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人気レディース用トレッキングシューズ。失敗しない選び方を徹底解説

2022.02.27

登山を始めたばかりで、トレッキングシューズの購入を考えている人もいるでしょう。レディース用のトレッキングシューズの種類や失敗しない選び方、おすすめの商品を解説します。ぜひ参考にして、自分に合った1足を見つけましょう。

登山に欠かせないトレッキングシューズ

(出典) pixabay.com

登山をするにあたり「スニーカーでもよいのでは?」と思っている人もいるかもしれません。しかし登山ではトレッキングシューズを履いたほうがよいでしょう。トレッキングシューズの概要と必要性を解説します。

安全に楽しむために必要

トレッキングシューズは登山用に設計された靴のことで、未舗装の山道を歩くことを想定して作られています。具体的には、ソールが硬く、足首を固定する設計になっているのが特徴です。一方でスニーカーは平坦な舗装された道を歩くことを想定しており、ソールが柔らかい点がトレッキングシューズとの大きな違いです。

ソールの柔らかいスニーカーで凹凸の多い山道を歩くと、靴が変形して足への負担が大きくなります。しかしトレッキングシューズであれば、靴が変形しないので足への負担が軽く、さらに足首が固定されることで、捻挫などのけがのリスクが軽減されます。

本格的に登山をするなら、トレッキングシューズを揃える必要があるでしょう。

カットの高さは目的や用途に合わせて選ぶ

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トレッキングシューズは、履き口が足首のどの位置にあるかという『カット』の違いによって、『ローカット』『ミドルカット』『ハイカット』の3種類に分けられます。それぞれの特徴と向いている利用シーンを解説します。

起伏の少ない道には「ローカット」

『ローカット』はスニーカーと変わらない履き心地が特徴で、初めて買うのに適しています。足首が固定されないため、起伏の多い本格的な山道には向いていません。しかし比較的標高の低い山や、舗装された山道を歩くのには向いており、都市部で履いても違和感が生じないのもポイントです。

ハイカットに比べると値段も手頃なので、登山初心者や普段使いとして併用したい人におすすめといえます。長時間歩いても疲れにくい設計となっているので、海外旅行用に購入してもよいでしょう。

日帰り登山には「ミドルカット」

登山初心者から中級者まで幅広く好まれているのが『ミドルカット』です。ローカットに比べて足首をホールドしてくれるので、けがのリスクを下げられます。一方でハイカットよりも可動域が広いため、歩きやすい点もメリットです。

低山や日帰り登山、フェスなどに向いており、どれを買うか迷ったらミドルカットを選ぶのが無難とされています。総じてローカットとハイカットの双方の利点を兼ね備えた、バランスのよいモデルです。

岩場や不整地の道には「ハイカット」

急斜面や足元が不安定な山道を歩くのに適しており、上級者向けなのが『ハイカット』です。足首をしっかりと固定するので、難所でも安心して歩けるでしょう。重量があり、小石や水などの異物が内部に入りにくい作りになっているのも特徴です。

ただし、着脱がしづらかったり、重量がある分、平坦な道ではかえって疲れやすくなったりしてしまうのが注意点といえます。価格もほかの2種類と比べて高い傾向にあります。初心者向きではありませんが、登山上級者を目指すのであれば選択肢に入れてもよいでしょう。

トレッキングシューズに求める機能

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トレッキングシューズを選ぶ際に注目すべきは、ソールの硬さと防水性です。各機能の詳細を解説するので、用途に合わせて適切な機能を備えたものを購入しましょう。

用途に合わせた「ソールの硬さ」

基本的にトレッキングシューズのソールは硬めに作られていますが、その中でも種類によって硬さが異なります。登る山道の険しさに適したソールの硬さを選びましょう。

比較的起伏の少ない山道を歩く場合は、ソールが柔らかめのものが適しています。柔らかいといっても、普通のスニーカーのソールよりは硬く作られているため、スニーカーよりも疲労は溜まりにくいでしょう。

岩場や傾斜の厳しい道を歩くときは、硬いソールがおすすめです。岩に足をかけてもつま先が曲がらないほど硬いため、険しい山道でもしっかりと足を守ってくれます。しかし平坦な道を歩くときには逆に疲労が溜まるので、なだらかな山道には適していません。

急な雨にも対応できる「防水性」

トレッキングシューズにとって防水性は必須の機能といえます。山は天候の変化が激しいことに加え、登山中に川を渡るようなケースも考えられるためです。

代表的な防水素材としては、ゴアテックスが挙げられます。ゴアテックスは、防水性とムレにくさの両方を兼ね備えた素材です。そのため水分の侵入を防ぐと同時に、靴の中をドライな状態に保てます。

