アウトドアで使いたいコーヒーミル6選。選び方や挽き方のコツも解説 | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

アウトドアで使いたいコーヒーミル6選。選び方や挽き方のコツも解説

2022.01.03

コーヒーはアウトドアでも定番の飲み物です。せっかくならインスタントではなく、豆から楽しみたい人もいるでしょう。今回は、アウトドアで本格的なコーヒーを淹れるためのコーヒーミルの選び方やおすすめ商品・おいしいコーヒーの淹れ方を紹介します。

アウトドアで使うなら手動式?電動式?

コーヒーミル

(出典) photo-ac.com

コーヒー豆を粉末にするためのミルには、手動式と電動式の2つがあります。まずは手動式と電動式の違いや特徴を知ることで、シチュエーションにあったアイテムを選べるようになりましょう。

香りや音も楽しみたいなら手動式

手動式コーヒーミルは上部についたハンドルを自分で回して豆を挽きます。豆を挽くごりごりという音・手に伝わってくる『挽いている感覚』・挽き立ての香りを堪能しながら、豆を挽く時間そのものを楽しむ人も多いようです。

電源がない環境下でも使えるため、キャンプ場ではもちろんトレッキングや川辺など、さまざまなアウトドアシーンで活躍します。

電動式と比較するとコンパクトな商品が多く、昔ながらの落ち着いたデザインはアウトドアの雰囲気にマッチします。挽いた豆が熱を持ちにくいため、風味をより楽しめるのも手動式の特徴です。

電動式よりは時間がかかりますが、そうした手間暇をゆったり楽しむこともキャンプの醍醐味の一つといえます。自分の手で挽いた豆でドリップしたコーヒーの味は格別でしょう。

複数回を手早く挽くなら電動式    

電源や電池を使用して、自動で豆を挽いて粉にするのが電動式です。

手動式と違い、短時間で簡単に豆を挽くことができます。大量に準備する必要がある大人数でのキャンプや、別の作業をしながら挽き立てのコーヒーを楽しみたい場合は電動式を選ぶとよいでしょう。

豆を均一に挽けるのも電動式の特徴です。一般的に、手動式は商品によって粉の均一度に違いが出やすく、電動式のほうが粒子が揃いやすいといえます。粉を均一に挽ければ味のばらつきが少なくなり、はっきりした味わいのコーヒーが淹れられるでしょう。

一度に何杯もコーヒーを淹れることになるグループキャンプや、雑味の少ないコーヒーを好むのであれば電動式がおすすめです。

コーヒーミルの選び方

コーヒーミル

(出典) photo-ac.com

アウトドアで使いやすいコーヒーミルを選ぶには、手動式か電動式かだけでなく、持ち運びや手入れのしやすさもポイントとなります。実際の利用シーンや好みを考慮して、ふさわしい商品を選択したいものです。

好みの粉砕方法を選ぶ

コーヒーは、豆の挽き方や淹れ方によって味が大きく変わる飲み物です。コーヒーが好きでこだわりがある場合は、自分好みの挽き方が可能か、その挽き方にふさわしい構造かどうかを確認しましょう。

コーヒーミルの刃の構造はいくつかありますが、主なものに『カット式』・『臼式』・『プロペラ式』の3種類があります。

カット式はコニカル式とも呼ばれ、平らな刃で『切り刻む』ようにして粉にします。粒度が均一になりやすいため味のムラが少なく、豆に熱が伝わりにくいのも魅力です。エスプレッソ用の極細挽きに対応できるタイプもあり、『味にこだわりたい人』におすすめです。

臼式は、文字通り臼のように合わせた刃で『すりつぶす』タイプです。カット式ほどの精度ではありませんが、粒子の均一性は比較的高く、細挽きも可能です。雑味の少ないコーヒーが淹れられるうえ、粗さを調整する操作も比較的簡単なので初心者でも扱いやすいでしょう。

プロペラ式は、刃を『高速回転させて』粉状にしていくもので、挽きムラや渋みはやや出やすいといえます。また、細挽きに対応していない商品も多いので、濃いコーヒーを好む人には物足りないかもしれません。種類が豊富で手頃な価格の商品も多いため、『まずは手軽に試したい』という人におすすめといえるでしょう。

