセプトに挑戦してみるのも楽しいですよね。

    ぜひ取り入れてみてください。

    そして、あなただけの素敵なキャンプ時間を過ごしてくださいね。

    私が書きました!
    アウトドアママライター
    井上京子
    キャンプ歴30年。社会人になり、アウトドアから少し離れるも、キャンプマニアの夫と結婚して、再びアウトドア魂が覚醒。ハイクオリティのギアはもちろん、PB品や100均を使った、『気負わないキャンプ』をモットーに、アウトドアライフを満喫中。現在はキャンピングカーも所有し、家族で時間を気にせず、日本中を旅することが夢。

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