有名ブランドであればほとんどのモデルに防水加工がされていますが、安価なタイプの中には防水性能が低いものもあるので、念のため確認しておいたほうがよいでしょう。

自分に合うサイズ選びのポイント

(出典) photo-ac.com

トレッキングシューズを選ぶ上で悩むのが、サイズ選びでしょう。トレッキングシューズのサイズ選びについて解説します。

厚手の靴下を履いて試着する

登山をする際は、足への負担軽減のために厚手の靴下を履くことが推奨されています。そのためトレッキングシューズを選ぶときも、厚手の靴下を履いて試着しましょう。靴下を持っていない場合は、試着時に貸してくれる店舗もあります。

ただし、自分が登山をするときに実際に履く靴下を着用して試着するのがおすすめです。靴下によって厚さや使われている素材が異なります。サイズが合っていないと、疲労が溜まりやすくなったり靴ずれが起きたりする原因になるので、できる限り実際の使用シーンに近い状態で試着しましょう。

普段の靴より少し大きめのサイズを選ぶ

トレッキングシューズは、普段の靴よりも1cm程度大きいサイズを選びましょう。登山用の靴下は普通の靴下よりも5mmほど厚く作られており、そこからさらに5mm程度の余裕を持たせるのが望ましいためです。

トレッキングシューズのつま先は硬く作られているため、ジャストサイズだと爪が割れてしまう恐れがあります。また足がむくんだときもジャストサイズだと靴ズレを起こしやすくなるので、サイズには多少の余裕を持たせておくほうがよいのです。

実際に履いてサイズを確認する

トレッキングシューズの先端は硬いので、スニーカーのようにつま先を押してサイズ感を確認することはできません。そのため以下の方法でサイズを確認しましょう。

  1. 靴を履き、紐を緩めたままつま先が当たるまで中に入れる
  2. かかとに指1本分のスペースがあるか確認する
  3. かかとを靴につけ、紐を締める
  4. 実際に歩いてみて感覚を確かめる

トレッキングシューズは、安全に登山を楽しむために重要なアイテムです。昨今はインターネットで何でも買えてしまいますが、実際に店舗に出向いて試着した上で購入したほうがよいでしょう。

レディース用ローカットタイプ

(出典) photo-ac.com

ローカットタイプのおすすめ商品を紹介します。ソールの硬さや防水性にも注目しながら、興味のあるモデルがないか確認しましょう。

メレル「MOAB 2 GORE-TEX」

アウトドアシューズ分野の代表的なブランドであるメレルの定番モデルです。スニーカーのような見た目なので、普段使いでも違和感はないでしょう。防水素材にはゴアテックスを採用、アウトソールにはグリップ力と耐久性に優れたヴィブラム社の素材を使用しています。

ソールは靴メーカーが自社製のものを使うのが一般的です。しかしソール専門メーカーであるヴィブラム社の素材は、その品質やデザイン性の高さから、さまざまなブランドの製品に採用されています。左右のブレを生じさせない安定性とクッション性に優れた履き心地です。

メレル

MOAB 2 GORE-TEX

靴幅: 2E
表地: 合繊
ソール素材または裏地: ゴム
防水
ヒールの高さ: 4 cm
ヒールのタイプ: フラット
留め具の種類: レースアップ
ソールの厚さ:2.5cm

 

ザ・ノース・フェイス「スクランブラー GORE-TEX インビジブルフィット」

乾いた地面はもちろん、足元が濡れていても高いグリップ力を誇るシューズです。防水には『ゴアテックスインビジブルフィット』と呼ばれる、高い防水性とフィット感を両立する素材が採用されています。

アウトソールとインソールの中間にあるミッドソールには、軽量で衝撃吸収性の高いEVA素材を使用しているため、足になじみやすくなっています。かかと部分にはブランドロゴが入っているのもポイントです。

ザ・ノース・フェイス

スクランブラー GORE-TEX インビジブルフィット

表地: ゴム
ソール素材または裏地: ゴム, スエード, エチレン酢酸ビニル
防水
ヒールの高さ: 5 cm
ヒールのタイプ: フラット
留め具の種類: レースアップ
プラットフォームの高さ:3cm
重さ:260g (片足/22.5cm)

 

