コールマンのシェードやYETIのクーラーボックスなど、“炊き出し”で活躍した有能アウトドアギア | 道具・ギア 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.10.26

コールマンのシェードやYETIのクーラーボックスなど、“炊き出し”で活躍した有能アウトドアギア

コールマンのシェードやYETIのクーラーボックスなど、“炊き出し”で活躍した有能アウトドアギア
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「令和8年熊本地震」の今

7月28日に熊本で起きた地震から、早いもので二ヶ月以上の時が過ぎました。

僕が代表を務めている「一般社団法人 Change The World」(以下、CTW)も、「Action For Kumamoto」と銘打って、自分たちにも何かできることをやろうという思いから、微力ながら炊き出しの活動をスタートさせました。

メンバーそれぞれ本業がありますのでね、頻繁に行うことはかないませんが、月に一度くらいのペースで、無理のない範囲で続けていきたいと思っています。

僕らが支援しているのは、氷川町。

同町でも住宅の倒壊は著しく、いまだに手つかずのままになっている家屋も、あちこちに見られます。仮設住宅への入居も始まっていますが、今のところ抽選制になっていて、まだまだ戸数が十分ではないようです。

それゆえ、体育館のような公共の避難所での生活や、敷地内の応急仮設住居、あるいは車中泊を続けていらっしゃる方も、まだ少なくありません。

僕はTVを観ないので詳しいことは分かりませんが、熊本地震に関する報道も、時間の経過とともに随分と減っているのではないでしょうか。もちろん、人々の関心が少しずつ日常へ戻っていくのは、ある意味では自然なことです。

だからこそ、近くにいる僕らが実際に現地へ足を運び、そこで暮らす方々の声を直接聞くことが、大切になってくるのだと思います。ニュースや数字だけでは見えてこないものが、現地にはたくさんありますからね。

甘酒やマッサージでほっと一息をお届け

月に一度くらいのペースですが、長く続けていこうと思います。

今回、午前中は氷川町のとある公民館で、午後は町の大きなコミュニティ施設の前で、炊き出しを行いました。

以下が、僕らが用意したメニューです。

〇CTWのお米で作った甘酒/ホット・アイス

〇無農薬ミカンと黒糖で作った酵素シロップジュースのソーダ割り

〇ホットコーヒー

〇米粉のクッキー

〇きゅうりとナス(お持ち帰り用)

〇無料のマッサージ

こんな感じです。

僕らCTWが提供するのは、いわゆる「主食になるもの」ではありません。もちろん、それも必要だと思います。でも僕らが心掛けているのは、なんとなくほっと一息つけるような飲み物や食べ物と、少し気持ちが緩むような空間づくり。

カフェみたいな雰囲気でね、肩の力を抜いて、しばらくリラックスしてもらえたらと思っています。

いろいろな不安や悩みを抱えていらっしゃる方も多いと思います。そんな状況の中でも、ほんのひととき、日常に近い感覚を取り戻せるような時間を届けられたらとね。

こちらはユカさんが作ってくれたクッキー。
こちらはナオコさんが作ってくれたクッキー。どちらも試食させてもらいましたが、とても美味しくて優しい味です。

米粉のクッキーはね、お米づくりを通して知り合ったユカさんとナオコさん、お二人に作っていただきました。1セットずつ丁寧に袋に詰めてくださってね、なんと200人分も。僕も試食させてもらったけれど、本当に美味しかった。愛情たっぷりの、優しい味です。

僕らが作ったお米で仕込んだ甘酒。一般社団法人Change The World のメンバー、こずえさんの手作りです。

甘酒は、CTWメンバーのこずえさんの手作りです。「飲む点滴」と称されることもある甘酒を、自分たちで育てたお米で作ることができたことに、無上の喜びを感じます。こちらも程よい甘さで、とても飲みやすい。

そして酵素シロップは、仕込んでから1ヶ月が経ったもの。発酵具合もちょうど良さそうで、避難生活で疲れた身体のコンディションを整える一助になれば、という思いも込めています。今回用意したものの一つひとつに、それぞれ作り手がいて、背景がある。

酵素シロップはメンバーみんなで仕込みました。材料はオーガニックの青蜜柑と黒糖のみ。

ただ「配るための飲み物やお菓子」ではなく、誰かの手を経て、時間をかけて作られたものを持っていく。

そういうところも、僕らが大切にしたい部分です。

そんな飲み物を飲んで、クッキーを食べながら、僕らと他愛もない話をしてもらったり、マッサージを受けたり。

椅子なんかもたくさん用意してね、お時間のある方はゆっくり腰を下ろして休んでもらいました。

空間作りで頼りになるシェード

午前中の炊き出し会場に到着した時は、前夜からの雨が降り続いていました。そんな時にね、コールマンの「インスタントバイザーシェード」が有り難かった。

雨の中でもさっと立てられてね、非常に軽い。一人でもいけるのではないかと思うほどの手軽さです。中に潜り込んでセンターの軸をプッシュするだけで、パーンと張ってくれる。

