愛犬と日本中を旅する!快適車中泊のマル秘テク | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.11.18

    愛犬と日本中を旅する!快適車中泊のマル秘テク

    季節を問わず、目的地のすぐ近くに泊まれて、すぐに遊べるー普段使いできるクルマに創意工夫を凝らして、利便性を大いに高めている遊びの達人たちの車内を拝見!

    雪と波を追いかけ、
    愛犬と日本中を旅してます!

    プロスノーボーダー
    加藤彩也香さん(27歳)

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    10代からハーフパイプなどのコンテストで優勝多数。現在は自然地形を滑るフリーライドに力を入れていて、日本各地を犬連れで旅している。

    日産 エクストレイル×プロスノーボーダー

    「11歳のときから、車中泊で旅をしているんですよ!」

    爽やかな笑顔でそういわれ、びっくりしてしまった。

    加藤彩也香さんはお兄さんの影響で11歳からスノーボードを始め、家族と雪を求めて全国を旅するようになった。若くしてプロになると18歳で国内の大会を制覇してトップライダーに。今年は山岳を滑降する「フリーライド」の世界大会で入賞するなど、小柄でふんわりしたキャラからは想像できないほどアグレッシブなライダーだ。

    「冬はパウダースノーの中で、夏は波の上で楽しんでいます」

    そんな旅の相棒が愛犬のパズくん(4歳)だ。

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    「パズはアイヌ犬と甲斐犬のミックスで雪や寒さにはメチャクチャ強いんですけど、夏の猛暑は苦手なんです」

    だから車中泊で最も気を使うのは温度管理だ。夏場はエアコンを積極的に使い、直射日光を避けて体温を下げる工夫をする。

    「冬に家の窓の結露を取るシートがホームセンターで売ってますよね。あれを全部の窓に貼って日よけにしています」

    粘着テープが付いているので着脱が簡単。外からの視線も防げて防犯にも役立つので女性にはとくにおすすめだそうだ。

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    愛犬との車中泊でもうひとつ気になるのが泥汚れや抜け毛対策。クルマの左側をパズくん、右側を彩也香さんのスペースにし、パズくんのベッドには毛が絡みにくい発泡ゴムシートを、彩也香さんのベッドはエアマットにラグをかけ棲み分けている。

    「でも抱きついて眠っちゃうんで、あんまり効果ないんですけどね(笑)」

    『エクストレイル』は車内が丸洗いできるのが気に入っているがミニバンほど広くない。そこで居住空間を確保するためにジェットバッグを最大限利用し、天井や壁面の吊り下げ収納をするのもポイントだそうだ。

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    全長×全幅×全高=4,455×1,765×1,750mm 排気量・エンジン=2,000cc直列4気筒

     

    人と愛犬の占有スペースを分ける

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    右側:彩也香さん用、左側:パズくん用。

    抜け毛や泥などで汚れないようパズくんのスペースを決め、足拭きタオルなどパズくんに使う道具もそこにまとめている。彩也香さんの洋服やバッグなどは踏まれないように反対側の壁に吊って収納。

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    ここにフード、リード、トイレスコップなど。

    超アクティブ・ウーマン!

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    ©Yonefilm

    パウダースノーを舞い上げて大斜面を滑走!

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    夏はサーフィン。いい波を追いかけてサーフトリップに出る。

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    厳冬期の冬山へ登って滑降する。パズくんも一緒だ。

     

    一緒に寝られるよう広い空間を確保

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    スノーボードやキャンプ道具はすべてジェットバッグに収納。

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    サーフボードは車内の天井に吊るして、ゆったり座れるスペースを作っている。

     

    温度管理は徹底!

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    窓に結露防止シートを貼って陽射しを遮断。

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    犬用のアルミパネルで体温を下げてあげる。USBの充電式コードレス扇風機はパズくんの大のお気に入りだ。

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    犬旅の必携品♡

     

    外から見られてもいいようにひと工夫

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    シュラフやマット、生活雑貨などの細々したものは壁にフックでぶら下げ、その上からジャケットで目隠し。女性ならではの収納術だ。

     

    こだわりの犬連れ車中泊ポイント

    1.掃除しやすく、汚れても洗える内装に

    2.夏場は遮光と冷房を徹底して愛犬を守る

    3.ジェットバッグで広い車内スペースを確保

     

    ※構成/ホーボージュン 撮影/古瀬美穂

    (BE-PAL 2020年10月号より)

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