イケ面採用!「BMW iX3」は長~く走れて給電もできちゃうのだ | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2026.09.27

イケ面採用!「BMW iX3」は長~く走れて給電もできちゃうのだ

イケ面採用!「BMW iX3」は長~く走れて給電もできちゃうのだ
BMWはこんにちのSUV人気を盛り上げた立役者でもある。2000年に登場したアッパーミドルクラスの「X5」は、乗用車のスポーティな走りと快適性を両立し、「街も郊外も楽しめる」都市型志向のラグジュアリーSUVというジャンルを決定づけた。現在ではさまざまなボディサイズのSUVを取り揃えている。今回紹介するのは、ミドルクラスに相当する「iX3」だ。
Text
BMW

BMW iX3ってどんなクルマ?

写真ではわかりにくいが、始動時はグリルからヘッドライトまで白いラインが点灯する。

現在、BMWのラインアップのうち頭に「i」が付くモデルは電気自動車だ。「iX3」はミドルクラスの「X3」の電気自動車版となるが、専用設計でしかもまったく新しいコンセプトを取り入れている。ひとめでわかるのが、顔つき。これまでのBMWに比べて鼻(のように見える)フロント部分のキドニーグリルが縦に細長く、ヘッドライトまでつながる白いデイライトでモダンな印象を高めている。全知的にはシンプルな面構成ながらシャープな造形で、とても先進的。

後ろ姿もモダン。いわゆるクーペシルエットではなく、存在感のあるSUVとしてデザインされているため、後席の居住性や荷室の広さもしっかり確保されている。

日本に導入されたのは「iX3 50 xDrive」で、2つの高出力モーターを搭載した四輪駆動。標準モデルとスポーティな「Mスポーツ」が選べ、標準モデルでの一充電あたりの航続距離は906kmに及ぶ。これは日本で販売される電気自動車のなかで最大の数値だ。

運転に集中しやすい先進的なレアウトを採用

ハンドルの先にある、黒く細長い部分がディスプレイ。対話型音声アシスタントのアイコンも登場し、ユーザーの声かけに反応する。
車両の周囲を映し出すカメラ映像も高精細で見やすい。

室内空間も一見して新しさを感じさせる。速度計をはじめとする表示はフロントガラスの付け根部分に細長いディスプレイに一括表示。そのぶん前面パネルはすっきりとしていて、ハンドルは握る部分が縦長の形状。並行四辺形のセンターディスプレイは視認性だけでなくタッチ操作に対する反応に優れ、とても使い勝手がいい。シフトセレクターは小さなつまみ型で、はじめは各種操作含めて一瞬戸惑ったものの、慣れてしまえば(細長ディスプレイ含めて)前方への視線をそらさずに運転できて快適だった。

シートの表面は質感の高いレザー調素材。試乗した車両はフィールドでの使用に気を使う白系だったが、黒系も選べるのでご安心を。
後席でもストレスなく足を伸ばせる。

「iX3」は大容量の駆動用電池を床下に積んでいる。かさばるぶん床が高くなりがちなものの、後席に座っても座面から足元までの高さはしっかり確保され、リラックスして座れる。荷室も同様で、上げ底感の少ないフラットな空間には、3名分のキャンプ道具なら無理なく積める広さが確保されている。また、エンジンが搭載されていないため、前方のボンネット下に58リッターの収納空間が用意されているのもうれしい。

荷室は高さがあり、SUVを所有するメリットを享受できる。 

高速道路上で時速120kmまで手放し運転できる機能も

手元で動かすつまみ型のシフトセレクターを採用。

モーターで走る「iX3」はとても静かなのは当然、車両側の高度な制御によって加速時やカーブを回ったときのスムーズな動きがとても気持ちいい。優れた技術を乗員に意識させず運転の楽しさにつなげていくところは、BMWの伝統。電気自動車でもその魅力を存分に体感できる。

安全技術においても先進的。高速道路上で時速120kmまで、ハンドルから手を離しての走行(ハンズ・オフ運転支援機能)ができる「ハイウェイ・アシスト」を搭載(※1)。さらに、変更したい方向のドアミラーを見るだけで、自動で車線変更する機能も付き、遠出の安全をサポートする(※2)。

外部給電機能も備え、電気の力をアウトドアでも利用しやすくなった最新世代のBMW。標準グレードで982万円と高嶺の花ではあるものの、行動的な大人なら一度は乗ってみたいと思うはず。

(※1)ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じてただちにハンドルを確実に操作できる状態にかぎる。

(※2)「レーン・チェンジ・アシスト」機能。「ハイウェイ・アシスト」の1機能であり、いずれも2026年11月以降に利用可能。

【BMW iX3 50 xDrive】

  • 車体寸法:全長4,780×全幅1,895㎜×全高1,635㎜
  • 車両重量 :2,330kg
  • トータル最高出力:345kW
  • システムトータル最大トルク:645Nm
  • 乗車定員:5名
  • 一充電での走行距離(WLTC モード)906km。
  • 車両本体価格:¥9,820,000~

問い合わせ先

BMW

TEL:0120-269-437

NEW ARTICLES

『 試乗記 』新着編集部記事

イケ面採用!「BMW iX3」は長~く走れて給電もできちゃうのだ

2026.09.27

頼もしすぎるRAV4「アドベンチャー」の高機能を体感しよう

2026.09.26

シートを倒せる極楽・軽トラ「スーパーキャリイ」にキャンプ道具を積んでみた!

2026.09.10

【BYD ラッコに試乗】話題の軽EVは多彩なシートアレンジが外遊びで活きる!

2026.09.08

ピストン西沢が新型パジェロをチェック! 実車確認とスペックでアウトドア濃度が見えたぞ

2026.09.06

オフロード走行で実感! ジムニーノマドは運転前の不満を吹き飛ばすほどの日本の宝のような車

2026.08.09

豊洲に話題のクルマが勢揃い! 「BE-PAL アーバン SUV CAMP 2026」レポート ②

2026.08.07

豊洲に話題のクルマが勢揃い! 「BE-PAL アーバン SUV CAMP 2026」レポート ①

2026.08.07