キーン「テラドーラ ツー ウォータープルーフ」

カラフルなデザインが特徴的なシューズです。防水対策として独自技術の『KEEN.DRY』を採用しており、悪天候でも靴の中をドライに保てるように工夫されています。表面の素材にはメッシュ生地を使っており、高い通気性と速乾性を両立しています。

アウトソールに『KEENオールテレインラバーアウトソール』と呼ばれる、耐摩耗性とグリップ性に優れたソールを使っているのも特徴の一つです。さらに女性の足に負担をかけないよう、ミッドソールには柔らかめのEVAを敷いているのも嬉しいポイントです。

キーン

テラドーラ ツー ウォータープルーフ

靴幅: D
表地: 合繊
防水
ヒールの高さ: 4.5 cm
ヒールのタイプ: フラット
留め具の種類: レースアップ
ソールの厚さ:2.5cm

 

公式サイト:商品ページ

マムート「Sertig II Low GTX(R) Women」

ハイキング用に開発されたシューズです。軽量かつ優れた衝撃吸収設計により、足への負担が軽減されるでしょう。EVAのミッドソールと組み合わせた厚手のソールにより、衝撃を効果的に吸収してくれるため、長時間のハイキングにも向いています。

防水にはゴアテックスインビジブルフィットが採用されているため、防水対策とフィット感も良好です。カラーバリエーションは明るい色がメインとなっているため、おしゃれさを求める人にもおすすめの1足です。

マムート

Sertig II Low GTX  Women

防水
ヒールのタイプ: ヒールなし
留め具の種類: レースアップ
通気メッシュ
丈夫なEVAミッドソール
MAMMUT Swiss Designラバーブレンドが確実なグリップを提供
Gore-Tex Invisible Fitテクノロジー

 

レディース用ミドルカットタイプ

(出典) photo-ac.com

女性におすすめのミドルカットタイプのシューズを4つ紹介します。どれを買うか迷ったら、ミドルカットタイプを選ぶのが無難です。

コロンビア「メテオミッド3オムニテック」

シンプルなクセのないデザインで、ユニセックス仕様のため履く人を選ばないでしょう。足幅に余裕を持たせながらもホールド性を高めた設計により、フィット感を保ちつつ、かつ足首が固定される際の窮屈感も解消しています。

足首には厚手のパッドが入っているので、長時間の歩行でも疲れにくいでしょう。アウトソールの形状も泥抜けがよくなるように設計されており、手入れのしやすさの工夫が施されています。

コロンビア

メテオミッド3オムニテック

メイン素材: スエード
ソール素材または裏地: スエード
防水

 

モンベル「ティトン ブーツ Women’s」

カジュアルなハイキングから野山の散策まで、幅広く使える1足です。靴が屈曲する部分から金属パーツを省くことで、柔らかさと軽量さを実現しているのが特徴です。足首部分をカバーしつつも、前後左右の動きを妨げない設計となっており、安定感と運動性を両立しています。

防水にはゴアテックスを採用しており、雨などの外部からの濡れには防水性の膜をコーティングすることで水分を遮断します。また内部の蒸気を外に逃がす機能も備えているので、発汗によるムレも防いでくれるでしょう。

商品名:モンベル「ティトン ブーツ Women’s」
公式サイト:商品ページ

シリオ「P.F.156-3」

日本人の足の形を研究し、それに合うように開発されているのが特徴です。ソールにはヴィブラム社の『MEGAGRIP』を搭載した『SIRIO VIBRAM MUSASABI』を採用しています。

MEGAGRIPは、原材料を緻密な配分で調合することで、高いグリップ力と滑りにくさを実現しています。VIBRAM MUSASABIはそれをもとに開発された、シリオ社のオリジナルソールです。

そのため悪天候の中でも安定感のあるトレッキングができるでしょう。ゴアテックスの防水加工も施されているので、水濡れ対策も万全です。

シリオ

P.F.156-3

重量:約348g(23.5cm片足)
ベトナム製
GORE-TEX
vibram MEGAGRIP
ワイズ:3E+

 

スポルティバ「ULTRA RAPTOR II MID GTX」

ロングセラーモデルである『ウルトララプター』をもとに開発された、ハイキング向けのシューズです。ウルトララプターはトレイルランニング用に開発されたシューズですが、ミドルカットにアレンジすることで安定性を高め、さまざまな用途に使えるよう改良されたモデルです。

ソールには、接地面を斜めにすることで高い衝撃吸収性とブレーキ性能を実現した『インパクトブレーキシステム』というソールが使われています。そのため足元の悪い山道でも、安心してトレッキングできるでしょう。