午前と午後で場所を変えて、僕らの炊き出しカフェはとても賑わいました。

インサイドの布地が黒なのでね、外からの光を柔らかく受け止めて、とても落ち着いた雰囲気になります。日差しが強い時などにも向いているでしょうね。

今まで様々なポップアップシェードやポップアップタープを購入しましたし、他の方の物なども観察してきましたが、これほどまでに安心感があって、なおかつスタイリッシュなシェードは、なかなかないかもしれません。

僕らは公民館の玄関の横に、それを2台並べてね、マルシェの出店者のようなスタイルで炊き出しをスタートさせました。来られる方々には、雨に濡れない建物の屋根の下でゆっくりしてもらいます。軒下には、キャンプなどで使う椅子を並べました。

こういう時、アウトドアギアというのは実に頼りになります。

コンパクトにまとまるし、軽くて丈夫で設営も簡単。そしてスタイリッシュ。コールマンのシェードは非の打ち所なしです。

本来は自然の中で快適に過ごすための道具ですが、こうした非常時には、簡易的な「生活空間」をつくる道具としても、その力を発揮してくれるんですね。

サイズ感、使い勝手、申し分なしのクーラー

炊き出しをしたのは9月の終わり頃でしたが、熊本ではまだ蒸し暑い日が続きます。暖かい飲み物ばかりではなく、冷たいものも喜んでいただきました。

甘酒や酵素シロップの冷蔵保管に大活躍だったのが、YETIの「Tundra 45 クーラー」。

まず車で運搬する時からいい感じでした。車内はスペースが限られていますが、このクーラーは積み重ねてもね、ブレーキを踏んだ時に滑り落ちたりしないんです。いい感じでスタックできます。

YETIの存在感のあるクーラーボックスにキュウリをどっさり入れて、みなさんにお配りしました。

45リッターっていうサイズ感も、使い勝手がちょうどいいですね。蓋を閉じているときは、椅子にもテーブルにもなる。

当然のことながらね、保冷力はこれまで体感したことのないレベルでした。いや、ほんと。

冷やしていたわけではありませんが、このクーラーにキュウリをドッサリと詰めて、皆さんにお配りしました。

見た目にもかなりインパクトあったと思います。

現地に行ってわかること、感じること

お野菜の配布は、ほんとうに喜んでいただきましたね。新鮮な野菜が持つ力を、あらためて感じました。

「避難所だと野菜不足だけんね……」

「こっちではとても高いけん……」

「久しぶりに野菜が食べられる……」

そんな声を聞くたびに、あらためて、被災された方々の健康状態が気になりました。災害が起きた直後には、どうしても「命を守ること」が最優先になります。

でも、そこから時間が経つにつれて、食事や睡眠、運動、そして人とのつながりといった、日々の暮らしそのものが大切になってくる。

現地で皆さんと話をしていて、そんな当たり前のことを、あらためて感じた次第です。

配布した野菜は、僕が住むエリアの農家さんたちが、寄付、あるいはとても安い価格で提供してくださいました。

同じ熊本に暮らす農家の皆さんの日々の営みから生まれたものが、被災された方々のもとへ届き、笑顔につながっていく。

そう思うと、あらためて農家の皆さんにも感謝したいですね。こんなにありがたいことはありません。

ハオさんのマッサージもみなさんとても喜ばれていました。アウトドアチェアも大活躍。

今回、僕らメンバーに加えて、マッサージを本業となさっている米村ハオさんが、「私にも何かできることを」と名乗りをあげてくださいました。避難生活でお疲れの方々に、癒しの時間をプレゼントしてくださったのです。肩や首、頭のマッサージ。

ここでもYETIやコールマンのアウトドアチェアが、いい仕事をしてくれました。

ハオさんによると、ローチェアよりも、背もたれが程よくある、ハイチェア寄りのものが上半身の施術には向いているそうです。なるほどね。普段はキャンプで「座り心地がいいな」くらいに思っている椅子が、こういう現場では、人の身体を預けてもらうための道具になる。

道具というのは、使う場所や目的によって、また違った顔を見せるものですね。

笑顔が生まれる炊き出しコミュニケーション

午後になってコミュニティ施設前に移動した頃には、雨も上がって、爽やかな風が吹き始めました。

ここには入浴施設がありますのでね、自宅のお風呂が使えない方や避難所にいらっしゃる方々が、たくさん来られます。

僕らが提供しているものは、炊き出しとしては珍しいラインナップなので、よく立ち止まっていただきましたし、腰を下ろしていかれる方もいらっしゃいました。少し小さめに音楽もかけたりしてね。