持ち運びやすさを重視する

荷物をできるだけ少なくしたいアウトドアでは、持ち運びやすさも大きなポイントです。

サイズ感だけでなく、形状や収納方法も考えて選ぶとよいでしょう。特にバイクでのキャンプやトレッキングなどは、大きさだけでなく重さも考慮する必要があります。

また、電動式ミルの場合、給電方式や充電可能かどうかも確認しましょう。スマートフォンや他の機材と同じケーブルを使えるようであれば、少しでも荷物を減らすことができます。

手入れがしやすいと衛生的

コーヒー豆を挽いたときの粉末が中に残ったままだと、次に淹れるときの味が落ちる原因になるため、手入れのしやすさも大切なポイントです。また、粉がすき間に入り込み目詰まりを起こすこともあります。

コンパクトなデザインの中でも、刃の部分と本体を分解してさっと洗えるような、手入れのしやすい商品を選ぶとよいでしょう。

金属製の刃の場合は水洗いを推奨していないことがあるため注意が必要です。セラミック製の刃なら丸洗いできる場合が多いため、その点では手入れが楽といえそうです。

手動式のコーヒーミル

コーヒーミル

写真提供:ユニフレーム

多くのメーカーがさまざまな手動式コーヒーミルを販売しています。今回は多様なアイテムの中から、おすすめの商品をピックアップしました。

ポーレックス「ポーレックス コーヒーミル II」

コーヒーミル

鹿児島県霧島市に本社を置くジャパンポーレックス社が販売するコーヒーミルで、一度に約30g、3人分のコーヒー豆を挽くことができます。

コンパクトでシンプルなデザインと、豆の挽きやすさに定評があり、アウトドア愛好家の間では定番商品の一つです。セラミック製品に強みを持つポーレックスが手がけるだけに、ミルの要といえる刃の品質が高く、粒子の揃った粉に仕上がります。

挽くときの粗さを細かく調整できるのも特徴です。飲み方や好みに合わせましょう。セラミック刃は水洗いできるうえ錆びにも強く、使用後にきちんと手入れをしておけば毎回おいしいコーヒーを堪能できます。

場所を取らず、コーヒーの味と香りを最大限に楽しめると評判のミルなので、キャンプだけではなく家庭でも快適に使用できるのではないでしょうか。

  • 商品名:ポーレックス「ポーレックス コーヒーミルII」
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ハリオ「セラミックコーヒーミル・ウッド N」

高品質な耐熱ガラスやキッチン用品を手がけ、100年の歴史を持つハリオが販売する手動式のコーヒーミルです。一度に最大30gの豆を挽くことができます。コンパクトながら美しい曲面を描く形状が特徴で、オリーブウッドのナチュラルな質感も印象的です。

デザインだけでなく使用感にも定評があり、刃にはセラミックが採用されています。メンテナンスがしやすく、熱による豆の酸化も防げる構造になっています。

700gとやや重量があるためトレッキングやバイクでのキャンプなど『軽さ重視』の場合には不向きといえますが、美しいデザインはアウトドアの雰囲気にもよくなじみます。使い勝手もよいので、日常使いをするにもおすすめの商品といえるでしょう。

  • 商品名:ハリオ「セラミックコーヒーミル・ウッド N」
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ユニフレーム「UFコーヒーミル」

コーヒーミル

『UFコーヒーミル』は新潟に本社を持つユニフレームのコーヒーミルです。アウトドア用品の専門メーカーらしく、挽きやすさだけでなく分解や収納まで意識した設計になっています。

構造はステンレス鍛造臼で、鋭い切れ味が特徴です。また、コンパクトで収納しやすいだけでなく、一度に最大50gの豆を挽けるという容量もポイントといえます。本体下部のカップに挽いた粉を約150g分ためておけるのも使いやすいでしょう。上部にあるナットを回すことで、粗さの調節も手早くできます。

メッシュの専用袋が付いているので、コンパクトで持ち運びやすいミルを探している人におすすめです。

電動式のコーヒーミル

コーヒーミル

(出典) photo-ac.com

手動式に比べるとアウトドア向けの電動式ミルはまだ少数派かもしれませんが、昨今のアウトドアブームが追い風となり、新商品が続々と登場しています。電動式のおすすめ商品を紹介しましょう。

