

「Unlock the Outdoors for Everyone-すべての人にアウトドアを開放する」

まずは株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン代表取締役社長ラッザリ・マッスィモ氏の言葉から
「まず、店舗を象徴の一つに外にございます巨大なスクリーンがあります。ここでは様々なアウトドアの楽しみ方を表現してまいります。(この店舗は)コロンビアの伝統とアウトドアのルーツを伝える、単なるフラックシップショップとしてだけの立ち位置ではありません。
原宿という、ファッションのみならず常に進化し続けるダイナミックさに満ちた精神を反映するコロンビアの旗艦店でありたいと思っています。 年間を通して、たくさんのイベントを開催し、文化を一緒に作っていける場所として、この地ならではの世界に発信するショールームになると確信しております。 その中でアウトドアへの情熱を共有する場にしていただければと思います。
この店舗の形状により、売り場を商品タイプによって明確に区切ることができました。 ハイキング、アウトドア、ライフスタイル、フットウェアなどがございますが、 各売り場での特徴を巧みに演出することにより、 いらっしゃるお客様も求めるニーズに合わせ、商品を探しやすい環境になっていると思います。本日はコロンビア東京フラックシップにお越しいただきありがとうございます」
「世界に発信するショールーム」と表現する店内とは?




つづいて店内をチェック
「COLUMBIA TOKYO FLAGSHIP」限定アイテムも登場

実はこの「COLUMBIA TOKYO FLAGSHIP」のオープンにともないここでしか手に入らないロゴを配したアイテムを展開。コロンビアの象徴とも言えるバハマシャツの右胸にロゴを配した特別モデルだ。


成田さん曰く「色味がたくさんあると迷ってしまいますが、あえて選ぶとすると今年はオレンジが推しです。ロゴがあるバージョンもないバージョンご用意しています。ペールトーンの優しい色合いがウェアとして定着してきたなかで、その中でも最も始めやすい色なんじゃないかなと思います。鮮やかさもあるカラーリングで、これから暑い季節に颯爽とぜひ着てほしいですね」
とむしろ爽やかに語ってくれた。暑い暑い夏だが、身にまとうウェアで気持ちをプラスに変えるには、このベンチレーション搭載の確かな機能性に基づいたウェアなら、オレンジは大いにアリだろう。
このほか限定アイテムを一気見



こちらの傘は、レインジャケットの残反を利用したものだとか。これには先に登場していただいたショップスタッフの成田さんも驚いたご様子。そして長い傘ではあるが軽量性も担保された、新しい傘の誕生と言えそうだ。
ショップの中身をぐるっと紹介

1F「HIKE」エリア

1F「SEASONAL HIGHLIGHTS」エリア

1F「FOOTWEAR」エリア

2F「COLUMBIA BLACK LABEL」エリア

アウトドアの過酷な環境を想定した生地開発から成る、クリーンで大人なウェアがラインナップ。
2F「LIFESTYLE」エリア

2F「OUTDOOR」エリア

実際に着てみました
僭越ながらショップスタッフの成田さんに筆者に合うウェアを選んで試着させていただきました。

この日の天気は最高33.5℃と6月とは思えない気温に。店内は空調の効いた心地よい空間なものの、半袖でもコットン地のシャツでは少し暑く、着てみるとふわっと涼しい感覚に。
ベンチレーションによる、空気を取り込んでくれるディテールの素晴らしさを実感。ですがそれ以上に、何十年も愛され続けてきたこのラインが、デザインを大きく変えずそれでいて機能性をアップデートし続けていることに驚き。こんなに軽くなりそれでいてタフ。ぜひ一度袖を通してほしいと筆者も感じた次第。
最後に

取材を終え、ほっと原宿の明治通りを歩いていると燦然と輝く「COLUMBIA TOKYO FLAGSHIP」のLEDビジョンが。道の反対側を歩いていた筆者でしたが
「なにあれ!何かできるの!?」
「うわすごいきれい」
と街ゆく人々の注目の的になっていたのが印象的に筆者には映った。そして注目が集まれば期待もされる。
まだまだ紹介しきれていないアイテムも、店内のユニークな仕組みもたくさんある。行けばわかる体験がそこに広がっているのだ。そうした意味合いも含めて「アウトドアを開放する」「世界に発信するショールーム」なのだろうと感じた。