ベランダでも簡単!おうちキャンプを楽しむコツとおすすめ道具 | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.10.06

    「広い庭があればいいけど、うちはマンションだからぁ」と嘆くことなかれ。風通しも良く見晴らしも良い、そして道具も持ち出しやすいベランダこそ、「おうちキャンプ」の絶好の場所なのです!

    うまく焼けるかなぁ~

    ギア揃いのバルコニーキャンプで一日中、家族は大はしゃぎ!

    近くに着いた時点ですでに良いにおいがあたりに漂っている。今回お邪魔するのはSANZOさん一家のお宅。ご主人は週に1回はフィールドに行くという生粋のキャンパーでインスタフォロワー数は2万人オーバー。

    時間がかかる料理にも挑戦!
    特製バームクーヘン作り

    本来は豚の丸焼きなどをするための「サンゾクマウンテン」のプロダクトで、バームクーヘン作り。「生地をぬって、焼いてを繰り返す、割と地味な作業だけどやっていると不思議にハマリますよ」とSANZOさん。

    そんなSANZO邸には、驚くほど広いバルコニーがある。この家に決めた理由のひとつにもなっているそのバルコニーは、もはやキャンプ場の1区画くらいの広さ。なんとも羨ましいオープンエア空間だ。そこにテントを2張と、いつもキャンプで使っているギア類を配置したら、フィールドとほぼ同じキャンプエリアの完成だ。 SANZOさんが火の上で鉄の棒に巻いて、何やらクルクルと回している。塊肉かと思いきや、実はバームクーヘン。これが甘くて良いにおいの元だったのだ。さすがにバルコニーで焚き火をおこすわけにはいかないので、焚き火台に炭をセットして、家族で楽しめる料理を作っているという。

    料理人気分で楽しいかも

    「キャンプでは手間がかかりすぎるこんな料理に挑戦できるのも、バルコニーキャンプの良さですよね。ほかにもキャンプで作ってみたい新メニューを試したり。家でなら仮に失敗しちゃっても、ほかのものを食べればすむわけですからね」

    完成!

    六角形のヘキサテーブルで団らんスペースをより快適に

    「サンゾクマウンテン」の焚き火台と「TheArth」ブランドのヘキサテーブルの組み合わせ。下にラグを敷き詰めているのは、無機質な床を隠すため。裸足で寛げるし、防寒対策にもなる。

    SANZOさんがバームクーヘンを焼くかたわらでは、息子の大河くんと奥様、そして2匹の愛犬たちが思い思いのキャンプタイムを楽しんでいる。いい感じに日陰に立てられたテント内は、愛犬たちの昼寝スポットとしても優秀だし、そのまま家族みんなでテントで寝ることもあるという。
    「キャンプギアをメンテナンスする場としても、おうちキャンプはいいんですよ。ここでテントを張ったり、ランタンやストーブなどの使い方や不具合などを確認しておけば、キャンプ場に行ったときに、困るリスクもかなり減らせますからね」

    大容量バッテリーでガジェットをフル稼動

    電力は「Jackery」の大容量ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせで確保。USB×4のほか、AC電源も2つまで繋げられるから、スマホの充電をしながら、ゲームやプロジェクターなども同時に使える。

    テント2張はふかふかマットで、お昼寝&休憩スペースに

    テントは「スナグパック」のバンカーと「MSR」のベロの2つを愛用中。中にはふかふかのエアマットとブランケットを敷いて、快適な昼寝場所にしている。タープは、あえて張らずに開放感を優先している。

    夜はプロジェクターで
    エンタメ時間スタート!

    2mの距離がとれるから、プロジェクターも大画面で楽しめる。ゲームに映画にと、家族揃ってエンタメ時間を満喫。盛り上がりすぎてついつい夜更かししてしまうこともしばしば。それにしてもこの広さ、羨ましすぎる!

    あたりが夕闇に包まれると、SANZOさん愛用のたくさんのビンテージランタンが灯り、おうちキャンプはエンタメモードに。プロジェクターを使い、動画やゲームを家族みんなで大画面で楽しむのだ。この日は大河くんのリクエストで大人気中のゲーム『どうぶつの森』をプレイ。屋外という臨場感もあって、「家の中より盛り上がれる!」と大河くんは大はしゃぎ。
    「深夜になったら大人だけで、お酒を飲みながらホラー映画を観たりもしますよ。室内で観るよりも怖さが桁違いですね(笑)」

    プロジェクターは「Anker」の製品。500㎖缶よりも小さいサイズながら、高い解像度と高性能スピーカーを内蔵。

    スクリーンはネット通販で3000円ほどで購入したもの。約2m×1mの大画面で楽しめる。

    ボードゲームでじっくり
    親子コミュニケーション

    アナログなボードゲームも楽しみのひとつ。最近、大河くんがハマっているのは『どうぶつしょうぎ』。シンプルながら大人も熱くなれる。

    ランタンやストーブを用意して
    片っ端から火を付ける

    ランタンはケロシン系がメイン。ビンテージものなのでメンテは必須。写真左は「武井バーナー」のもの。「かなり暖かく過ごせるキャンプストーブです」(SANZOさん)

    焚き火台と炭火の組み合わせで
    手間いらず煮込み系料理

    夕飯はダッチオーブンでじっくり煮込んだビーフシチュー。六角テーブルを囲みながらみんなでワイワイと食べる。
    「普段だったら、家族ってそれぞれの居場所に分かれて生活することが多いですよね。例えば僕はリビングで寛ぎ、息子は自室でゲーム。奥さんはキッチンで料理する、みたいに。でも、このバルコニーでのキャンプだったら、ひとつの場所で一日中家族みんなが一緒に過ごすから、コミュニケーションも自然にとれることに気付いたんです」

    夜ご飯はジャガイモが丸ごと入ったビーフシチューとガーリックトースト。下ごしらえは自宅のキッチンでして、最後の仕上げを炭火で。手軽だけどしっかりキャンプ気分を味わえるSANZO家の定番メニュー。

    蔵庫完備のバー・スペースで
    夜空を見ながら大人の時間へ

    バー・スペースに置いてあるのは「ドメスティック」のポータブル冷蔵庫『コンビクール』。AC電源のほか、カセットガスでも冷やせるのでキャンプに最適だ。

    ソト飲み最高ッ!

    夜が更けるころには愛犬たちもお休みモード。大河くんもよく犬と一緒にテントでそのまま寝ちゃうとか。

    作る、食べる、遊ぶをみんなで分かち合う。理想的な家族団らんの場が、ここにはあるのだ。

    SANZOさんファミリー

    ご主人のSANZOさん(45)は無骨なギアが大好きで、豚の丸焼きなど豪快な料理も得意。奥様のゆうこさん、9歳の大河くんに愛犬2匹の仲良しファミリー。人気のインスタアカウント名はSANZOKOUMUTEN。

    ※構成/櫻井 卓 撮影/見城 了
    (BE-PAL  2020年7月号より)

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