メリタ「電動コーヒーミル」

コーヒーミル

メリタはドイツに本社を持ち、100年以上の長い歴史を持つ有名なコーヒー機器メーカーです。『電動コーヒーミル』はコンパクトながらも、メリタらしい高い性能を誇ります。

ステンレス刃と独自設計のモーターで、スイッチを押すだけという簡単動作で一度に70gの豆を素早く均一に挽けます。ワンタッチで挽き具合を変更できる点も魅力でしょう。

コンセント式なので、電源が取れる場所での使用に限られますが、その条件さえ合えば使いやすい商品といえます。『一日に何度もコーヒーを飲みたい』『大人数のコーヒーを一気に淹れたい』というときにもおすすめです。

オーシャンリッチ「自動コーヒーミル G2」

アウトドアでも安心な、USB充電式コードレスコーヒーミルです。スイッチを押すと、約64秒で1杯分の豆が挽けます。

充電にはパソコンやモバイルバッテリーなどが使用でき、1時間半ほどでフル充電できます。フル充電の状態で豆15gを粒度5段階の中間で挽く場合、約20回分挽けます。挽き終わったら電源が自動的に切れるため、ほかの作業をしながら無駄なく豆を挽くことができそうです。

上蓋とガラス容器を外すと、挽いた豆約2杯分が保存できます。また、約10gが量れる大さじ・約5gの小さじと、異なるタイプの計量スプーンが付属しているのも便利です。セラミック刃を使用し、メンテナンスが簡単なのも魅力的です。

  • 商品名:オーシャンリッチ「自動コーヒーミル G2」
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カリタ「スローG15」   

日本を代表するコーヒー機器総合メーカーとして有名なカリタの電動式コーヒーミルです。

商品名にスローと付くように、15gのコーヒー豆を約5分かけて挽くことができます。この速度は手動で挽くような非常にゆっくりとした速度を再現したものです。そのため、挽いた時に発生する摩擦熱による豆の酸化を抑えることができます。

手挽きのような丁寧さと、自動式ミルの便利さを両立させたアイテムといえるでしょう。

また、アウドドアシーンで映えるボディカラーがラインアップされているほか、単三電池4本を電源とするためコードレスなのも嬉しいポイントです。

おいしいコーヒーを淹れるための豆の挽き方

コーヒーミル

(出典) photo-ac.com

おいしいコーヒーを淹れるためには、新鮮で質の良いコーヒーを、粉ではなく豆のまま用意して、飲む直前に挽くことが大切です。ここでは、おいしいコーヒーを淹れるための『豆の挽き方』を紹介します。

直前に必要な分だけ挽く

コーヒーをおいしく淹れる最大のコツは、高品質でフレッシュな豆を、飲む直前に必要な分だけ挽くことです。

粉末になった状態のコーヒーは空気と触れる面積が増えるため、酸化が進みやすくなります。そうなるとコーヒー独特の風味が失われてしまい、おいしさは半減します。

お湯を沸かしながら必要量の豆を挽き、沸いたら抽出温度まで冷まし、すぐに淹れるのがおすすめです。

(抽出温度が高いと「苦み」成分が多く、温度が低めの場合は「酸味」成分が多いコーヒーが抽出できます)

挽き具合を均一にする

挽くタイミングとともに重要なのは、粉末の粒度を均一にすることです。豆を均一に挽くことで雑味を減らすことができるのです。

もしも挽き具合が均一でない場合、粒ごとに抽出具合が異なることになり、味にムラが出てしまう可能性があります。

粒度を均一にするために、手動式ならハンドルを一定速度で回したり、ゆっくり挽いたりするとよいでしょう。電動式ミルは比較的均一に挽くことが可能です。

まとめ

大自然の中でおいしいコーヒーを飲む時間は至福のひとときといえます。コーヒーミルには手動式と電動式のそれぞれに特徴があります。

一人か二人でゆっくりとコーヒーを楽しむなら手動式、大人数で楽しむ場合には電動式など、スタイルやシチュエーションに合う適切なミルを選ぶことが必要です。気になる商品があったら是非チェックしてみてください。

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