【ロープワーク完全マスター講座】第1回 巻き結び
2016.07.15
テントやタープを張ったり、ランタンや食器を吊り下げたり、自分の体の安全を確保したり、ロープワークはアウトドアのあらゆるシーンで僕らを助けてくれる。ロープワーク7つの基本をマスターしよう!
【巻き結び】杭や切り株、カラビナなど、輪を通すことのできる対象物にロープを結ぶときに重宝する。簡単かつスピーディに結べるうえに、汎用性も高い。まず第一におぼえてほしい結び方だ。
1.輪を作る2.もうひとつ輪を作る
3.右の輪を左の輪の上に重ねる
4.重ねた2つの輪を対象物に通す5.両側を引っ張る
とっくり状のものを吊るすのに便利
巻き結びの別名は「とっくり結び」。とっくり状のものを吊るすのに便利だからだ。別名が「インク・ノット」なのは、インク壺の口を結ぶのに使ったため。
イラスト/田中斉、長谷川弘
構成/DOCO(大塚真)、大澤竜二