透明テント×グリーンフェンスで、癒しの木漏れ日づくり
太陽が恋しくなる冬キャンプ。そこでおすすめしたいのが、透明素材のテントです。太陽の熱や光を取り込みつつ、景色や空を存分に楽しめます。また、日中は明るく、灯りがほぼ必要なくなるというメリットも。
ただし、透明素材だとプライバシーが守られづらく、夜には外部からの灯りを取り込んでしまうため、公の場での使用はちょっぴりためらわれるかもしれません。
そこで筆者は、アウトドアの場でありながらプライベート空間を兼ねる、自宅ベランピングで透明テントを活用しています。
我が家のベランピングスタイル
こちら、ホームセンターで見つけた大型素材を活用し、ベランダに設置した自作の半透明テントです。縦横に糸が織り込まれ、厚手で耐久性抜群。厳しい気象条件にもよく耐えます。
11月以降の晴れた日には、冬の日光をしっかり取り込み、テント内はポカポカ陽だまり状態に。日没まで暖かく過ごせます。
ただし、日差しの強い日は、冬でもさすがに暑さを感じてしまいます。そこで、カインズのベランダ用「目隠しグリーンフェンス」を導入することにしました。今回詳しくご紹介するのはこの目隠しグリーンフェンス。透明テントの弱点を補ってくれる存在なので、透明テントの導入を考える方はぜひ参考にしていただければと思います。
カインズ「目隠しグリーンフェンス」とは?
カインズの「目隠しグリーンフェンス(ライトグリーン)」。特長&おすすめポイントは、以下のとおりです。
・カインズオリジナル商品
・UV加工された葉っぱ
・グリーン/ライトグリーンの2色展開
・取り付け用結束バンド10本付属
・太陽光や人の視線をほどよく遮断
・風によるバタつきが少ない
写真でご紹介している商品は、すべて2021年購入の筆者私物となります。
本来はベランダ柵などに設置し、人目を遮るためのものですが、今回我が家ではこんなふうに活用してみました。
目隠しグリーンフェンス、取り付け開始
開封
丈夫なメッシュの土台に、無数の葉っぱ。フレッシュなグリーンカラーが、ベランダに彩りを添えてくれます。
間近で眺めるとフェイクと分かりますが、遠目に眺めると非常にリアルです。
取り付け簡単
結束バンドで取り付け開始。テント内側のパイプに連結していきます。
今回は頭上での活用のため、安全性を考慮し、さらに手持ちの結束バンドを何本か足して、強度を増すことにしました。
木漏れ日の完成
ものの10分ほどで、人工的なテント内部が、緑豊かなオアシスに早変わり。UV加工の葉っぱのおかげで、さほど日焼けを気にせずに、ベランピングできるようになりました。
結束バンドの余り分をカットして、できあがりです。
外観はこんな感じ
このとおり、爽やかな木漏れ日が完成。ときに高温になるテント内が、ほどよく遮光・遮熱されました。
この木漏れ日感……!
空色と緑のコントラストが鮮やか……!このグリーンフェンスを設置して以来、ベランピング時間が大幅に増えました。
ちなみに葉のモチーフは、ハサミやニッパーで簡単にカット可能。お好みでほどよく間引き、UV加減を調節するのもいいですね。
フェイクグリーンor本物の植物、どっちがいい?
本物の植物で作るグリーンフェンスは、ナチュラルでステキ。ですが、虫が苦手な人や時間に追われている人であれば、フェイクグリーンのほうが向いているかもしれません。
たとえばフェイクグリーンだと、
・枯れない
・水やりの手間がない
・虫が寄りつかない
などのメリットがあります。
いっぽう、本物の植物は環境にも優しく、育成の楽しみが増えるというメリットが。さまざまな生き物が訪れるため、美しい蝶や野鳥との遭遇も期待できますね。
夜はフェイクの星空を満喫
このテントは糸入りの半透明タイプにつき、夜空の星を眺めることができません。そこで、葉っぱに星型のLEDライトを絡め、疑似星空を演出することにしました。
チェアに身を沈めてこの灯りを見上げるのが、このところ一番のリラクゼーション。この緑あふれるテントのおかげで、遠出することなく、自宅の一角で気分転換ができるようになりました。
おうちベランピングでも、アウトドア気分を高めよう
透明素材のテントと、フェイクグリーンを用いたベランピング。この方法なら、自宅にいながら、ちょっとした森林浴気分を味わうことができます。
ベランピングはその手軽さゆえに、アウトドアへの没入感が難しいという側面も。そんなときは、こういった疑似自然の演出により、視覚的に気分を切り替えるのも手です。
冬ベランピングをお考えの際は、この組み合わせもぜひ視野に入れてみてくださいね。
目隠しグリーンフェンス 1×2m ライトグリーン
サイズ 幅100×長さ200cm
素材 葉:ポリエステル、メッシュシート:ポリエチレン