動画で見よう!初めてでも大丈夫。焚き火のつけ方を伝授! | 焚き火のコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.01.01

    焚き火の火が簡単につける方法を教えます

    キャンプといったら焚き火。焚き火をするためにキャンプに行く人もいるほど、欠かせないものになってきました。しかし、火をつけようと思ったときに、うまくつけられなくて困ることはありませんか?

    今回は、初めて焚き火をする方、まだ慣れていない人でも簡単につけられる方法をアウトドアプロデューサーの長谷部雅一さんに紹介してただきます。ご家庭にある新聞紙やライターなど手に入りやすいものを使って行なうので、すぐに実践できるはずです!

    焚き火を始める前に

    「焚き火を始める前に確認したいことが3つあります。まずひとつは、焚き火をする場所です。確認する場所は3か所あります。まず周囲に燃え広がるものがないか。落ち葉やガス缶などの引火するものに関しては、焚き火台を中心に半径2mは離すようにしてください。次に、焚き火台の下に木の根っこがないかも確認を。地熱、焚き火の熱が合わさって、木がダメージを受けています。根っこがない場所でやるようにしましょう。最後に焚き火台の上にも注目を。木が飛び出ていて、熱でやられないか。タープやテントの張り出しが焚き火台の上にないかも確認が必要。熱はかなり上にいくので、防げる位置なのかを確認しましょう。

    ふたつめは焚き火に必要なものの準備ができているのかです。こちらも3つあります。まずは薪、そしてライター、最後は新聞になります。

    3つめの確認ポイントは、準備が肝心ということです。準備項目は4つあります。ひとつめは服装を整えること。コットン素材もしくは難燃素材のウェアを準備してください。髪の毛が長い方は、前かがみになったときに火がつかないように結んでおくことも重要です。グローブの準備も忘れずに。ふたつめは、薪の細かい準備です。細い薪、中くらいの薪、太い薪の3種類を準備しておきましょう。火がつきやすい針葉樹の薪と、火を長持ちさせるために広葉樹も準備しましょう。3つめは、道具の配置です。火がついたあとに周りをウロチョロすると、怪我のリスクが高まります。事前にすべての道具を近くに置いておくのがベストです。4つめ。これがいちばん重要です。それは『楽しむこころ』。自分が焚き火と一緒に楽しむアイテムを近くに配置しておきましょう」

    焚き火のつけ方

    「焚き火にはメカニズムがあって、まずは燃えるもの、空気、そして火を大きく育てるという方法をイメージしてください。燃えるものと燃えるものがくっつきすぎて、空気が通らないと燃えないし、燃えるもの同士がくっついていなくても燃えません。そして火をどんどん大きくするために薪も太くしていくイメージも持っておくといいですね」

    1.新聞紙を準備する

    「新聞紙を1枚分、ギュッと固くします。一度広げて、空気を含むようにそっと丸くして、火をつける尻尾を作り、オタマジャヤクシのようにします。尻尾になった部分は少し細くしておくといいですね」

    2.細い薪を組んでいく

    「細い薪を新聞紙の上に円錐形に組んでいきます。360度すべて細い木で覆って、オタマジャクシの尻尾の部分だけは残るように組みましょう。そして空気が通ることを忘れずに組んでいきます。ここを多めにやっていくことで火をつけるときに楽になりますよ」

    3.中太薪を組んでいく

    「何か所かに置いていきます。5本ぐらいで十分。これで着火の準備は完了です」

    いよいよ着火

    「この準備のところが7割ですね。しっかりと組めていて、空気が通る道があって、燃えるものと燃えるものがくっついていればOKです。
    新聞紙に火をつけたら、あとはとにかくいじらないこと。細い木に火がついて、太い木に火が移るまでは、触らないことが重要です」

    着火成功!

    「しっかりと火がついたら、薪が崩れないように整えてあげましょう。火を安定させるために針葉樹を少しずつ足してあげるのがポイントとなります」

    公式YouTubeでは火のつけ方が動画で見られます

    BE-PAL公式YouTubeチャンネルでは、焚き火の火のつけ方の動画を配信中です。よりわかりやすくなっているので、そちらもチェックしてみてください!

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