予定の時間を迎える頃には、ホットコーヒーと野菜はちょうど品切れとなりましたし、甘酒や酵素シロップジュースも、たくさん注文していただきました。

夕方、シェードを折り畳む頃には、西の空には青空も見え始めてね、なんだか清々しい気持ちになったものです。

被災地ではね、何台もの車で連なって押しかけるようなことはしたくありません。でも、なるべくたくさんの物資を、効率よくお届けしたい。限られた車内スペースを有効に使って運搬するには、コンパクトにまとまって、なおかつパフォーマンスにも優れたアウトドアギアは、とても重宝するのです。

キャンプギアなどをある程度揃えておくのも、いざというときの備えとしては、とても有効かつ合理的なのかもしれません。普段は遊びのための道具でも、少し視点を変えれば、非常時の生活を支える道具にもなる。

そんなことを、今回の活動を通して実感しました。

今後もこの炊き出し活動を続けていくにあたって、今回いただいた声をしっかりと胸に置いて、現地に赴きたいと考えています。有能なアウトドアギアが、僕らの背中を後押ししてくれていますしね。

そして次回に向けて、メンバーから早速いいアイディアが。

これから少しずつ寒くなってきますので、野菜たっぷりの汁物を大鍋で作って持っていくのはどうだろう、と。

それ、いいね、と。ぜひ実現させたいと思います。

ただ食べ物や飲み物を提供するだけではなく、人と人が言葉を交わして、少し笑って、ちょっと気持ちが軽くなる。そんな「炊き出しコミュニケーション」を、しばらく続けていこうと思います。

「一般社団法人 Change The World」の新たな活動、「Action For Kumamoto」。どうか、見守ってください。

今回の炊き出しのメニュー表。

今回のアウトドアにすすめの一曲

マービン•ゲイ「Distant Lover」
こんな曲を聴きながら外でマッサージ受けたりしたら、溶けますね。

東田トモヒロNEWS

現在、東田トモヒロが代表を務める一般社団法人Change The Worldでは、令和8年熊本地震の被災地への支援活動を計画しています。

募金の窓口は設けておりませんが、Change The Worldのオリジナルグッズをご購入いただくことで、その収益が活動の継続と支援の力になります。


ご購入をご希望の方は、こちらよりお願いいたします。

https://slowjam.thebase.in

【2026.11.07~ camp in (sat-sun) TOMO CAMP CLUB @sotosotodays 山中湖みさき】

東田トモヒロPresents、特別な音楽とキャンプの時間。目の前に富士山と山中湖を望む最高のロケーションで、心地よい音に包まれながら、素晴らしい2日間を過ごしましょう!

■ 開催日:2026年11月7日(土)〜11月8日(日)

■ 会場:sotosotodays CAMPGROUNDS 山中湖みさき

(山梨県南都留郡山中湖村平野2431-2)

■ 出演:東田トモヒロ、時川大輔&more…?

■ Opening Act:Ryo-uta

■ チケットのご案内

東田トモヒロのオフィシャルWeb Shopにて販売いたします。

https://slowjam.thebase.in

料金・種類について

※当日にキャンプ宿泊(キャンプイン)をされる方は、人数分の【ライブチケット】と【キャンプインチケット】の両方が必要となります。別々のお買い求めとなりますので、買い漏れのないようカートへ一緒にお入れください。

① ライブチケット(必須 ※中学生以下無料)

・Tomo Surf Club メンバー:3,000円(税込)(メンバー専用クーポンを配布)

・一般:4,000円(税込)

② キャンプインチケット(宿泊される方:お一人様につき ※中学生以下無料)

・4,000円(税込)

③ ファミリーキャンプインチケット(大人2名分のライブ料+キャンプイン料込※クーポン対象外)

・12,000円(税込)

※大人2名、または「大人2名+中学生以下のお子様連れ」のご家族でお得にご利用いただけるパッケージチケットです。

④ 高校生割チケット(ライブ料+キャンプイン料込)

・1,000円(税込)

※16歳〜18歳はお得に入場券を購入できます。

※中学生以下の方は保護者同伴に限り入場無料となります。

著者画像

東田 トモヒロさん

シンガーソングライター

1972年生まれ熊本市在住。ニューヨークでのレコーディングを経て2003年にメジャーデビュー。旅とサーフィン、スノーボーディングをこよなく愛し、そのオーガニックなサウンドを通して「LOVE&FREEDOM」を発信し続けるシンガーソングライター。

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