デイキャンプに最適!DODのサブマリンテントMを試してみた | テント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.07.11

    デイキャンプに最適!DODのサブマリンテントMを試してみた

    私が書きました!
    ママキャンライター
    天嶺 葵
    北海道在住。キャンプと料理、DIYをこよなく愛するアウトドア系フリーライター。3児の母でもある。本格的なキャンプはもちろん、子どもやペットのニワトリと楽しめる、手軽なアウトドアライフを満喫中。目下の夢は老若男女にアウトドアの楽しさを広める、ブッシュクラフトインストラクターになること。

     

    デイキャンプで日よけや休憩する場所が欲しい。そんなときに活躍してくれるのが、ワンタッチ式のお手軽テントです。男手があるときならまだしも、ひとりでテントを張らなくてはいけないと思うと、ちょっと面倒……でもくつろげる場所は欲しい。

    そんなときに「これはいい!」と感じたのが、このDOD(ディーオーディー)のサブマリンテントMでした。設営から撤収までが驚くほど簡単なワンタッチテント。実際の使用感をご紹介したいと思います。

    ワンタッチテントはデイキャンプに使えるか

    専用のコンプレッションバッグのおかげで、コンパクトな見た目です。

    結論から言うと、十分に使えます。というより、むしろ最適解ではないでしょうか。日よけはワンタッチサンシェードやパラソル、タープでもいいのですが、テントの居住性が段違いなのは言うまでもありません。ですが難点はその設営の手間。デイキャンプには手軽さの面でやや不向きとも言えます。

    そこでワンタッチ式のサブマリンテントです。傘のように広げて設営できるのが大きなポイント。女性ひとりでも扱えるというのは、私にとって大きな魅力でした。フロアレスシェルターという床のないデザインに、大きな開口。サンシェードとしてもテントとしても使える優れもの。試してみない手はありません。

    カラーはイエローとグレー。サイズはMLがありますが、今回はより持ち運びやすいMサイズを試してみることにしました。

    実際に設営してみよう

    設営手順 -1-

    ①バッグから本体を取り出します。
    ②分かりやすい写真入りの説明書が一緒に入っています。見ながら進めていくといいですね。
    ③テントを置いて、広げます。タコのように広がって見えます。
    ④持ち上げて、入口を探します。

    設営手順 -2-

    ⑤入口から中に入ります。真ん中の天井部分にある、ワンタッチ機構を探します。
    ⑥テント内部から、ワンタッチ機構のジョイント部分を持ちます。片方の手で上に押し上げながら、もう片方の手でロープを下に引き、傘を開く要領でテントを開きます。
    ⑦開いた状態。ここから4本の屋根フレームを引っ張ると、ロックされて屋根が広がります。
    ⑧4隅の足を伸ばします。屋根フレームと同じく、ロックされるまで引っ張るだけ。

    設営手順 -3-

    ⑨完全に広がりました。「えっ、これで終わりなの?」という簡単さ。
    ⑩強度の高いスチールペグが、12本付属しています。
    ⑪スカートを固定するベルト(4箇所)にペグを打ち付けて、固定します。
    ⑫4箇所だけでもかなりしっかり留まる印象ですが、風があるときなどは状況に応じて、固定用のロープ(8箇所)を使い、さらにペグ打ちすると良いでしょう。

    これで設営完了です。ここまでで10分ほど。驚くほど早いですね。

    外観・居住性などの感想

    身長159cmの娘が立っても、まだ余裕のある高さがすごい。

    設営してまず思ったのが「広い!」でした。壁が垂直に設計されているため、空間が広く圧迫感を感じにくいのです。ドーム型テントとの差は歴然で、テントというよりは部屋の中にいるような印象です。

    身長159cmの娘はもちろんのこと、168cmの私も中心部分にギリギリ立つことができました。カタログ上の高さは165cmですので、設置する地面に多少影響されるようです(この時は砂地でした)。

    横から見ると、くすっと笑ってしまう愛嬌があります。

    左右の側面には丸い採光窓が3つずつあり、締め切っても中が明るく感じます。機能性だけでなく、デザイン的にもユーモアがあると思いました。下の換気窓はメッシュになっていて、内側からファスナーで開閉できます。

    こちらは山で設営したときの写真。前後の入口は全開にすると、開放感バツグン!

    前後の開口が大きいので、全部広げると中に熱がこもることもなく、サンシェードとして優秀に機能します。

    フロアレスの床にはレジャーシートを敷いたり、チェアを置いたり、使い方は自由自在。手持ちの180cm×120cmのシートを敷いてみましたが、床のない部分に靴を置けるのが便利でした。

    「ポイント高い!」と思ったのが、このスカートと天井換気口。

    サブマリンテントには、すそ周りにぐるっとスカートがついています。ペグ打ちに役立つだけでなく、砂などの侵入を防いでくれるのがいいですね。スカートなしのものよりも、高級感があるように見えます。

    また、天井には換気窓(2箇所)がついており、室内の温度や湿度の調整に一役買ってくれます。

    室内にはチェアを置いても。子どものお着替え場所にも使えそうです。

    正直なところ、ワンタッチのテントはもっとフニャフニャした作りだと思っていました。ですが、実際に設営してみると、グラスファイバーとスチールから出来たフレームは、予想を裏切るしっかりした作りで、ワンタッチテントの進化を感じることができました。

    お片付けも簡単

    撤収手順

    ①ペグを外したあと、屋根フレームについているオレンジのテープ部分(2箇所)を持ち、下に引き下げます。
    ②4隅の足フレームは、オレンジの部分を押して縮めます。
    ③折りたたみ傘のイメージで足部分をまとめ、たたんでいきます。
    ④付属のベルト(2本)で留めて、バッグに戻せば撤収作業完了です。

    折りたたみ傘同様、たたむのに多少コツがいりそうですが、一度覚えてしまえばむずかしいことはありませんでした。

    まとめと仕様

    DODのサブマリンテントM、全体的にみて大満足でした。

    春夏秋に活躍する、サブマリンテント。と思いきや、実はわかさぎ釣りのテントとしても活躍してくれるそうです。色んな可能性のある簡単テント。我が家はポールを何本もつないで通さなければいけないサンシェードから、こちらに乗り換えました。

    重量が7.5kgあるので、女性には少し重いかな?というところですが、機能を考えればそれも納得のいくところ。用途は日よけメインで考えていましたが、夕方になり寒くなってきたときに、開口部を全部閉めたら風よけになってくれたのは、うれしい誤算でした。

    女性ひとりでも設営は可能ですが、ふたりいるとなおラクに作業できます。本当に手軽に設営~撤収が可能ですので、デイキャンプ用のテントを探されている方は、選択肢の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

    サブマリンテントM (T2-608-GY)

    組立サイズ(外寸)        (約)W190×D190×H165cm ※スカート部分は除く
    収納サイズ        (約)W105×D20×H16cm
    重量(付属品含む)        (約)7.5kg
    収容可能人数      大人2
    材質      テント:150Dポリエステル(PUコーティング)
    テントスカート:210Dポリエステル(PUコーティング)
    フレーム:グラスファイバー・スチール
    ペグ:スチール
    最低耐水圧        1500mm
    付属品   ペグ、キャリーバッグ、ロープ(テントに付属)

    DOD公式サイト https://www.dod.camp/

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