スポルティバ

ULTRA RAPTOR II MID GTX

【カラー】カーボン×トパーズ
【重量】約395g(1/2ペア)
【アッパー】高耐久性メッシュ+マイクロファイバー
【ライニング】GORE-TEX Extended Comfort
【ソール】FriXion White+インパクトブレーキ

 

レディース用ハイカットタイプ

(出典) photo-ac.com

本格的に登山を楽しみたい人は、ハイカットタイプを購入してもよいでしょう。レディース用のおすすめモデルを4つ紹介します。

キャラバン「GK86」

本格的にトレッキングを楽しむ女性のために作られたシューズです。女性のニーズに応えるべく、重量や衝撃吸収性、履き心地にこだわっています。甲の高さを低くし、かかとの周りをタイトにした形状により、足が小さめの女性にもフィットするよう設計されています。

履き口をメッシュ生地にすることで、ソフトな履き心地を足首周りに感じられるでしょう。また、くるぶし部分をシェイプさせることにより高いホールド性を実現しています。

キャラバン

GK86

靴幅: 2E
表地: レザー
ソール素材または裏地: スエード, フェイクレザー, レザー, エチレン酢酸ビニル
アッパー:合成皮革/メッシュポリエステル(トゥバンパー+ヒール1.4mmスエードレザー補強) ライニング:ゴアテックス・メンブレン ソール:ヴィヴラムTSAVO(ミッドソールEVA) フレックス:ミッドフレーム(EVAラミネート)
レディースサイズ 重量:約530g(24.0cm片足標準) ワイズ:2E-(マイナス)

 

スポルティバ「TRANGO TOWER GTX WOMAN」

本格的な登山を目的とした、同メーカーの人気モデルである『トランゴSエボ』の改良モデルです。ハイカットの特徴である足首部分には、ホールド感と可動性を両立した『3D FLEX』を搭載しています。これにより足首部分の可動域が広がり、スリップしにくい仕様です。

また特徴の一つとして、悪天候や不整地でのトレッキングを想定して、前後左右に強度の高いラバー材を張り巡らせています。セミワンタッチアイゼンも装着可能なので、幅広いシーンで使える1足といえるでしょう。

スポルティバ

TRANGO TOWER GTX WOMAN

ソール素材または裏地: ゴム, エチレン酢酸ビニル, ポリウレタン
防水
アッパー素材:高強度ナイロン、ハニカムガード、フレックステック3、マイクロファイバー、軽いサーマルポリウレタン接着剤。
防水:Gore-Texパフォーマンス快適。
中敷き: 4mmグレードナイロン。
ミッドソール:PU、EVA
ソール:ビブラムワン

 

モンベル「ツオロミー ブーツ Women’s」

夏場の縦走に適したシューズです。防水にはゴアテックスが使用されているので、夏場でもシューズ内部がムレにくくなっています。足首部分を包み込むような構造にすることにより実現されたのが、高いホールド感です。

さらに摩擦の多い足首部分は耐摩耗性を高めているので、長く使い続けられるでしょう。かかと部分に樹脂製の芯を入れることで、かかとがぶれないように工夫されています。

商品名:モンベル「ツオロミー ブーツ Women’s」
公式サイト:商品ページ

サロモン「OUTBLAST THINSULATE CLIMASALOMON WATERPROOF」

スタイリッシュなデザインが魅力的なウィンターブーツです。冬の寒さに耐えられるよう、保温性が高くなっているのが特徴といえます。保温性を保ちつつも、軽量かつ丈夫な設計です。

ソールは、平坦な道やぬかるんだ道でも同程度のグリップ力を発揮できるものを使用しています。そのため普段の生活で使っても活躍してくれるでしょう。靴全体にわたり、土や砂が入りにくい設計となっているのもポイントです。

サロモン

OUTBLAST THINSULATE CLIMASALOMON WATERPROOF

Thinsulateインサレーションと冬用インソールが足を温かく保ち、Contagripアウトソールが雪道や濡れた路面、ぬかるみ、アイスバーンで優れたトラクションを発揮します。

 

まとめ

登山をするなら、トレッキングシューズは揃えておくべきアイテムです。山道には凹凸が多いため、ソールの硬いトレッキングシューズを履くことで、けがのリスクを減らせるでしょう。

トレッキングシューズを購入する際は、カットの高さや防水性、ソールの硬さに注目して選ぶことがポイントです。また自分にぴったりの1足を見つけるためには、実際に店舗に足を運んで試着するに越したことはありません。

試着する際は厚手の靴下を履くようにし、サイズに1cm程度の余裕があるか確認しましょう。

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